【なつぞら】泰樹と剛男の関係に注目!怒られる剛男と逆襲まで二人の名シーンをまとめました
なつぞらと言えば柴田家。おじいさんの柴田泰樹と柴田剛男がいます。剛男は富士子の婿養子として柴田家に入りました。ですから、泰樹には頭が上がりません。
この二人の関係もなつぞらの名物と言えます。頑固者の泰樹を演じるのが草刈正雄さんです。腰の低い剛男を演じる藤木直人さんの演技が妙にはまっていると感じます。
今回はこれまでの放送から、泰樹と剛男の微妙な関係を取り上げてみます。
なつが働くと言い出して泰樹と剛男は…
なつぞらは剛男がなつを東京から北海道につれてきたところから始まります。今となっては婿養子の剛男がよくできたなと思いますよね。
剛男と富士子はなつを学校に通わせるつもりでした。でも、夕見子が自分の服をあげるのをいやがったことをきっかけに、なつは気を遣って、ここで働かせてほしいと剛男と富士子に頼みます。
ここで泰樹が登場してきました。
(なつ)あの、おじさん、おばさん、お願いがあります。
(富士子)何?
(なつ)私をここで働かせてください。なんでもします。
(富士子)え?
(なつ)だから、私をここにおいてください。必ず、いつか、お兄ちゃんが迎えに来るって、そう言ってましたよね、おじさん。
(剛男)ああ。
(なつ)それまでここにいさせてください。働きますから。なんでもします。お願いします。
(富士子)何もそんなこと。
(泰樹)偉い。
(剛男)え?
(泰樹)いいんでないかい、働いてもらうべ。
(剛男)お義父さん。
(泰樹)その方がその子もここにいやすいと言っているんだ。
(剛男)言ってませんよ。
(なつ)言ってます。
(泰樹)言ってるんでないかい。
(富士子)いいからなっちゃん気にしないで。
(なつ)ずっと働いてきましたから、その方がいいんです。
(泰樹)ええ覚悟じゃ。それでこそ赤の他人じゃ。
(剛男)お義父さん。
(泰樹)明日から夜明けとともに起きて働け。
(なつ)はい。
(剛男)あの、学校は?
(泰樹)学校などお前、体を壊したら行きゃいいんだよ。
この柴田家では、剛男の思い通りにはできないことがわかった場面でした。これが第2話で放送されたんです。義父にかなり気を遣う剛男でした。
剛男にはとても厳しい泰樹
次の日の朝から、なつは朝早く起きて牛の世話を手伝います。戦争から帰ってきた剛男も牛舎に行きました。
(剛男)おはようございます。
(悠吉)あ、剛男さん。よくぞ、ご無事で。
(菊介)おかえんなさい。
(剛男)悠吉さん、菊介くん、ただいま戻りました。
(悠吉)えかったな。おやっさんもこれで一安心だべ。
(剛男)今朝は寝坊してどうも。
(菊介)今日ぐらいは休んでいればいいでないかい?ここは大丈夫だ。
(悠吉)そだよ。なんぼでも寝ていればいいのに、富士子ちゃんの横で。
(菊介)おやじ、子どもの前だ。
(剛男)いや、それより牛にまた慣れてもらわないと。
(剛男)大丈夫?
(なつ)大丈夫です。
(剛男)無理しなくていいからね。
(泰樹)いるんなら、ちゃんと働け。
(剛男)はい。
戦争から帰ってきたばかりの剛男にも、厳しい泰樹でした。一日ぐらい休ませてあげてほしいものです。
その後、なつが牛に近づくという危険な場面がありました。この時もやさしかったのは剛男です。なつに優しい言葉をかけたのですが、当然のように泰樹が…
(悠吉)おい、何してんだ、こら。危ないべ、むやみに牛に近づいちゃだめだ。
(なつ)私も手伝おうかと。
(泰樹)見てろと言ったべ。
(剛男)牛に蹴られたら、命なくすかもしれんのさ。
(なつ)え?
