なつぞら第23話のあらすじと感想（2019年4月26日放送）
4月26日のなつぞら第23話のあらすじと感想です。
第4週「なつよ、女優になれ」の第23話。
なつ（広瀬すず）の演劇大会が近づく中、富士子（松嶋菜々子）は雪月を訪問。とよ（高畑淳子）や雪之助（安田顕）に酪農発展のため、あるものを会場で配ろうと相談する…。
第23話の主な登場人物
- 奥原なつ（粟野咲莉）…ヒロイン
- 柴田泰樹（草刈正雄）…頑固じいさん
- 柴田富士子（松嶋菜々子）…泰樹の娘
- 柴田剛男（藤木直人）…富士子の夫
- 柴田照男（岡島遼太郎）…剛男と富士子の長男
- 柴田夕見子（荒川梨杏）…剛男と富士子の長女
- 柴田明美…剛男と富士子の次女（赤ちゃん）
- 小畑とよ（高畑淳子）…雪之助の母
- 小畑雪之助（安田顕）…菓子屋の店主、帯広のお菓子発明王
- 小畑妙子（仙道敦子）…菓子屋の嫁
- 小畑雪次郎（吉成翔太郎）…菓子屋の息子
- 山田天陽（荒井雄斗）…絵を描くなつのクラスメイト
- 山田正治（戸次重幸）…天陽の父
- 山田タミ（小林綾子）…天陽の母
- 戸村悠吉（小林 隆）…柴田家の酪農の従業員
- 戸村菊介（音尾琢真）…悠吉の息子
なつぞら第23話のあらすじ
ようやくなつの演技も倉田先生に、納得してもらえるようになり、演劇部の団結も深まりいよいよ完成度が高くなってきた。
一方、富士子はなつたちのために、演劇でアイスクリームを提供したいと考え、雪月に相談していた。提供する器は数がないので、モナカの中にアイスクリームを入れるということで決まった。
月日は流れ、ついに大会当日になった。なつは、学校へ行く前にも泰樹に芝居を観に来て欲しいと伝えたが、泰樹が出発しようとすると、馬に乗った天陽がやってきた。自分のところの牛の様子がおかしいのだとか。泰樹が牛の処置をすることになり、なつの芝居には間に合わなくなってしまった。
演劇部団結
自分の感情を入れて熱演したなつの目には涙が滲んでいた。その演技を見た倉田先生は、納得したような表情で頷く。村長役を門倉に変わったことも、両者の合意の上でという説明を受け納得する。そんな演劇部の様子を見ていた天陽もインスピレーションが浮かんだようだ。
その家族がもし
争いごとに巻き込まれて
命を落とすようなことになったら
私はその悲しみに耐えられない
だから私が家族を守るんです！
よく言ったペチカよ
それでこそわしの娘じゃ！
えっ？おいおいおいちょちょちょ
ちょっと待て
ちょっと待て
何で門倉が村長やってんだよ？
ああ…あの
高木君がどうしても代わってくれと言うもので
えっ？
はっ？
高木どこ行った？
あの後ろ
わっ！びっくりした！
何お前そんなこと言ったのか？
あっ
言ったべ？
はい
なしてだ？
僕には門倉さんのような貫禄は出せないので
門倉さんがやった方がいいと思います
高木…困ったやつだ
そうか
まあお前には来年もある次は頑張れ
はい
よし
おい俺たちにとっては最後の夏だ
今頑張るしかねえぞ！
よし！
やるべ先生やるべ！
何か番長やっぱりすげえな
どっからやるべ？
一回静かにしろ一回静かにしろ
よし
やる気は分かった
余計な人まで目覚めちゃったわ
そして天陽君の中でも何かが動き出したようです
感想
なつの感情移入がすごかったです。さすがの倉田先生も納得してくれたみたいですね。門倉の村長役もピッタリだと思いました。声の大きさがすごい！
門倉努が気になる方はこちら！
【なつぞら】門倉努(板橋駿谷さん)の演劇部での失敗や告白まで出演シーンをまとめました
アイスモナカ誕生
富士子はなつを応援してあげたいという気持ちで雪月に出向いていた。演劇の大会でアイスクリームを提供したいと考えたのだ。しかし、器もそんなにないしアイスをどのように提供しようか悩んでいると、妙子がモナカを器のかわりにすることを提案した。
演劇の大会にアイスクリームかい？
はいちょうど夏だし喜ばれると思うんです
いいんでないかいそりゃ喜ばれるよ
飛ぶように売れるよ
いえあの…
売るんじゃなくて配るんです
タダでかい？
十勝の酪農を発展させようと
頑張ってるあの子たちを応援するためなんです
材料の牛乳は、あの子たちが学校で育ててる牛の牛乳を使ってもいいと思うんです、
あ～なるほど、農業高校のアイスクリームか
したけどねそれだって、氷や何だってお金はかかるんだよ
