なつぞら北海道時代泣ける場面ベスト7!感動のシーンランキング!

2019-06-19

43話までで、なつの北海道での生活が一旦終わりました。皆さんが心に残った場面はどのシーンでしたか?

そこで、泣けるシーンや感動したシーンを思い出してランキングにしてみました。

ランキングはあくまでも私の独断と偏見によるものですが、きっと皆さんも涙したことと思います。

さっそく1位から見ていきましょう!

1位。なつと泰樹の別れ

1位はなつが泰樹に最後の挨拶をするところです。

なつが東京に行く日、なつは泰樹にありがとうございましたと伝える。泰樹は他人行儀なことはやめろと言う。この日が送別会があり、ほかの家族は全員参加したが、泰樹だけは牛のことがあるからと行かなかった。(第43話より)

なつ「じいちゃんも送別会来てくれたらいいのに」

泰樹「牛をほっとけねえべや…」

なつ「今までありがとうございました」

泰樹「ハハ…そんな他人行儀な挨拶やめとけや」

なつ「うん、また帰ってくるから」

泰樹「気い付けてな」

なつ「うん…」

第43話のあらすじと感想

2位。母さんをとらないでというなつ

2位は新宿の川村屋のアパートでの富士子となつのやりとりです。

川村屋の従業員アパートで、あと少しいたら帰ろうとなつは気を使った。富士子は、タ見子が北大に進学したいと言っていることを話す。富士子が寂しがっていると思ったなつは「私がいる」と言う。いざという時は、無理に自分を母親だと思わなくていいと言う富士子に、なつは「母さんを取らないで」と言った。富士子はあやまる。(第28話より)

富士子「もしも、もしもよ、いざという時には私のことは無理に母親だと思わなくていいからね」

   「おばさんだと思えばいいのよ」

   「ほら9年間も一緒に過ごしたおばさんだと思えば逆に家族と同じだって思えるしょ?」

   「どんなことがあってもなつのことは応援してるし」

   「いつでも味方になってくれる人だと」

   「そんなふうに思ってくれたら」

   「私はそれで…」

   「えっ?どした?なつどしたの?」

なつ 「どして…そんなこと言うの?」

   「したから東京に連れてきてくれたの?」

   「私をお兄ちゃんに返そうとしたの?」

富士子「違うわよ!」

なつ 「やだ!やだよ…私から母さんを取らないでよ」

   「母さんを取らないでや」

   「やだよ」

富士子「ごめん…」

   「そんなつもりで言ったんじゃないんだよ」

   「ごめん、なつ…」

第28話のあらすじと感想

3位。なつの送別会

3位は雪月で行われた送別会でのなつのスピーチと剛男の言葉です。

なつと雪次郎の送別会と夕見子の合格祝いがあり、それぞれが抱負を言う。なつは戦死した父が描いた家族の絵を空想の中で動かしたころから漫画映画を作るのが夢だったが、柴田家の家族を裏切るのはつらいと話した。それは裏切りではなく成長だと剛男は言う。天陽はなつが好きだと言い、これからもそれは変わらないと言った。(第43話より)

なつ 「私の目標は東京で漫画映画を作ることです」

   「あの…戦争で死んだ父が書いた手紙に」

   「あの…家族の絵があって私は空想の中でそれを動かしてました」

   「昔が生き返ればいいなって」

   「そん時から漫画映画は私の中にあった夢だったような気がします」

   「天陽君の絵がその夢を膨らましてくれました」

   「けど、現実の私を幸せにしてくれたのは柴田家の家族です」

   「できれば…家族のそばで酪農を手伝いたいと思ってたことも本当です」

   「だからそれを裏切るのはとてもつらいけど、厚かましいけど」

夕見子「バカ」

なつ 「今は…」

剛男 「ありがとうなつ!」

   「それは裏切りじゃない、それは成長だ」

   「9年前まだ9歳でこの北海道まで来て、十勝に来て、」

   「うちに来てここまで成長してくれて」

   「本当にありがとう」

   「なつ、父さんは本当にうれしい」

なつ 「父さん…」

富士子「なつ」

   「みんな応援してるから元気に行っといで」

第43話あらすじと感想

4位。泰樹は愚か者なのか

4位は演劇部の芝居が終わった後の泰樹となつのやりとりです。

ロビーには泰樹の姿があった。なつは泰樹の元へ行き感想を聞くと、天陽のところの牛乳が安かったことを話し始め、自分の牛乳も農協に預けると言い出した。そしてなつに、「このわしが愚かものだったか」と言い寂しそうにその場を離れた。なつは泰樹を追い、泰樹は自分の誇りだと言い抱きついた。(第24話より)

