なつぞら第24話のあらすじと感想(2019年4月27日放送)

2019-06-15

4月27日のなつぞら第24話のあらすじと感想です。

第4週「なつよ、女優になれ」の第24話。

泰樹(草刈正雄)と天陽(吉沢亮)が会場に来ないまま、なつ(広瀬すず)たちの演劇が始まった。練習の成果を出すべく必死のなつ。そして終盤ついに泰樹と天陽が現れる…。

第24話の主な登場人物

  • 奥原なつ(粟野咲莉)…ヒロイン
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 柴田照男(岡島遼太郎)…剛男と富士子の長男
  • 柴田夕見子(荒川梨杏)…剛男と富士子の長女
  • 柴田明美…剛男と富士子の次女(赤ちゃん)
  • 小畑とよ(高畑淳子)…雪之助の母
  • 小畑雪之助(安田顕)…菓子屋の店主、帯広のお菓子発明王
  • 小畑妙子(仙道敦子)…菓子屋の嫁
  • 小畑雪次郎(吉成翔太郎)…菓子屋の息子
  • 山田天陽(荒井雄斗)…絵を描くなつのクラスメイト
なつぞら登場人物

なつぞら第24話のあらすじ

泰樹と天陽がまだ到着していなかったが、演劇が始まった。練習では張り切っていた門倉は大勢の観客を前に緊張してしまう。

なつの長いセリフの最中に泰樹と天陽がやってきた。芝居を見終わった泰樹は神妙な面持ちになっていた。

楽屋に戻ったなつや雪次郎は、緊張から解き放たれ達成感に包まれていた。そこへ天陽がやってくる。

ロビーには泰樹が1人座っていた。そこへ柴田家や雪月のみんなが合流し、なつや雪次郎もやってきた。泰樹に感想を聞いたなつに泰樹は自分のところの牛乳も農協に預けることにすると言い出す。

緊張しているのは誰!?

演劇が始まった。緊張してしまった村長の門倉がセリフを忘れてしまい、FFJの歌を歌い始める。天陽の家の牛を見に行っていたため泰樹と天陽はまだ会場に到着していない。

拍手と歓声

泰樹さんと天陽君がまだ来ない中、舞台の幕が上がりなつの出番がやって来ました

あっペチカ様!

ペチカ様!

皆さん村長がたった今川下の村から戻ってきました

村長が!?

戻ってこられたか!

おい門倉!何してる?

出番だ!早く行け!

はは~っ!

村長!

完全に飛んでんな台本台本

「みのる稲穂に富士と鳩」

「愛と平和を表した」

「旗はみどりの風に鳴る」

「士にとりくむ若人の」

「意気と熱とがもりあげた」

「エフエフジェイエフエフジェイ」

「われらの誇り」

何さこれ

ここまで農業高校をアピールするのか

感想

前回のお話の円陣を組んでるときから、なんか門倉の様子がおかしいなぁと思ってたら、ガチガチに緊張してたんですね。緊張の中でもFFJだけは完璧に歌えるという。FFJを歌ってるうちにだんだん調子を取り戻してきたみたいで本当に良かったです。

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白蛇伝説の劇

村長の話では、病気のものたちを助けるためには、ペチカを川下の村長の息子の嫁にしなくてはならないという。1人反対するポポロにペチカは家族であるみんなを助けるためにポポロとの結婚は諦めると言い出す。絶望したポポロの前に白蛇が現れ、願いを叶えてくれると言う。ペチカを他の誰にも嫁がせないようにしてほしいというポポロの願いを聞き入れた白蛇はペチカを眠り病にしてしまった。自分の考えが愚かだったことに気がついたポポロなのであった。

川下の村と話はついた!戦にはならん

川下の村と話はついた!戦にはならん!

おお!よかった!

皆の衆聞いてくれ

向こうは私の娘ペチカを向こうの村長の息子の嫁にしたいと言ってきた

私を!?

そうだそれが条件だ

村長!俺は絶対に反対だ!

お前には家族がおらんからそんなことが言えんだべ!

そだ!病気の家族を抱えてみれそんなことは言えないはずだべ!

お前たちはペチカ様を犠牲にしてまで自分たちの家族を助けたいのか!

お待ちなさいポポロ

ペチカ様!

私は犠牲になるとは思っていません

ペチカ様は、あんなやつの嫁になりたいのか?

それを望まないことはあなたが一番よく分かってくれているはずです、ポポロ

だけど自分のことだけを考えるわけにはいきません

そもそも私たちはその考え方が間違っていたんです!

何が間違っていたのだ?ペチカよ

川下の村を敵と見なすことです、すぐに争うことです

しかしそれは向こうとて同じことじゃ

だから私が嫁げばその争いもなくなりましょう、私にとって村人は家族です

血はつながっていなくても大事な家族なんです

その家族がもし、争いごとに巻き込まれて

命を落とすようなことになったら、

私はその悲しみに耐えられない

だから私が家族を守るんです!

それじゃ俺はどうなるんだ!

本当の家族もいない俺はお前を失ったら生きてはいけない!

ペチカよお前とポポロはどうなっておるのじゃ?

結婚の約束をしました

だけどそれは諦めなくてはなりません

ペチカ・ペチカ!ペチカ!

許せよポポロ~!

ペチカ~!

絶望したポポロは山をさまよい歩きペチカそっくりの女性と出会います

ペチカ!