お義母さん大会にはうちの雪次郎だって出るんですよ
うちが協力しないでどうすんですか
なるほどねアイスクリームで優勝を勝ち取りたいわけかい
違いますよ！違うよ！
だったら何の得があんだい？
得がなくてもやるんです応援ってそういうことでしょ
分かんないね
分かんなかったらちょっと黙ってて下さい
あ～平和ってやだね～
食うや食わずの苦労も忘れて親を邪魔にしだすんだから
私は平和に感謝しますけど
やめてくれよ2人とも話が大きくずれてってんじゃないの
何でも言い合える仲になったんですね
もう困っちゃってるよだけどね器はどうするんだい？
うん？器？
うちにもそんなにないよ
いちいち洗って使うのかい？
あ～アイスクリームの器か…
はいそれ私ずっと考えてたんですけど
器にもなかを使ったらどうでしょう？
もなか？
もなかの皮です
それなら食べればなくなっちゃうし
アイスクリームのもなかか
あっ、そういえばあの～東京に修業に行ってた頃にね
小倉をアイスにしてもなかを作ったっていう和菓子屋の話を聞いたことがある
それはいいかもしんない！
それならうちでも売れるね
そこで試せばいいのか！
うん！
いい考えでしょう？
よ～しそれでいこう！
いいですね！
うんハハハ…・・
いや～腕が鳴るなあ
鳴らしてみれ
とあっちこっちで盛り上がっています
感想
アイスモナカの誕生ですね。その場で作ったアイスモナカなんておいしいに決まってます。そしてとよばあちゃんの現実的な話もすごくいいですね。今後、雪月で売ることを視野にいれて試作品を無料で提供するということで話がまとまり、良かったです。
ついに大会当日
月日は過ぎて、大会当日の朝を迎えた。なつは学校へ行く前、牛の世話をする泰樹のもとへ行き、芝居を見せたいのは泰樹にだけだということを伝え、見に来て欲しいと伝える。会場の入り口ではアイスモナカが大盛況だった。なつは、泰樹がまだ到着していないのを気にしている様子。
もうちょっと上じゃないのか？
よしちょっと見せて
うん
そして、瞬く間に月日は過ぎて、大会当日の朝を迎えました
行ってきま〜す！
行ってらっしゃい
ほれ
じいちゃん
おう
行ってきます
おう行ってこい
見に来てくれるよね？
ああ行くさ
行くからには必ず勝て
うん…
じいちゃんに何も感じてもらえんかったら
私の負けだから
ん？
私がこの芝居見したいのはじいちゃんだけだから
じゃ行ってきます
アイスクリーム入ってますよ
おいしいよ〜
よかった
タダだから
オホホホホッ
すごい大盛況だね
もう用意した材料がもうすぐなくなりそう
いや～「勝農魂」か
あれ？うちの店の名前がどこにも書いてねえな
バ〜カ 店の宣伝じゃないの
あんたたちを応援したくてしてることなんだから
ありがとうおばさん
頑張ってよなっちゃん
とよばあちゃんもありがとう
いいんだよ
今日は店休みにしたから
これで雪次郎が舞台で失敗こいたりしたらうちは大損だわ
そんなことねえから安心してよ
だけどもなかはいいアイデアだねさすがばあちゃん！
あ～あのね考えたの私！
決めたのは私！ハハハ…
どっちでもいいべ！
母さんもありがとう
父さんのおかげよ
学校関係者や演劇連盟の人にいろいろ口利いてくれたから
調子はどうだ？なつ
うん準備は万端、父さんありがとう
学校の牛乳も使えるようにしてくれたんでしょ
農協としてアピールすべきことだ
農業高校は我々の未来だからな
ねえじいちゃんは？
ああ後から来るよ
タ見子と明美と一緒に
大丈夫さ
うん
感想
泰樹に念押し、すると思いました。そんななつに泰樹は優しく答えていて本当に心の広い人だなぁと思いました。そして、アイスモナカとてもおいしそうでしたね。コロッケの食べ歩き風の三角の紙の中にモナカを入れるとは…。私もアイスモナカが食べたくなりました。チョコとか入ってない普通のアイスモナカが食べたい！
天陽の牛のピンチ
泰樹が夕見子と明美を馬車に乗せて、なつの芝居を観に行こうとすると、天陽が慌てた様子でやってきた。牛の様子がおかしいんだとか。泰樹が天陽の家に行くと、牛の腹にガスが溜まっていた。このくらいならということで、泰樹が処置をすることに。なぜ牛がこんなことになったのかと訪ねると、乳量を増やすためにクローバーをたくさんあげた、そうしないとやっていけないと言う。おかしいと思った泰樹は山田家の牛乳を飲んでみた。一方演劇部では、衣装をつけて円陣を組んでいた。
