【なつぞら】三村茜(渡辺麻友・まゆゆ)の出演シーンをまとめました

2019-08-03

なつが社内試験に合格したことで、アニメーターになり、それと同時に仕事場は仕上課から作画課に変わりました。

作画課でなつは三村茜の隣に座りました。茜の方が少し先にアニメーターとなったわけですが、二人ともほぼ同じ新人という立場です。

茜と言えば眼鏡をかけいているのが特徴。性格もやさしそうな雰囲気です。この茜を演じるのは、AKB48の元メンバーの「まゆゆ」こと渡辺麻友さんです。

NHKのなつぞらの公式ページでは三村茜は次のように紹介されています。

絵をかくのが大好きな、眼鏡をかけたおっとりとした女の子。漫画映画をよく知らず、東洋動画には見習いとして就職、次第にその面白さにひかれていく。繊細な絵が評価され、なつより一足先に合格し、正式にアニメーターとなる。

https://www.nhk.or.jp/natsuzora/cast/index.html

たしかになつに比べるとおっとりしています。作画課では、なつに一番近い存在となっています。

今回はそんな三村茜のこれまでのシーンを振り返りたいと思います。

なつと茜は同じ社内試験を受けていた

三村茜が最初に登場したのは、第59話でした。なつがアニメーターになるためのテストを受けたときです。このとき、なつは特別に試験を受けさせてもらいました。

先輩が描いた白蛇姫の動画をゴミ箱から持ってきて、勉強のために描いてみたなつの絵が採用されました。そして、仲の計らいでアニメーターの試験を受けさせてもらったのです。

同じ試験を受けたのは、なつより先に採用されて、研修期間を過ごしてきた社員でした。その社員は12カ月の研修を経て、最後のアニメーターの試験を受けたのです。

その社員の中に三村茜もいました。

第59話では試験が始まったところで終わりました。ほかは男性社員だったので、なつのほかに三村茜がいたのはよく目立っていました。

茜も女性のなつが試験会場に入ってきたことでびっくりしたのかもしれません。なつの方を気にしているのでした。

なつぞら第59話のあらすじと感想(2019年6月7日放送)

試験が終わってなつに話しかける茜

第60話は、試験が終わったところから放送が始まりました。ここでなつと茜はお互いに挨拶をします。声を掛けたのは茜の方でした。

(井戸原)は〜い時間です。そこまで

(仲)みんなご苦労さん。今日はそのまま帰っていいですよ

(茜がなつに声をかける)

(茜)あなたってすごいのね、よくこんなに描けたわ

(なつ)あ…全然ダメでした

(茜)えっ?私は三村茜です、どうぞよろしく

(なつ)奥原なつです

眼鏡をかけて暗そうに見えた茜でしたが、意外にもなつに声を掛けました。社交的でした。しかも、なつを褒めるようなことを言ったんですよね。

この会話を聞くと、まるでなつの方が力があるように見えたのですが、実はそうではなかったのです。

なつより先に茜が試験に合格する

たしかになつは動画を描くのが速かったのです。その速さに茜は驚いたんですね。

試験の結果を見た井戸原と仲も、なつが描いた枚数に驚きました。15枚以上を描けばよいテストで、なつだけは30枚も描いたのです。

ただ、速ければ試験に合格するというものではありません。なつは試験に落ちてしまったのです。試験の翌日、なつは仲と井戸原から「不合格」を言い渡されました。

(仲)結論から言うと不合格でした

(なつ)わかりました

(仲)悔しそうじゃないんだね?

(なつ)悔しいです、とっても…けどそれは自分のせいですから

(井戸原)うん…どうして動画をこんなに描いたんだい?15枚でいいところを30枚も描いたのはどうして?

(なつ)見たらイメージが湧いてきてどうしても描きたくなったんです。でもダメです。自分が描きたいものに自分の手が追いついていかないんです。それがもどかしくて、自分は下手なんだってよく分かりました、それが悔しくて…

なつは仲に「動画の勉強は続ける?」と聞かれ、「もちろんです!それは続けさせて下さい。お願いします」と答え、その部屋を出ました。

すると驚くべき光景がそこにはありました。なつが部屋を出ると茜が麻子から仕事を教わっていたのでした。

麻子は作画課でセカンドというポジションの優秀な社員です。つまり、同じ時に試験を受けた三村茜はその試験で合格して、さっそく動画の仕事を始めようとしていたのでした。

なつを見た茜は静かに会釈をしました。

なつぞら第60話のあらすじと感想(2019年6月8日放送)

アニメーターになったなつと茜が話す

第66話ではなつが作画課に入りました。試験に落ちてからもきれいな線を描く練習をしていたなつは、もう一度、アニメーターの試験を受けて合格することができたのです。そして、晴れて作画課の職場へ。

なつを席に案内したのは麻子でした。その席は茜の隣の席でした。その日、さっそく次回作が発表されます。次回作は「わんぱく牛若丸」。

さらに井戸原は、そのキャラクターを募集すると言います。脚本にある登場人物を描いて無記名で応募してほしいと言います。そこで茜となつが会話をしました。

(茜)ねえなっちゃんも参加するでしょ?

