なつぞら第28話のあらすじと感想(2019年5月2日放送)

2019-06-21

5月2日のなつぞら第28話のあらすじと感想です。

第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」の第28話。

なつ(広瀬すず)と富士子(松嶋菜々子)は、川村屋の寮に泊まり、咲太郎を探すことに。その夜、富士子は夕美子(福地桃子)から言われたある言葉を、なつにぶつける…。

第28話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田照男(清原 翔)…剛男と富士子の長男
  • 柴田夕見子(福地桃子)…剛男と富士子の長女
  • 柴田明美(平尾菜々花)…剛男と富士子の次女
  • 小畑とよ(高畑淳子)…雪之助の母
  • 小畑雪之助(安田顕)…菓子屋の店主、帯広のお菓子発明王
  • 小畑妙子(仙道敦子)…菓子屋の嫁
  • 小畑雪次郎(山田裕貴)…菓子屋の息子
  • 戸村悠吉(小林 隆)…柴田家の酪農の従業員
  • 戸村菊介(音尾琢真)…悠吉の息子
  • 佐々岡信哉(工藤阿須加)…なつの幼なじみ
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 野上健也(近藤芳正)…川村屋ギャルソン
なつぞら登場人物
なつぞら登場人物

なつぞら第28話のあらすじ

なつと富士子は川村屋のインドカリーを食べ、従業員アパートに泊めてもらった。宿代を気にして帰ろうとするなつ。富士子はなつが気を使っていると感じる。

富士子はなつに、夕見子が北大を受験しようとしていること、土地に縛るのはなつだけにしてと言ったことを話す。なつも無理に自分を母だと思わなくていいと言ったが、なつは泣きだし、母さんを取らないでと言う。

夕見子は雪月に行き、新宿の川村屋で雪之助が修行をしていたことを聞く。そして、なつと富士子が今、新宿に兄を捜しに行っていると言った。

信哉が浅草で咲太郎らしい人がいると聞いてきた。3人は浅草に向かった。咲太郎は浅草でコントの手伝いをしていた。

なつと富士子は川村屋のインドカリーを食べる

川村屋の従業員アパートに泊めてもらうことになったなつと富士子は、川村屋でインドカリーを食べていた。

インド風バターカリーでございます

バターカレー

バターカリーです

川村屋の名物でございます

ふ〜ん バターが…

頂きます

まだよ

えっ?

これからカレーをかけてくれるんでしょ

ああ…

いえ ご自分でお好きなだけ

こちらのカリーをライスと一緒にお召し上がり下さいませ

あっ自分でかけるんですか?

お好きなように

へぇ 自分で

手抜きじゃございませんよ

フフッ

よばれましょう

うん

頂きます

おいしい

うん おいしい…

バターはあんまり感じないわね

溶けて風味だけになってんのさ

うん

うん うちでも入れてみようか?

入れてみよう!こういう味になるかも

それはどうでしょう

ご家庭のカレーとはまた…

あっカリーだもんね!

カリーって何ですか?

発音でございます

でもバターはきっとうちの方が勝つね

そりゃそうよ

それはどうなんでしょう

うちは牧場なんです、バターも手作りすることがあるんですよ

一度うちのバターを使ってもらいたいもんですねえ

是非自家製の北海道バターを試してみたいですわね

あ、すいません、生意気なこと言って

いいえ、食べ終わったらお部屋にご案内しますね

とてもおいしいです

本当においしいです

ならよかったです。カレーを気に入ってもらえて

マダム、カリーでございます

面倒くさい

フフフ

川村屋の野上さんが気になった方はこちら!
【なつぞら】川村屋の野上は皮肉や嫌味がすごい!でもいい人というのをまとめました

感想

お店の人を目の前にして、うちのバターのほうが…とか言えるなつはやっぱり大物というかなんというか。。。背後でその会話を黙って聞いていたマダムの笑みもこわかったですね。ただ、このカリーがおいしそうで私もカレーが物凄く食べたくなりました。

母さんを取らないでと言うなつ

川村屋の従業員アパートで、あと少しいたら帰ろうとなつは気を使った。富士子は、タ見子が北大に進学したいと言っていることを話す。富士子が寂しがっていると思ったなつは「私がいる」と言う。いざという時は、無理に自分を母親だと思わなくていいと言う富士子に、なつは「母さんを取らないで」と言った。富士子はあやまる。

助かったね宿代

あと何日いるか分かんないもんね

無理させてごめんね

いいのさ

あと少しいて手がかりなかったら帰ろうか

なして?帰りたいのかい?

