なつぞら第125話のあらすじと感想(2019年8月23日放送)

2019-08-24

なつぞら第125話のあらすじと感想(2019年8月23日放送)

第19週「なつよ、新しい命を迎えよ」の第125話。

なつ(広瀬すず)の陣痛が始まり、病院にやってきた富士子(松嶋菜々子)たち。いても立ってもいられない坂場(中川大志)。やがて病室からは元気な産声が聞こえてきて…。

第125話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 坂場一久(中川大志)…東洋動画の監督見習い
なつぞら登場人物

なつぞら第125話のあらすじ

つに女の子が生まれた。なつは名前を泰樹に決めてほしいと言う。泰樹はなつのように優しくなってほしいと願い「優」と名付けた。

なつの仕事復帰を心配して、富士子は東京にいると言い出すが、それでは自分が富士子のようになれないとなつは断った。1カ月して富士子は帰っていった。

なつはが仕事復帰する朝、玄関を出たなつは泣いてしまった。

陣痛が始まったなつは病院へ行くことに

なつの陣痛が始まり、富士子は坂場に病院へ連絡するように行った。そして、咲太郎にも連絡するように言う。

(なつ)痛い…!

(富士子)大丈夫、大丈夫

(なつ)ううっ…痛い…この前と全然違う!

(坂場)何分間隔ですか?

(富士子)そんなの分からない!病院に連絡して。今から連れていくって

(坂場)はい…はい!

(富士子)あっそれと咲太郎さんにも連絡して

(坂場)はい…はい、分かりました!

(富士子)大丈夫…

(なつ)ううっ!

感想

何分間隔とかではなく富士子の感覚で病院に連絡したほうがいいと判断したのですね。富士子の「そんなの分からない!」がすごく良かったです。あの理屈っぽかった坂場が富士子のいいなりになってる。

女の子が生まれる

なつは分娩室で牛の出産を思い出していた。そして、なつに女の子が生まれた。待っていた家族も産声が聞こえると喜び、泰樹はご苦労さんとつぶやいた。

(咲太郎)何だよ…

(なつ)ん~…ううっ…

(秀子)はいもう少しよ、頑張って。痛くても息まないで、おなかの力抜いて。陣痛の波に合わせていくからね

(なつ)はい…フフフフ…

(秀子)えっ何笑ってんの?

(なつ)何でもないです…

(なつは牛のお産を思い出していた)

(回想)(泰樹)陣痛に合わせて引くぞ

(なつ)うう~っ…

(秀子)はい来た!はいゆっくり息吐いて!

(なつ)フ~…

(回想)(泰樹)よし引け!よ~し出るぞ

(なつ)ううっ…フ~フ~フ~…ううっ…ううっ…会いたい…早く会いたい!

(秀子)もうすぐもうすぐ会えるよ!はい、ゆっくり息吐いて!

(なつ)フ~フ~…

(産声が聞こえる)

(剛男)おお…

(咲太郎)生まれた…生まれた!

(光子)おめでとうございます

(泰樹)ご苦労さん…

(寝ているなつの隣に生まれた赤ちゃんが来る)

(秀子)はい、生まれました。元気な女の子です

本日私の孫がこの世に誕生しました

感想

牛の出産を思い出して笑っちゃったなつ、余裕ですね。そして最後までキレイな妊婦でした。うまれるまで落ち着かない様子の坂場と咲太郎、心配を押し殺してじっと待つ泰樹。なつの子どもは、みんなに心待ちにされ、この世に誕生したのですね。

なつは泰樹に名前を考えてほしいと頼む

病室で生まれたばかりの赤ちゃんを家族で囲んでいた。名前はまだ決まっていなかった。咲太郎は考えてあると言ったが、なつは泰樹に考えてほしいと頼んだ。

(病室で赤ちゃんを囲む)

(富士子)もう絵を描くの?