(なつ)あ…しますよ、せっかくですから

(茜)それじゃ相談できないわね

(なつ)期待されてないんだから楽にいきましょう、楽に

(茜)あっ…そうね

(なつ)あすいません…!今のは自分に言ったんです

(茜)あっ…すごいわね、なっちゃん、肝が据わってるのね

(なつ)あっいえ…

(茜)フフ…

この前に同じことをなつが麻子に言っていたのでした。麻子は「あなた期待されてると思ってるの?」と言い、「なら楽でいいんじゃない」と言ったのでした。

なつぞら第66話のあらすじと感想(2019年6月15日放送)

茜は仕事への考え方も麻子を見る目はなつとは違う!?

「わんぱく牛若丸」の制作が決まって大杉社長が社員を激励に来た時、社長の話をなつは気にらなかったようで、その後に茜に愚痴を言います。

これを後ろで聞いていた麻子はなつを注意しました。その一連の流れで、茜はなつとは違う人種なんだとわかりました。

(なつ)何ですかね、あれ!

(茜)あれって?

(なつ)漫画の皆さんって、私らが漫画みたいじゃないですか。それにお母さん昔こんな漫画映画を作ってたって自分の子どもに誇れって何ですか?それってもうその時にアニメーターを辞めてるってことじゃないですか!

(茜)違うの?

(なつ)いいんですか?それで茜さんは。もし結婚をしたり、子どもを産んだりしたらこの仕事辞めちゃうんですか?そんなのおかしいですよ。せっかく努力してアニメーターになったんじゃないですか!

(麻子)辞めろって言わせなきゃいいんじゃないの?

(なつ)え?マコさん…

(麻子)会社から辞めないでくれって引き止められるようなアニメーターになればいいんじゃない、だったら。まだ何にもできないのに文句ばっかり言ってないで

(なつ)はい!そうですよね…

(麻子)期待してないけど

(なつ)はい…失礼しました!

(茜)あんなふうになりたいの?

(なつ)あんなふうって…

茜は結婚したら仕事はやめるつもりのようです。それに麻子のような社員がよいとは思ってもいないようです。このへんはなつとは全然違います。

NHKの公式ページで「東洋動画には見習いとして就職、次第にその面白さにひかれていく」とありますから、これから変わっていくのかもしれませんが、今の段階ではそこまで仕事への情熱があるとは思えませんでした。

ここでもう1つわかったのは、なつは仕上課にいたときは、モモッチとお昼を食べていましたが、作画課に異動してからは茜と食べているということです。茜はなっちゃんと呼んでいましたが、なつは茜さんと呼んでいるようです。

茜が麻子に怒られる日が近そうな気がしてハラハラしました。でも、さらに茜のキャラは加速しました。

なつぞら第66話のあらすじと感想(2019年6月15日放送)

麻子に直接、毒を吐く茜

けっこう言っちゃうタイプなんだとわかった茜でしたが、もっと直接的に言う場面もありました。

それは「わんぱく牛若丸」の下山班でランチに行った時のこと。

(堀内)マコちゃんは好きで入ったの?

(麻子)好きで入ったのよ

(茜)へえ~意外

(麻子)どういう意味で?私にはディズニーの世界似合わないって言いたいわけ?「白雪姫」に感動しちゃ悪いの?

(なつ)「白雪姫」だったんですか?きっかけは

(麻子)そうよ

(茜)それなのにあんな怖い常盤御前になっちゃったんですか

(麻子)ちょっと

怖いキャラの先輩社員の麻子に対して、ここまで言える茜はすごいと感心しました。なつなら言えないですからね。

なつぞら第70話のあらすじと感想(2019年6月20日放送)

茜が漫画映画をやったのは何となく

このとき、茜もどうして漫画映画に入ろうと思ったのかを話します。ちょっとなつとは違います。

(なつ)茜さんは好きで入ったんですか?

