なつぞら第30話のあらすじと感想(2019年5月4日放送)

2019-06-23

5月4日のなつぞら第30話のあらすじと感想です。

第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」の第30話。

約束の時間になっても、咲太郎(岡田将生)は川村屋に現れない。光子(比嘉愛未)は、咲太郎は現れないだろうと、なつを諭す。そのとき、川村屋の扉が開き…。

第30話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 柴田照男(清原 翔)…剛男と富士子の長男
  • 柴田夕見子(福地桃子)…剛男と富士子の長女
  • 柴田明美(平尾菜々花)…剛男と富士子の次女
なつぞら登場人物

なつぞら第30話のあらすじ

咲太郎は博打で勝ったという浅草の芸人松井にお金を貸してほしいと言い、時計を譲り受けた。

次の日、咲太郎が新宿に行くことになっていたがこなかった。様子を見に行った信哉が戻り、咲太郎が質屋に盗品の時計を持ち込んで警察に捕まったことがわかる。浅草に行き、咲太郎は時計を盗んでいないことがわかった。

新宿に戻るとムーランルージュを再建した藤正親分がいた。かつての咲太郎の親分で、咲太郎がムーランルージュを大切にしていて、つぶれたときに取り戻そうとしてだまされ、借金をしたことを教えられた。その時の保証人が川村屋のマダムだった。

借金した10万円を作るまで咲太郎は新宿に戻らないつもりだったことがわかる。マダムも咲太郎に騙されていたのではないことがわかった。

信哉が咲太郎からなつに宛てた手紙を預かってくる。手紙には、自分のことは忘れて北海道で幸せに暮らすようにと書いてあった。

十勝では泰樹が照男になつと結婚しろと言う。

博打で勝ったお金を貸してほしいという咲太郎

咲太郎がいる楽屋に博打に行って出番をすっぽかした松井がやってきた。松井は博打に勝ちまくったと言い、それを聞いた咲太郎はお金を10万円貸してほしいと言った。松井は質屋に持っていけば10万になるかもしれない博打の戦利品の時計を咲太郎に渡した。

(戸の開閉音)

誰?あっ何だ咲坊か

松井さん!どこ行ってたんですか!?

おう、あいつは?

いや島貫さんカンカンに怒って、もうやめるっていなくなっちゃいましたよ

そうか、それは清々した

また博打ですか?

それがツキまくってよ、ハハ、そういう時はツキを放したくねえだろ

勝ったんですか?

勝ちまくった

よ~し咲坊今夜は2人でパ~ッと

お願いします、そのお金を貸して下さい

は?

お願いします!

いくら?

10万

10万?

あ、1万でもいいんです

下がり過ぎだろ

その間いくらでも!お願いします!

お願いします!

しょうがねえな、分かったよ

これが博打の戦利品なんだ

感想

飲みに行くお金があるならそのお金を貸して欲しいということですね。でももらえたのは、使いこまれたようなふにゃふにゃの時計でしたね。しかもいくつも。怪しい感じはプンプンしましたよね。

咲太郎が警察に捕まった!?

なつと富士子とマダムが川村屋で咲太郎が来るのを待っていた。遅いので様子を見に行った信哉が一人で戻ってきた。咲太郎が質屋に持って行った時計が盗品だったため、警察に捕まったと言う。

もう来ないわよきっと

どしたんだろう

もうお部屋に戻ったら?

佐々岡さんが見に行ってくれてるの

それも随分かかってるわね

あっ戻られました

一人?

どだったの?

咲太郎が警察に捕まった

えっ!

どういうこと!?

今日の昼前に質屋に時計を持っていったらそれが答品として手配されていたものだった

そのまま取り押さえられて

うそだ

感想

夜まで姿を現さなかったから、逃げてしまったのかと思いきや、警察に捕まっていたのですね。なつや富士子からしたらかなりショックな出来事だったはずです。

咲太郎は時計を盗んでいなかった

なつ、富士子、信哉の3人は翌日に浅草に行き、劇場の出演する女性に話を聞いた。女は咲太郎は時計が盗まれた日に自分と一緒にいたので、盗んではいないと言った。富士子はなつにやっていないなら大丈夫と言ったが、なつはどうして質屋に言ったのかと不思議がる。

なつたちは翌日とにかく浅草に向かいました

咲ちゃんはやってないわよ、泥棒なんて

えっ本当ですか!

その時計は3日前の晩に盗まれたっていうんでしょ?その晩は咲ちゃん私と一緒にいたもの

ず~っと朝まで

えっ?

それ警察に話してくれたんですか?

話したわよ

でもダメよ、警察なんてね、捕まえたもんを絶対にシロにはしないの

そんであんたは平気なのかい?恋人なんだよね?

そんなんじゃないわよ、咲ちゃんは好きだけどね

妹がいることも知らなかった、よかったわね会えて

咲ちゃんは本当にいいやつよ

出てきたら言ってよ、またいつでも遊びにおいで

じゃあ出番だから

どうもありがとうございました

大丈夫さ、やってないなら必ず分かるさ

でもやってないならどして質屋行ったのさ?

感想

一緒にいたと証言する人がいても、警察は許してくれないんですね。証拠がないからでしょうか。それにしても、兄が彼女でもない女の子と朝まで遊んでいたなんていう事実は知りたくなかったですね。

咲太郎が新宿を出て行った理由とは

川村屋になつと富士子が戻ると、そこには茂木社長と藤正親分がいた。藤正親分は戦後のムーランルージュを再建して管理していたので咲太郎の親分だった。岸川亜矢美というムーランルージュの踊り子が咲太郎を助け、かわいがっていた。咲太郎にとってムーランルージュは大切な場所で、つぶれたときに咲太郎は取り戻そうとしてだまされ大金を借りたのだという。その借金の保証人になったのが川村屋のマダムだった。その10万円を作るまで新宿には戻らないと咲太郎は出て行ったのだった。

お帰りなさい、あちらでお二人をお待ちしております

あっ茂木社長

先日はいろいろとお世話になりました

いやいや、どうぞお掛けになって

この方は藤田正士さん

人呼んで藤正親分

親分?