いいえ私は白蛇です、あなたに助けてもらった白蛇です

神様の使いか!?

そうです

さあ、私はあなたの一番望むことをかなえてあげられます

なんでもいってください

それではペチカをほかの誰にも嫁がせないようにして下さい!

お願いします!

本当にそれでいいのですか?

はい、ほかには何も望みません

私にはペチカさえいればそれでいいのです

分かりました

ではペチカを嫁がせないようにしてあげましょう

それから間もなくして

ペチカは謎の眠り病になってしまいました

ペチカを嫁がせない代わりにサケも手に入らなくなり

ベチカもほかの病人も死を待つだけとなったのです

ああ~!

何で神様に村人みんなを助けてくれと言わなかったんだ

なぜ自分のことだけを考えてしまったんだ…

俺は愚か者だ!

いいえ私がいけないのです

あなたは?

私は神の使いでありながらあなたに恋をしました

だからペチカを眠らせたのです

ペチカを諦めてほしかったのです

さあ私を焼いて下さい

白蛇の皮を焼いてそれを煎じて飲めば病気は治ります

そして川ではオショロコマがたくさん取れるでしょう

それを分け合って、川下の村と仲よくなって下さい

そして平和に暮らして下さい

どうかお幸せに、さようなら

待ってくれ、待ってくれ!

何だ牛か

牛じゃねえ!白蛇だ!も~!

白蛇様!?本当に白蛇様なのか!?

どう見ても、白蛇!

(拍手と笑い)

感想

最後によっちゃんが白蛇になって出てきたのは笑いを取るためだったと思うけど、そこでよっちゃんが登場したことで、芝居の内容がよくわからなくなりました。よっちゃんは、皮を焼いたあとの中身?それとも亡霊?牛?最後が残念でしたね。

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劇が終わり楽屋

演劇を終えたなつたちは、緊張から解き放たれ達成感に包まれていた。倉田先生も満足そうにしている。そこへ、天陽が楽屋にやってきた。なつは遅れてやってきた天陽に何かあったのか訪ねる。

お疲れさまでした~!

気持ちいかった〜!

緊張した…

いや誰かほどじゃねえべさ、

(口笛)

まいろいろあったがこれが俺たちの演劇だ

うん、心からそう言えるだろう

はいお疲れさん!

ありがとうございました!

はい

お疲れさまでした

すごい絵だったな

天陽君!

おっ天陽見てたのか

うん まあ 途中からだったけど

何かあったの?

うん…

感想

絵を描いた天陽、堂々と楽屋に登場ですね。自分の家の牛のせいで泰樹の到着が遅れたんだし、まず第一声で謝るかと思いきや…。天陽、もうちょっと腰を低くしてもらいたいものです。

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泰樹は愚か者なのか

ロビーには泰樹の姿があった。なつは泰樹のへ行き感想を聞くと、天陽のところの牛乳が安かったことを話し始め、自分の牛乳も農協に預けると言い出した。そしてなつに、「このわしが愚かものだったか」と言い寂しそうにその場を離れた。なつは泰樹を追い、泰樹は自分の誇りだと言い抱きついた。

父さん!

間に合ったんですか?

見てたんですか?

途中からじゃ

じいちゃん!

ああなつ〜!

お疲れさん!

お疲れ!

なつ姉ちゃんかっこよかったよ!

ありがとう

みんなありがとうございました

ありがとうございました

じいちゃん、ありがとう

芝居どうだった?途中からじゃ分かんなかったしょ?

わしのためにやったのか?

わしに見せるために

えっ?

天陽のところの牛乳はわしの牛乳より1升で6円も安かった

どう考えてもあれじゃ納得できん

じいちゃん…

わしの牛乳もこれからは農協に預けることにする

お義父さん

団結するしかないべ

父さん

ありがとうございます

そうか…あの芝居をわしに見せたかったか

このわしが愚かだったか…

違う違うよ!じいちゃんが愚かなんてそんなこと絶対あるはずない!絶対ないよ!

なつどうした?

じいちゃんは私の誇りだもん!

ずっとずっとじいちゃんみたいになりたくて生きてきたんだから!

私は自分のためにやったの、自分のためにやったんだよ

途中からじいちゃんのことなんて考えてなかった

自分のことだけに夢中だった

ごめんなさい

じいちゃんが愚かなはずない!

なつ…

なつは生まれて初めて物語を表現し人を思う気持ちを強くしたようです

ああ なつよその思いを抱いたまま、来週に読けよ

感想

泰樹の切ない表情に涙が止まりませんでした。泰樹の気持ちが痛いほどわかるし芝居を観て傷ついたんだろうなぁと思いました。ゆっくりとその場を後にする泰樹の背中が切なかったです。

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今日の名シーン

演劇が終わった後、ロビーでのやり取りです。泰樹の切ない気持ちやなつの複雑な気持ちが伝わってきて涙なしではみることができませんでした。

今日の名台詞

泰樹の「このわしが愚かだったか…」です。愚かだなんて誰も思ってないし実際に愚か者じゃないのに、泰樹がそう思ってしまって、しかもとても寂しそうで…ショックなひと言でもありました。

次回の見どころ

なつはついに本当の兄の咲太郎に会いに行くみたいです。ずっと会いたかったお兄ちゃんと再会したなつの言動が気になります。

なつぞら

Posted by popi