(悠吉)牛はな、慣れない人間が近くにいるだけで、緊張して乳も出さんようになるの。手伝うんなら、まずは牛と仲良くならんとな。
(剛男)なっちゃん、本当に無理しなくていいからね。
(泰樹)甘やかすな。
こうして第2話では泰樹と剛男の関係がものすごく印象付けられました。そして、いろんな場面でこの関係が私たちを楽しませてくれることになったんです。
剛男がつい口を滑らせることも
第7話ではなつがいなくなってしまいます。東京の兄に会いたくなって家を出て行ってしまったんです。朝になって気づいた剛男と富士子はあせります。そんな中で剛男はつい言ってしまいました。
(富士子)なっちゃんのかばんがない!ほら、あの…東京から持ってきたやつ
(富士子)だから どういうこと?
(剛男)だから 知らないよ!
(泰樹)おい、いないのか?
(剛男)だから いない…何かあったんでしょうか?
(泰樹)知らん
「だからいない!」イライラした剛男は強い口調で言ってしまいそうになり、必死で敬語に戻したのでした。
そして、なつを捜しに帯広の雪月に家族で行きます。ここでも剛男が口を滑らせます。
(とよ)ここでアイスクリーム食べたあの子が…いなくなったんかい?
(富士子)アイスクリーム?父がここに連れてきたんですか?
(雪之助)うん…いつも柴田さんにはごひいきになってます
(剛男)お義父さんがアイスクリームをなっちゃんに?
(富士子)何で言わないの?
(とよ)それなのに いなくなったんかい。恩知らずだねぇ
(剛男)いえ、その前にさんざん働かされてきたんで
(泰樹)わしのせいだって言うのか?
(剛男)あっいえ…
アイスクリームを食べた剛男に泰樹が一言
なつが無事に見つかって、みんなでアイスクリームを食べたときのこと。泰樹は甘いものが好きなんですよね。剛男もうまいと言って、平和の味がすると言います。
これを聞いた泰樹がまたキツイ一言をいいます。
(剛男)うまい!
(雪之助)そうかい。
(剛男)はい、今この瞬間 私は戦争が終わったと実感しました。
(雪之助)そんなこと思ってくれんのかい、お菓子一つで。
(剛男)はい、平和の味がします
(とよ)なるほど、あんたがこのじいさんと気が合わねえことは実感したわ。
(剛男)えっ?
(泰樹)四の五の言わず食え!
(剛男)ああ….
これには隣で聞いていた富士子も、泰樹を注意しました。こうやって並べてみると、剛男がかわいそうになりますよね。でも、大丈夫です。逆襲に出たときもありますからね。
悠吉も本音が出てしまった!?
悠吉は柴田牧場の従業員です。泰樹の下で働いていて、泰樹のことはおやっさんと呼ぶんです。だから、毎日泰樹と剛男のやり取りも目にしているのでしょう。
それがあってか、ある日、余計なことを言ってしまったときがありました。それは剛男の長男である照男がはじめて牛の乳搾りをした日のことです。泰樹からしたら照男は孫です。
照男は泰樹に搾乳を教えてほしいと願い出て許しを得たのでした。
(悠吉)けど自分から教わりたいなんて頼もしいんでないかいおやっさん、2代目は、ハハハ…
(菊介)おやじ2代目は剛男さんになるんじゃないのかよ?
(悠吉)あっ間違えた!申し訳ない!つい口が滑ったんだ、申し訳ない!
(剛男)いや、いいんだわ。そんなに真剣に謝られると余計傷つくんで。気にしないで下さい
(悠吉)申し訳ない……申し訳ない!
剛男が戦争に行ってたからなのか、泰樹の性格からして二代目は剛男にはしないだろうということなのか。よくわかりませんが、悠吉は剛男ではなく照男が二代目だと考えていたようです。おそらく本音ですね。
でも、この言葉通りになります。剛男は結局、この後、農協にに努めることになり、柴田牧場は照男が継ぐことになっていきました。
それからこんなシーンもありました。泰樹がバターを作った時のこと。
(富士子)お芋にこのバター載っけて食べるとおいしいよって。おばあちゃんのうれしそうだった顔思い出す。これ 好きだったのよね。若くして死んじゃったけど。さあ 召し上がれ!なしたの?