いやそういうわけじゃないけど…

無理してもしかたないさ

気い遣ってるんだね、私に

牛のことも心配だし

東京は暑いもねえ、ああ気持ちいい風…

タ見子がね大学に行きたいんだって、それも札幌の北大受けたいんだって

北大?すごい!

夕見は頭いいからね、昔から本ばっか読んでるし、

博士になるのかな?ハハハ

何になりたいわけじゃなくて自由になりたいんだって

へえ~今でも十分自由にしてんのにね、タ見らしいわ

母さん寂しいの?私がいるしょ

タ見子にね言われちゃったのよ

何て?

土地に縛るのはなつだけにしてって

そんな気ないからね…いいんだよ

いいって何が?

もしも、もしもよ、いざという時には私のことは無理に母親だと思わなくていいからね

おばさんだと思えばいいのよ

ほら9年間も一緒に過ごしたおばさんだと思えば逆に家族と同じだって思えるしょ?

どんなことがあってもなつのことは応援してるし

いつでも味方になってくれる人だと

そんなふうに思ってくれたら

私はそれで…

えっ?どした?なつどしたの?

どして…そんなこと言うの?

したから東京に連れてきてくれたの?

私をお兄ちゃんに返そうとしたの?

違うわよ!

やだ!やだよ…私から母さんを取らないでよ

母さんを取らないでや

やだよ

ごめん…

そんなつもりで言ったんじゃないんだよ

ごめん、なつ…

感想

富士子が母親だと思わなくていいんだよなんて言うから、涙が止まらなくなりました。でもここでなつが「わかったよ!」と寂しさからヘソを曲げたりせず、素直に嫌だと言って富士子に甘えることができてホッとしました。

雪之助が修行していたのは新宿の川村屋だった

雪月にタ見子が来ていた。夕見子と雪次郎に、雪之助は新作のかき氷を出す。雪之助は自分が修行していた新宿の川村屋で、同じように息子の雪次郎にも修行をさせたいのだという。夕見子は、なつと富士子が今新宿に兄を捜しに行っていることを話す。新宿を懐かしがり、視野を広げることを覚えたという雪之助。夕見子はすごいと感じた。

はいお待たせしました

来た

え~新作のかき氷です

う~わ~!

氷ん中に何入ってると思う?

氷ん中に?

パイナップル!

うん

パイナップルを忍ばせて上に何かかってると思う?

香り豊かなリンゴのシロップ!

ハハハ

商品名何だと思う?

雪月の夏!

全部言うのに何で聞くのさ、雪の夏って矛盾してるけどね

いやそこがいいんだ

雪の中にパイナップルの月

夏の風物詩、雪月の夏!

よよっ!

とけるんで頂きま~す

はいはいどうぞ

うんパイナップル!

フフフフ…

俺も北大受けるかな

北大?お前の成績と矛盾してるな

じゃ札幌でお菓子の修業するさ

いやダメだ

お前の修業先は東京って決まってんだから

えっ東京行くの?雪次郎

そうしろって言うんだよ

私が修業してた店にね、まあ雪次郎にも行ってほしくてね

えっおじさんも東京行ってたの?

うんそう昭和6年だったかな、17歳から5年間東京は新宿川村屋というパン屋で修業してたんだ

えっ新宿?

うん

なつと母さんも今新宿行ってるよ

えっそなの?

うん

ちょっと

忙しいのにいつまでかかってんの

いやなっちゃんと富士子さんがな、今東京の新宿にいるってさ

うん

本当!?

うん

何しに行ったの?

そこになつのお兄さんがいたみたいで

ちょっと忙しいのに何油売ってんだい

なっちゃんが今新宿でお兄さんと会ってんだって

あら本当かい!

会ったわけじゃなくて捜しに行っただけ

新宿にいたとしか分かってないんだわ

いや~新宿か

ハハハ…懐かしいな

おじさんは新宿のパン屋で修業してたのか

いやパン屋っていってもねもうそこにはいろんなもんあってさ

インドカリーなんてものもあったわ

私もね、そこで世界のチョコレートやクリームを作ること覚えたもねハハハ

何より視野を広げることを覚えたんだわ

へえ~すごい

感想

かき氷の中にパイナップルを入れるとは、まるで白くまの原型のようですね。絶対おいしいと思う。それにしても雪月の主人が新宿の川村屋で修行をしていたとは。。今まさになつと富士子が居るところなのに、世間は狭いですねぇ。

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川村屋のクリームパンが雪月のシュークリームと似ている

なつと富士子は川村屋でクリームパンを食べていた。二人は雪月のシュークリームに似ているという。その頃、夕見子は雪月からシュークリームを買って帰った。仕事をしていた泰樹たちに食べてという普段と違う夕見子。それを見て、みんな驚く。

(川村屋)

このクリームパンおいしい!