(なつ)生まれたばかりの姿も記録しておきたいから

(咲太郎)そんなことしなくたってカメラ持ってきたぞ

(光子)バカね、そういうことじゃないでしょ

(なつ)ありがとう。写真も撮ってほしいけどね

(剛男)名前はもう決めてあるのかい?

(坂場)あっいえ、なつが付ければいいと思って

(富士子)女の子だってさっき知ったんだもね

(咲太郎)俺は一応男でも女でも両方考えておいたぞ

(光子)あなたは出しゃばらなくていいんじゃないの

(咲太郎)そうか?

(光子)うん

(咲太郎)まあ…困ったら言え

(坂場)お義兄さんでもなつでもいいですからいい名前をつけてください

(なつ)本当にいいの?

(坂場)うん

(なつ)それじゃ…

(咲太郎)よし分かった

(なつ)じいちゃん付けて

(咲太郎)えっ?

(泰樹)えっ?

(なつ)この子に名前付けてほしいの…じいちゃんに

(泰樹)いや、わしはいいから…

(なつ)お願い、じいちゃん。じいちゃんの夢を少しはこの子にも継がせてやってよ

(泰樹)なつ…

(富士子)付けるしかないしょや、もう

(剛男)なつの頼みですよ

(泰樹)よし分かった…そったら考えるべ

(なつ)うん。よかったね…

感想

咲太郎(笑)どんな名前を考えてきたのか気になりますね。なつは名付けを泰樹に託しましたね。血の繋がっていないなつと泰樹ですが、名付けを泰樹がすることでさらに絆が深まりそうですね。泰樹も想像もしていなかったであろう申し出に嬉しそうです。

名前は「優」に決まる

泰樹はなつと坂場の子どもに「優」と名付けた。なつのように優しい子になることが願いだと説明した。なつも坂場もいい名前だと言った。

泰樹さんは、結局東京にとどまり、7日間考え抜きました

そしてなつと赤ちゃんが退院し、お七夜を迎えたその日

(泰樹が「優」と書いた紙を見せる)

(富士子)何て読むの?

(泰樹)ゆう

(なつ)ゆう?

(泰樹)そうだ。なつのように優しい子になってほしい。わしの願いは…夢はただそれだけじゃ

(なつ)ゆう…

(剛男)坂場優か

(富士子)なつの子だから優子にしないで優がいいかもね、ハハ…

(なつ)どう?イッキュウさん

(坂場)え…うん、いい名前だ

(なつ)そうだよね?うん、いい名前…

(なつが赤ちゃんに話しかける)

(なつ)優!優ちゃん…今日からあなたは坂場優です。じいちゃん、ありがとう

(剛男)優のじいちゃんは私なんだけどな…優ちゃん、ハハ…

(なつ)優ちゃんですって…はい

(なつが泰樹に赤ちゃんを手渡すと泣く)

(泰樹)お~ごめんごめん。優…優…優…!

(富士子)勤めに出たら

翌日、泰樹さんと剛男さんは北海道に帰っていきました

感想

夕見子の子は子をつけるのかなぁ。だとしたら雪子(笑)?照男の子は何で地平(ちへい)なんだろう。剛男→照男ときたのに地平とはね。それにしても優(ゆう)ちゃん可愛い名前ですね。

富士子がすぐに仕事に出るなつを心配する

なつと富士子が寝ていると優が泣き出す。なつはおしめを交換する。粉ミルクで育て、6週間で仕事に復帰することを心配した富士子は、ここにいようかと言う。なつはそれでは富士子のように強くたくましくなれないと言った。一か月後、富士子は北海道に帰った。

(富士子)務めに出たら優ちゃんにはどうやって乳をあげるの?

(なつ)粉ミルクにするしかないわ

(富士子)粉ミルクで育てんのかい?

(なつ)うん。私がずっとそばにいられるわけじゃないからしかたないしょ

(富士子)でも本当に6週間で仕事に復帰して大丈夫なのかい?