(剛男)これで死んじゃったの?
(泰樹)バカモン! バターは 体にいいんじゃ!
(剛男)は… はい!頂きます!
これもよくあるパターンですね。剛男がなんか言って、泰樹に怒られるパターンでした。
なつぞら第10話のあらすじと感想(2019年4月11日放送)
剛男が一瞬反発するも引き下がる
なつが天陽の家の畑をどうにかしてほしいと泰樹にお願いしたことがありました。そのことを剛男が富士子に話します。
途中で泰樹が入ってきたので、すぐに謝るかと思いきや、剛男が一発返しました。これはめずらしいことでした。
(富士子)好きになった子と離れたくないのね、きっと
(剛男)いやいや、それは君が逆にあの子を子どもに見てるだけだと思うな。あの子の怒りはそんな単純なものではなかったような気がする
(泰樹)じゃあどういうもんだ?
(剛男)ああっ…あの…もっと…この世界に対する、何と言うかこう…
(泰樹)あの子の怒りはあの子にしか分からん。それでいい。ごちゃごちゃ言うな
(剛男)ごちゃごちゃ言わせてるのはお義父さんでしょう
(泰樹)何?
(剛男)あっいや…
一言だけ返したんですが、泰樹が出てきたので、やっぱり引き返したという感じでした。でも、いつもこうではありません。農協の話で二人は激突します。
なつぞら第11話のあらすじと感想(2019年4月12日放送)
農協の剛男が酪農家の泰樹を説得する
どうしても剛男が泰樹に言わなければいけないときがやってきました。農協が牛乳を一手に引き受けるというときです。泰樹はそれに反対していて、剛男は説得するように組合長から言われていました。
泰樹に頭が上がらない剛男はなかなか言い出せませんでした。でも、ある時、思い切って言います。
(なつ)じいちゃんに言いたいことがあるの?
(剛男)だからつまりですね。天陽君の家にいる牛は農協が貸した牛なんですよ
(泰樹)そんな話は聞いとらん
(剛男)だから聞いて下さい
(泰樹)聞きたくないと言っとるんじゃ
(なつ)話ぐらい聞こうよ、じいちゃん
(泰樹)ん?
(なつ)私も聞きたいから、一緒に聞こう
(泰樹)じゃあしゃべれ
(剛男)あ…はい。去年のような冷害の多いこの土地では農家はみんな酪農もする必要は感じていても牛を購入する資金がなくて手を出せないんですよ。だから農協で牛を保有してそれを貸すことにしたわけです。
(なつ)それはすごくいいことだと思う
(剛男)そうだろ?
(泰樹)だからといって農協が牛飼いを牛耳っていいことにはならんぞ
(剛男)酪農家を牛耳るだなんて、そんなこと考えてませんよ。我々はただ農家の力になりたいだけなんです。みんなで安心して暮らせる土地にしたいだけなんですよ
(泰樹)お前は牛飼いのことは何も分かっとらん
(なつ)じいちゃん、それはひどいよ
(剛男)ひどいです!私だって富士子ちゃんと結婚してからは22年も!
(明美)あっ富士子ちゃんが出た
(剛男)そりゃお父さんの力にはあんまりなれなかったかもしれませんけど…けど、そばでず~っとお義父さんの苦労を見てきたつもりです!
(なつ)あの~よく分かんないんだけど、何が問題なの?じいちゃんは
(泰樹)問題など何もない。農協が勝手に問題をこじらしとるだけじゃ
(剛男)そんなことはありませんよ。お義父さん、この村に電気が通って明るくなったのだって我々農協組合が努力して資金調達をしたからです。団結なくして農業も酪農もよくなっていきませんよ。少しは我々を信じて下さい、お義父さん!
(泰樹)分かった
(剛男)えっ…分かってくれましたか?
(泰樹)電気いらん
(剛男)えっ?