うんおいしいねえ

うん

このクリーム雪月のシュークリームに似てない?

言われてみれば

じゃ、じいちゃんに買ってくと喜ぶね

雪月のシュークリーム大好きだもね

そだね

(十勝)

はい、じいちゃん

どしたんだ?

帯広に出たからお土産、雪月のシュークリームみんなで食べて

うん、じゃあ頑張ってね!

頑張って、うん

あの夕見子ちゃんが!

あんな笑顔を!

女の子らしいとこ初めて見たもなあ

「じゃあ頑張って」だもなあ!ハハハ

母さんとなつがいなければ気が利くんだな

へぇ…

もったいなくて食えねぇ…

おやっさん食べてるし、ハハハ

あと2つしかない…

感想

夕見子はなんでシュークリーム3個しか買ってこなかったんだろう。泰樹、照男、あと1人は?自分?気になりました。そしてあの笑顔とご機嫌の良い理由は、好意を寄せている雪次郎に会ったからなのでしょうか。

咲太郎は浅草にいたことがわかる

川村屋に信哉が入ってきた。信哉はなつに咲太郎が浅草にいるかもしれないと言う。

いらっしゃいませ

なっちゃん!

どうしたの?

今日浅草の芝居小屋を回って聞いてみたんだ

ムーランルージュにいた人で浅草に流れた人もいるっていうから

浅草に行ってくれたの?

そしたら今それらしい人がいるって

えっ

本当かい?

まだ見たわけじゃないけど咲太郎かも!

感想

信さん、面倒見が良すぎていい人過ぎて好きになりそうです。1人でずっと咲太郎のことを探しててくれたんですね。

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 【なつぞら】佐々岡信哉(工藤阿須加さん)がとにかくやさしい!出演シーンをまとめました

咲太郎は浅草でコントの手伝いをしていた!

咲太郎は浅草の六区館にいて、幕あいに行われるコントの手伝いをしていた。咲太郎は師匠を起こし、出番を伝えるが、出演するのを嫌がる師匠は咲太郎に「お前が出てこい」と言った。六区館の入口には、なつと富士子、信哉の3人がやってきていた。

師匠!起きて下さいよ!どうするんですか?

師匠と呼ぶな!

俺は芸人じゃねえ役者だ先生と呼べ

そんなこと言ってる場合ですか!もうすぐ出番ですよ!

しょうがねえだろ相方が来ねえんだから

いやしょうがないって

そんなこと言っててもしょうがないでしょう

本当にどうしちゃったんですかね

松井さんは…

どうせ博打だろう

俺はもうやだね、あんなやつと二度とやらねえ!

じゃあ一人でもやって下さいよ

役者もやめた!

何言ってるんですか!

今日のステージはどうするんですか!師匠!

お前出てこい

俺が出てどうするんですか!

お前の好きな森繁久彌のまねでもしてくりゃいいだろ

そんなのこの客に通用するわけないじゃないですか!

いいからやってこい!行け!

ええ~

ここの幕あいにコントと呼ばれる芝居をしていて、それの手伝いをしてるらしい

なつよ覚悟はいいか?

いよいよ

感想

咲太郎、大きくなって物凄く垢抜けましたね!かっこよすぎます。そして、師匠と呼んでいる人に出てこいといてわれて困惑していましたが、舞台に立つ大チャンス到来ですね。

今日の名シーン

富士子が、なつのことを想って「おばさんだと思えばいいのよ」と言ったら「私から母さんを取らないでよ」とすがるシーンです。本当の親子じゃないからこそのお互いの複雑な心境が伝わってきて感動しました。

今日の名台詞

泰樹の「もったいなくて食えねぇ…」を選びました。夕見子には小さい頃からあまり感心をしめしていない様子だった泰樹ですが、夕見子が買ってきたシュークリームがよっぽど嬉しかったんですね。

次回の見どころ

ついに、なつと咲太郎が対面するのでしょか?!舞台を見守るなつと代役で突然舞台に立つことになった咲太郎。はたしてお互いに兄妹だとわかるのか。。。気になります!早くみたいです!!

なつぞら

Posted by popi