ああ、戦後のムーランルージュはその焼け跡を管理していたこの藤正親分が再建したんだ

ムーランがなくなるまで支配人もされていた

いわば咲太郎君の親分ってわけだ

なつさんか

はい…

北海道からよく来なすった

兄がお世話んなりました

私はなつの母親です

あんたも偉い

いいえ…

咲太郎は戦後のマーケットをところを助けたんだ

それはありがとうございました

助けたのは俺じゃねえ

戦前からムーランで踊ってた岸川亜矢美っていう踊り子だ

亜矢美があの子を俺のところへ連れてきた

亜矢美は母親のように咲太郎をかわいがって

だから咲太郎にとってムーランルージュは母親のいる場所、宝のような場所だと思っていただろう

あいつはムーランルージュが潰れた時それを必死に買い戻そうとしたんだ

兄がですか?

要するにだまされたのよ

イカサマ興行師の口車に乗せられて

10万円用意すれば共同経営者として買い戻せると思い込み

金貸しから借りたのよ

それをそのイカサマ野郎に持ち逃げされたん

10万もですか!?

ああ

金貸しも10万もの金、まだガキだったあいつにただ貸すわけがねえ

誰かがあいつの保証人になったんだ

だから咲太郎はその10万円を作るまでは新宿に戻らねえ

そう言って姿を消したんだ

どこの誰なんですかね

しかしまあその保証人もよほどのお人よしかバカですな

マダム!?

えっ?

まさかマダムが!?

あ、親分咲太郎はだまされたって本当ですか?

咲ちゃんは私をだましたわけじゃないのね?

そりゃ違う

はあ~おかしいと思ったわ

たかだか10万円で劇場を買い戻せるわけがないもの

いやそれを信じたの?マダムともあろう人が

だって私は咲ちゃんの夢を買ったのよ

だからねなつさん、私のせいなのよ

きっとお兄さん、私に借金を返さなくちゃと思って

そうしないと妹のあなたに請求されると思ったのかもしれないわね

感想

誤解が解けたら、マダムが一気に良い人に見えてきました。そして咲太郎が母と慕っていた亜矢美はどこにいってしまったんでしょうか。お兄ちゃん、悪い人の口車に乗せられてしまったんですね。でも、悪いことをして借金をしたんじゃなくて良かったです。

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咲太郎からの忘れてくれという手紙

川村屋に信哉が帰ってきた。警察で話を聞くと、咲太郎は時計を盗んでいないが、誰からもらったのかは言っていなかった。そして、咲太郎からなつへの手紙を預かってきた。咲太郎は自分を探してくれたことを感謝すると同時に、もう自分のことを忘れて北海道で幸せに暮らしてくれと書いてあった。

あっいらっしゃいませ

なっちゃん…

信さんどしたの?

あっどうぞ

すいません

警察で少し話が聞けたよ

えっ?

あいつは泥棒はしていないと言ってるらしいけど

じゃあ誰からもらった時計なのかと聞かれれ

ばそれを言わないそうなんだ

多分誰かをかばってるんだと思う

お兄ちゃんはどうなるの?

分からない

それで警察からあいつの手紙を預かってきたんだ

またなつに会える日が来るなんて本当に信じられない

幸せに暮らしていると知って安心したよ

東京まで兄ちゃんを捜しに来てくれてありがとう

でもなつすまない

お前はもうこんな兄ちゃんのことは忘れてくれ

忘れて北海道で幸せになれ

兄ちゃんもお前を忘れる

ごめんな

感想

刑務所からの手紙、切なすぎますね。なにも忘れることはないのにと思ってしまいました。どうして、時計をくれた芸人のことをかばってるのでしょうか。お兄ちゃん、良い人すぎる!だから騙されちゃうんです。

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泰樹が照男になつとの結婚を勧める

なつが東京に行っている十勝では、泰樹が照男になつと結婚しろと言った。柴田家の家族になれば、なつが一生ここにいられると泰樹は考えていた。

何だよじいちゃんおっかない顔して

お前…なつと結婚しろ

えっ?

なつと結婚するんだ、そしたらなつは正真正銘の柴田家の家族になる

一生この家にいることになるんだ

お前がそうしろ

ああ、なつよ君のいない十勝でも何かが変わっていくようだけど

来週に続けよ

感想

泰樹、突然ですね。照男もあっけにとられちゃってましたよね。結婚しろ!と言われて「うんわかった」となるんでしょうか。たしかに照男と結婚したら柴田なつになるし、胸を張って本当の家族になれますもんね。私も照男との結婚をおすすめします。

今日の名シーン

警察に捕まった咲太郎からなつに宛てられた手紙をなつが読むシーンです。咲太郎のなんともいえない切ない気持ちが伝わってきてなつも号泣でしたね。

今日の名台詞

泰樹の「なつと結婚するんだ、そしたらなつは正真正銘の柴田家の家族になる」を選びました。なつのことを本当の孫以上にかわいがってきた泰樹、本当になつのことを気に入っているのですね。

次回の見どころ

なつは警察につかまっている咲太郎のもとに会いに行くのでしょうか。また、千遥の捜索はどうするのでしょう。そろそろ北海道に帰ったほうがよさそうな気もしますが。。。

なつぞら

Posted by popi