(泰樹)明日電信柱引っこ抜け。世の中無駄に明るくなり過ぎると大事なことが見えんようになる
(夕見子)うまいこと言うな、じいちゃん
(なつ)夕見!ひっかき回さない
なつの応援もあって剛男が言いたいことを言えた時でしたね。でも、泰樹が一枚上手だったということでしょう。電柱を引っこ抜くということになってしまいました。
ただ、これで剛男も引き下がるわけにはいかず、剛男はなつを利用して泰樹を説得しようとします。これがまたこじれたんですけど…
なつぞら第15話のあらすじと感想(2019年4月17日放送)
泰樹と剛男の関係が変わった瞬間
泰樹と剛男と言えば、なつぞらが始まってからずっと上下関係がはっきりしていました。剛男が怒られるシーンが多かったのですが、それがいつからか少なくなりました。
それはある事件がきっかけでした。それは剛男と泰樹がぶつかった時からです。奥様封筒と言われるお金を牛乳メーカーから受け取ることを剛男が農協職員としてやめさせます。
受け取れという泰樹と、受け取るなという剛男。すさまじい二人の戦いがあったのです。
(村松)これをどうぞ
(富士子)ああもうこういうことは困ります。うちの人は農協に勤めてますから
(村松)いや~なんもなんも、これは長いことおつきあい頂いてる柴田さんへのほんの…ほんの感謝のしるしだべさ。ねっ…
(富士子)いや…
(剛男)それは奥様封筒と呼ばれるものですね
(村松)あ ご主人…
(剛男)そういうつきあい方はもう古いんじゃないですか?
(泰樹)もらっとけ
(なつ)じいちゃん…
(泰樹)人とのつきあいに古いも新しいもあるか
(剛男)お金をもらう理由はないでしょう
(泰樹)お前たちはどうしてメーカーが悪いと決めつけるんじゃ。メーカーはちゃんと公平に牛乳買ってるさ。なぜそれを信じん。この人にはさんざんお世話になった。牛が病気の時どれだけいい獣医を呼んでくれたか
(剛男)だからってこんなことしてもらう理由はないでしょう!
(泰樹)それを受け取ったからって、わしは何も変わらん。これはこの牧場の評価だと思ってる。わしから要求したことはない
(なつ)じいちゃん…
(剛男)そんな理屈は通りませんよ!
(なつ)父さん…
(泰樹)理屈の通らんことはこれまでなんぼでもあった!この金で富士子が少しでも助かるならわしは喜んで受け取る。開拓の苦労を思えばきれい事だけで家族を守れるか!
(剛男)きたないことはやめましょうよ!
(なつ)父さん…
(泰樹)何?
(富士子)とにかくこのお金はお返しします
(村松)いやいや…
(富士子)いいわね?それなら私の好きにして
富士子は受け取りませんでした。剛男の言うとおりにしたということです。これを気に泰樹と剛男の関係は変わった気がします。剛男がカッコよく見えましたよね。
なつぞら第17話のあらすじと感想(2019年4月19日放送)
なつの演劇を見て泰樹が折れる
農協の件は、泰樹が結局折れることになりました。剛男が説得したわけではないのですが、なつの演劇を見たのと、天陽の家の牛乳の値段を聞いたことが理由でしょう。
それでも、泰樹が農協に協力することに決めたことは事実で、二人は和解したのです。
(なつ)じいちゃん、ありがとう。芝居どうだった?途中からじゃ分かんなかったしょ?
(泰樹)わしのためにやったのか?わしに見せるために
(なつ)えっ?
(泰樹)天陽のところの牛乳はわしの牛乳より1升で6円も安かった。どう考えてもあれじゃ納得できん
(なつ)じいちゃん…
(泰樹)わしの牛乳もこれからは農協に預けることにする
(剛男)お義父さん
(泰樹)団結するしかないべ
(富士子)父さん
(剛男)ありがとうございます
この農協の話のあとになると、なつぞらの名物でもあった泰樹と剛男の微妙な関係は出てこなくなりました。ないこともないのですが、どちらかというと、冗談っぽくなったんですよね。
なつぞら第24話のあらすじと感想(2019年4月27日放送)
意外ときつかった泰樹の言葉
第27話ではなつと富士子がいない柴田家の食卓の場面でした。夕見子が作ったあまりおししくない食事でした。ここで泰樹が言います。
(夕見子)食べてよ
(明美)お母さんとなつ姉ちゃん、無事に着いたかな?