(なつ)私は大丈夫。そのためにイッキュウさんも協力してくれてるんだから、いつまでも休んでたら申し訳ない

(富士子)あんたは母親なんだよ、もう

(なつ)うん、それは分かってるから…

(優が泣く)

(なつ)あっ、まただ

(坂場が来る)

(坂場)またおなかがすいたのか?

(なつ)イッキュウさん大丈夫、仕事してて

(なつ)あ~ぬれてる、おしめだわ…はいはい…よいしょ。はいはい…

(富士子)私こっちにいようか?

(なつ)母さんそんなに心配しないで。母さんは十勝の家に絶対に必要な人でしょ。照男兄ちゃんにも砂良さんにも2人目が生まれるんだし、夕見子にも生まれるんだよ。母さんがそばにいなくてどうすんのさ

(富士子)あんたを一人にしておく方が心配だわ

(なつ)一人じゃないってば…

(坂場)本当に大丈夫ですよ、お義母さん

(富士子)そりゃ私がいたら邪魔だろうけど

(なつ)そういうことじゃないってば…これ以上母さんに甘えたら私が母さんみたいになれないでしょ

(富士子)えっ?

(なつ)母さん…

(富士子)ん?

(なつ)私は母さんみたいになりたいの。強く、たくましく、

(富士子)美しくね…そりゃなるでしょや…あんたは私の娘だもの

(なつ)うん。優…よろしくね。できたよ

そうしてたちまちひとつきが過ぎました

(富士子)何かあったらすぐ連絡してね。したらね、体に気を付けて

(なつ)母さんも。気を付けてね

(富士子)バイバイ

(なつ)バイバイ…

(富士子が出ていく)

(なつ)優

(なつがミルクを作る)

(なつ)あ…

(坂場がミルクを飲ませる)

(坂場)おいしい?優

(なつ)アハハ…

(坂場)ハハハ、優…

(優が泣く)

(坂場)もういらない?もういらないかな?

(坂場と優が昼寝する姿をなつは絵に描く)

感想

富士子、帰ってしまいましたね。なつは平気そうにしていたけど、本当は富士子が帰ってしまって心細かったと思います。バイバイと言った後ろ姿が寂しそうでしたから。しかし坂場となつでミルクをあげているところ、本当に幸せそうでしたね。

仕事に復帰するなつは泣いてしまう

なつが仕事に復帰する日の朝、なつは名残惜しそうに優に話しかけた。起こされた優は泣いてしまい、坂場がなだめた。家を出たなつは泣いてしまう。

優が生まれて6週間が過ぎ、なつが職場に復帰する日がやって来ました

(なつ)優…ママ行ってくるからね

(坂場)おいおい…

(なつ)大丈夫…

(なつが寝ている優を抱っこする)

(坂場)おい…

(なつ)優ちゃん…ママすぐ帰ってくるからね。待っててね…ごめんね

(優が泣く)

(なつ)起こしちゃったね

(坂場)はいはいはい、どうしましたか?大丈夫、大丈夫

(なつ)行ってきます

(坂場)行ってらっしゃい、心配するな

(なつ)うん。お願いね

(坂場)うん

(優が泣く)

(坂場)あ…はいはい。どうしました?大丈夫よ。はいはいどうした…

(玄関を出たなつは泣いてしまう)

感想

まだ幼い我が子を置いて仕事に行くなつの気持ちが痛いほど伝わってきました。まだこの時期は我が子のことを思い出しただけで胸も張って痛いと思うし、体力も戻ってないだろうから余計涙も出てきてしまいますよね。

今日の名シーン

なつの出産シーン。

今日の名台詞

「ゆう。なつのように優しい子になってほしい。わしの願いは…夢はただそれだけじゃ」

なつと坂場の子どもに名前をつけた泰樹の言葉。

「これ以上母さんに甘えたら私が母さんみたいになれないでしょ。母さん…私は母さんみたいになりたいの。強く、たくましく」

産後のなつを心配する富士子になつが言った言葉。

次回の見どころ

なつの育児と仕事の両立が始まります。作画監督の激務に坂場やなつがどうなってしまうのか心配です。

なつぞら

Posted by popi