なつ「じいちゃん、ありがとう」

  「芝居どうだった?途中からじゃ分かんなかったしょ?」

泰樹「わしのためにやったのか?」

  「わしに見せるために」

  「えっ?」

  「天陽のところの牛乳はわしの牛乳より1升で6円も安かった」

  「どう考えてもあれじゃ納得できん」

  「じいちゃん…」

  「わしの牛乳もこれからは農協に預けることにする」

剛男「お義父さん」

泰樹「団結するしかないべ」

富士子「父さん」

剛男「ありがとうございます」

泰樹「そうか…あの芝居をわしに見せたかったか」

  「このわしが愚かだったか…」

なつ「違う違うよ!じいちゃんが愚かなんてそんなこと絶対あるはずない!絶対ないよ!」

泰樹「なつどうした?」

なつ「じいちゃんは私の誇りだもん!」

  「ずっとずっとじいちゃんみたいになりたくて生きてきたんだから!」

  「私は自分のためにやったの、自分のためにやったんだよ」

  「途中からじいちゃんのことなんて考えてなかった」

  「自分のことだけに夢中だった」

  「ごめんなさい」

  「じいちゃんが愚かなはずない!」

泰樹「なつ…」

第24話のあらすじと感想

5位。ついに漫画映画がやりたいと泰樹に言う

5位は実は漫画映画をやりたいんだということを伝えたときのなつと泰樹の会話です。

夕食を早めに切り上げた泰樹。部屋を出ようとするところをなつが呼び止める。なつは泰樹に嘘をついていたと言う。本当は兄に会うためではなく、漫画映画がやりたいから東京に行きたい。泰樹が北海道に一人で来て開拓したように自分も挑戦したいと言った。泰樹は「よく言った」と言い、なつの顔に手を当て、泣きながら東京を開拓して来いと言う。家族もなつの漫画映画の夢をはじめて知った。(第41話より)

なつ「じいちゃんが一人で北海道に来て開拓したみたいに私も挑戦したい」

  「さっきやっと分かったのさ、私じいちゃんみたいになりたかったんだって」

  「それが私には漫画映画を目指すことなのさ」

  「そんなの無理って思おうとしたけど」

  「今はそう思えなくなったのさ、思いたくない」

  「じいちゃん、ごめんなさい、酪農を、じいちゃんを裏切っても、私はやりたい」

泰樹「何が裏切りじゃ!」

  「ふざけるな!」

  「よく言った、それでこそわしの孫じゃ!」

  「行ってこい」

  「漫画か映画か知らんが行って東京を耕してこい!」

  「開拓してこい!」

なつ「じいちゃん…」

泰樹「行ってこい、なつ」

  「行ってこい」

第41話のあらすじと感想

6位。申し訳ないというなつを富士子が叩く

6位は、申し訳ないと言うなつを富士子がビンタで叩いたひとコマです。

すぐに出ていこうとするなつを止める富士子に、なつは申し訳なくてもうここにはいられないと言った。これを聞いた富士子は、なつの顔をたたき、申し訳ないと言われるぐらいなら憎まれた方がましだと言った。なつは富士子にもたれて泣く。(第38話より)

富士子「やめなさい!どうするの…」

   「今すぐ出てくの?どこ行くの?」

   「こんな時間に出ていけば、みんなに迷惑がかかることぐらいもう分かるべさ!」

なつ 「だけど…ここにはもう申し訳なくていらんない」

   (富士子がなつの顔をたたく)

富士子「したらこれで帳消しにすればいいべさ!」

   (富士子がまたたたこうとする)

剛男 「富士子ちゃん!」

富士子「出ていくあんたに申し訳ないなんて言われるくらいなら憎まれた方がよっぽどましだわ」

   「一人で苦しみたいなら家族はいらないっしょ…」

第38話のあらすじと感想

7位。血は繋がっていなくても大事な家族

7位はなつのことを想う富士子の優しさがにじみ出たシーンです。

富士子はお菓子屋の雪月を訪ねる。演劇を見に来た人に牛乳を使ったお菓子を配れないかと相談する。富士子は母親なのになつに「親切」と言われたことが気になっていた。でも、本当の親子ではないからそれでよく、応援する人でいたいと富士子は言った。なつの演技は、役が村人を思う気持ちと自分が家族を思う気持ちが重なって、伝わるものに変わっていた。(第22話より)

富士子「私も何かしてなつを応援したいんだわ」

妙子 「富士子さんはもう十分になっちゃんを応援してるしょ」

富士子「なつにね、言われちゃったの」

妙子 「何て?」

   「母さんやみんなに親切にされてるって」

   「それのどこがいけないの?」

   「普通母親に親切にされてるなんて思わないでしょ」

妙子 「う~ん、みんなのこと言ったんでしょ」

富士子「そういう壁をね、本当は今でも感じるんだわ」

   「でもいいの、それが私たち親子だから、何年一緒にいたって本当の母親にはなれっこないもの」

   「だから私はあの子を応援するだけでいいの、精一杯、あの子を応援する人でいたいのよ」

第22話あらすじと感想