(照男)もうとっくに着いてるさ
(剛男)しかしこんな寂しい食卓は初めてだな
(泰樹)そだな、お前が戦争に行ってる間ももっとにぎやかだったな
(剛男)あ…そうですか
(笑い声)
(夕見子)ちょちょっと
一瞬、剛男の話に泰樹が珍しく「そだな」と賛同したので驚いたのですが、その続きはやっぱりなといった感じでしたね。でも、前の感じとは違うような気がしました。
泰樹は剛男を名前で呼んだことがなかった
北海道になつの妹の千遥がやってきたときのことです。二人らしい会話がありました。これによって千遥は笑ってしまい、心を開いた感じでした。
東京にいるなつと咲太郎が北海道に来るまで千遥は待っていることになり、その間、柴田家で生活をしました。
(剛男)着くのはあさっての明け方んなるな、どんだけ早くても
(富士子)ごめんね千遥ちゃん、そんぐらいはかかってしまうわ
(泰樹)千遥は待つと言ってんだ、そったら心配することねえべや、なあ?
(剛男)お義父さん、千遥と呼ぶのは少し早すぎませんか?随分なれなれしく感じますけど
(泰樹)なつはなつ、千遥は千遥だべ。家族がいちいち「ちゃん」とか「さん」付けて呼べるか
(砂良)私は半年間砂良さんでした…
(泰樹)ああ…そりゃすまんかったな
(剛男)僕はいまだに剛男と呼ばれたことがありませんよ。いつも「あれ」とか「おい」で
(泰樹)おい…何言ってんだ
(剛男)ほら…
久しぶりの二人のやりとりだったのですが、不思議と以前ほど緊張感はなかったような気がします。それにしても、20年以上も剛男は名前で呼ばれたことはないんですね。
剛男が泰樹に強く言えるようになった
なつが結婚する坂場と一緒に北海道を訪れたときのことです。泰樹に対して、かなり強めに言える剛男がいました。これは今までの剛男では考えられなかったことです。
坂場は仕事を辞めていて、このときは無職となったばかりでした。
(剛男)ほら坂場君はイッキュウさんって呼ばれてるっていうべさ。ちょうどいい。ここでひと休みだ
(富士子)したけど坂場さんのキュウは永久の久でないの?
(剛男)そういうこと言わないのさ
(泰樹)休んでる場合か。仕事見つけてここに来るのが筋だべ
(なつ)待ってじいちゃん!
(剛男)もうどうでもいいしょや、そったらことは!この人はなつが選んだ人ですよ!結婚望んでるのはほかでもない、なつだべさ!なつの選んだ結婚相手に文句があるっていうんですか?なつの見る目に狂いはないと私は信じてます!したってお義父さんの孫でないですか!
(泰樹)うう…
(夕見子)よし、よく言った父さん
夕見子も「よく言った」と言っていますが、なつも剛男が変わったと思ったようです。その後、牛舎ではこんな会話をしていました。
(なつ)さっきの父さん、かっこよかったわ!堂々とじいちゃんにものが言えるようになったんだね
(悠吉)そりゃ剛男さんは今や音問別農協の専務だからな、貫禄もつくべや
(菊介)農協に夕見子ちゃんも就職したべさ。夕見子ちゃんに恥ずかしいとこは見せられないもな
(なつ)そうか、今は夕見の上司だもんね
(悠吉)富士子ちゃんには相変わらず弱いけどな
もちろん泰樹がいない場所でしたが、なつも感心していました。剛男は農協の専務になっていたのです。しばらく見ないうちに、だいぶ二人の関係も変わってきたように感じました。ちょっと残念な気がしないでもないですが…。
なつぞら第109話のあらすじと感想(2019年8月5日放送)
なつが東京に行ってからは、泰樹や剛男が出るシーンも少なくなりましたが、やっぱりなつぞらには欠かせない二人ですし、同じ屋根の下にいるわけですから、きっとまた二人のおもしろいやり取りが見られると思います。
特に柴田家の食卓が出たときには、二人に注目して見て下さい。
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