後は頼むぞ
はい！行ってらっしゃい！
なっちゃんによろしく！
頑張れ～って！
はいはいよ～
みんなも行ければいいのにね
牛も連れていければなあ
それならなつも喜ぶわ
(いななき)
天陽 どうした？
泰樹さん牛の様子がおかしいんだわ！
農協に誰もいなくて…
なっちゃん
うん？
天陽はまだ来ねえのか？
うん…どうしたんだろ
にしてもすごい絵だな
う～ん…これ
芝居より背景の印象が強くなるんじゃないでしょうか？
いや…この前でやるからこそ
争いを避けようとする人々の芝居が生きてくるんだ
これはまさしく彼自身の心の叫び
（天陽の家）
山田天陽の魂だな
あ〜鼓腸症だ
こちょうしょう？
腹にガスがたまっとる
抜かないと手遅れになるぞ
えっ？
すぐに獣医を探してきます
いや、これならわしがなんとかする
よろしくお願いします！
みんな水よろしく頼む
はい！
（演劇部）
はいこれでよし
どうも よっちゃんいて本当助かったわ
ほとんどの衣装作っちゃったもんね
私は器量が悪い分手先が器用なんだわ
よっちゃんはかわいいよ
それって牛とおんなじだべさ？
いつものやるべ
お客様に～！
愛を～！
大切なのは！
揺るがす！
魂！
勝農演劇部
そ～れ～！
しゃあ！
おいおいおいそろそろ始まるぞ
はい
あっ明美タ見子
お母さん！
あれ遅かったね
うん駅まで歩いてトテッポで来たから
えっ？じいちゃんは？
（天陽の家）
お前ら牛に何をした？何食わしたんだ？
乳量を増やすにはクローバーなどのマメ科のものがいいと言われたものでそれをたくさん…
そんなもの大量に食わしたら病気になるに決まってるべ
だけど…乳量を増やさないばうちのようなところはやっていけないんです
どれだけ努力して牛乳をおいしくしようとしたって
メーカーに乳脂肪が低いと言われてしまんです
お前らいくらで牛乳をメーカーに売ってるんじゃ
これは今朝搾った牛乳です
飲んでみて下さい
感想
クローバー、たくさん食べさせちゃったんですね。剛男がたくさんあげすぎないでと言ったのに…バカなのかわざとなのか。なつの演劇がある日にあわせて牛の体調が悪くなるように仕組んだのではとさえ思ってしまいますね。なつは泰樹に観てほしかったのに。天陽の父のことが嫌いになってきました。そして、夕見子が言っていたトテッポですが、今は無き十勝鉄道の愛称です。
居村良子が気になる方はこちら！
【なつぞら】なつの高校の友達、居村良子(富田望生さん)の出演シーンをまとめました
幕が上がった！
泰樹と天陽はまだ来ていなかったが、芝居の幕が上がりました。なつは幕の間から客席を気にしていて泰樹をさがしている様子。そしてついになつの出番となった。
拍手と歓声
泰樹さんと天陽君が来ないまま、芝居の幕は上がりました
村長 川下の村に行ったっきりまだ帰ってこないべ
話し合いがうまくいっていねえのかな？
あっちには乱暴者の跡取りがいるからな
みんな聞いてくれ
俺はこないだ山で白蛇を助けたんだ
白蛇を？
おう
子どもが取って食おうとしてるところを助けた
そしたら不思議なことに川から魚が…
あのおいしいオショロコマが飛び上がって
俺の足元に転がってきたんだ
あの白蛇はきっと神様の使いだったんだ！
そだな ポポロを信じよう
正直 戦は嫌だったんだわ
この俺には神様がついてるんだ！
だから今度のこともきっとうまくいくさ！
ありがとうございま～す！
白蛇様～！
神樣～！
なつよさあ出番だ
きっとうまくいくさ
ペチカ様！
感想
なつ、客席を気にしていましたね。泰樹と天陽は途中からでも観にくるのでしょうか。天陽の家で牛乳を飲んでる暇があったら、早くなつの芝居に駆けつけて欲しかったです。（好きでのんびり飲んでたわけではないけど）牛乳飲むの、劇のあとで良くないですか？
今日の名シーン
泰樹が天陽の家がメーカーにいくらで売っているのか聞いたところです。泰樹の気持ちが動いた瞬間だと思います。今後、泰樹が協力してくれそうな予感がするシーンでした。
今日の名台詞
なつの「私がこの芝居見したいのはじいちゃんだけだから」です。なつの泰樹に対する特別な感情が伝わってきますよね。これを言われた泰樹は嬉しかったはずです。
次回の見どころ
はたして泰樹はなつの芝居に間に合うのか！？みんなそこが気になりますよね。