(茜)私は何となく…短大の頃はいろんな所を放浪しながらのんびり絵を描くのが好きだったのよ

(堀内)う~ん山下清か

(茜)フフフ…それで漫画映画の仕事って面白そうだなと思って。まあ絵を描いてもうかるのかと思ったら全くそんなことなかったけど

(なつ)そこは同意します

茜は裸の大将の山下清のようなことを短大の時にやっていたようです。おとなしそうに見えるけど、これも意外な一面でした。

なつぞら第70話のあらすじと感想(2019年6月20日放送)

茜は麻子だけにははっきりものを言う

茜というと物静かなイメージがあって、なつにはやさしい感じなのですが、麻子には牙をむくことがあります。これは何なのかわからないのですが、きついことを言うんですよね。

(麻子)まだなの?ここからの遅れは仕上に迷惑かけるばかりだからね。分かってる?奥原さん

(なつ)分かってます、今描いてます…

(麻子)手休めないで答えなさいよ。急いでても丁寧にやらないとやり直しが一番時間を食うんだからね

(茜)マコさん!マコさんがおとなしくしていた方が仕事ははかどると思うんですけど!

(麻子)私だって言いたかないわよ!立場上しかたなく言ってんの

(下山)まあまあまあ、敵対しないで!みんなで乗り切ろう

(麻子)下山さんもやってくださ~い

(下山)は~い…

麻子にこれだけ強く言い返せるのは茜しかいないんですよね。そして、打ち上げの時も。

(茜)ねえマコさん、このお煮しめマコさんが作ったんですか?

(麻子)そうよ

(茜)へえ~意外です。おいしいです!

(麻子)私を何だと思ってるの?

なんか悪気はないように思えるのですが、麻子が怒るのもわかりますね。けっこうきついことを言うのが茜のキャラとして定着してきました。さらに

(堀内)料理なんかするんだ

(麻子)するわよ

(下山)結婚もするの?

(麻子)しちゃ悪いんですか?

(下山)いや

(なつ)そういう相手がいるんですか?

(麻子)今はいないわよ。でも親はたくさん見合い話持ってくるけどね

(茜)へえ~心配してるんですね

(麻子)だから私を何だと思ってんの!

また麻子を怒らせてしまいました。

なつぞら第78話のあらすじと感想(2019年6月29日放送)

茜はなつと麻子の間にいる重要な役

第89話でも茜は重要な役をこなしました。このときは短編映画の「ヘンゼルとグレーテル」を作っているときです。なつははじめて麻子とともに原画を担当することになったのです。

でも、坂場が一人でどんどん進めるやり方を麻子は気に入りませんでした。なつは麻子に思い切って聞いたのです。そこには茜もいました。

(麻子)あなたのお兄さんが声の会社を始めたの?

(なつ)そうなんです。兄は声優と言ってますけど、外国のテレビ映画の吹き替えが主な仕事らしいんです

(茜)あっ私それよく見てるわよ。最初は違和感あったんだけど慣れてくると自然に感じてくるのよね。私のおばあちゃんなんて「この外人さんは日本語がうまいね」だって

(なつ)茜さんの家にはテレビがあるんですね

(茜)うん、割に早い時に買ったのよ

(麻子)その会社の俳優の人たちを今度の短編映画に使えってこと?

(なつ)いや…そうじゃないですけど、声を探したいと思った時には兄に相談することはできます

(麻子)わかった、話はそれだけ?

(なつ)あっいや…

(麻子)まだ何かあるの?

(なつ)マコさんは…今度の短編映画あまり乗り気じゃないですか?

(麻子)えっ

(なつ)「ヘンゼルとグレーテル」面白くないと思ってますか?

(麻子)面白くないと言ったらどうするの?

(なつ)やめます。私はマコさんが納得してないと嫌なんです。私はマコさんと一緒に作りたいんです。もちろんみんなが納得いくものを。日本で初めて原画になる女性はマコさんしかいないと思っています。この会社に入った時からマコさんは私の目標なんです。だから納得のいく漫画映画を作ってほしいんです。それを私も一緒に作りたいんです

(麻子)あなたってずるいわ…

(なつ)えっ?

(麻子)そうやって何でもいちずに自分の情熱だけを貫こうとするんだから。周りで悩んでる人は何も言えなくなるでしょ

(茜)それは少し分かる

(なつ)えっ…本当?

(麻子)でもものを作るには大事なことよ。それがないとすぐに妥協するからね。だから私のことなんて気にしなくていいの。あなたは作品のことだけを考えてなさい

(なつ)マコさん私は…

(麻子)それでいいって言ってるの!

(茜)そうね…なっちゃんには結局それしかできないかもね

(なつ)そんな!えっそれじゃ私が人のことを考えられないみたいじゃないですか

(麻子)怒らなくていいのよ、それが若さってもんでしょ。私だってそうありたいのよ

(茜)マコさんだってまだまだ若いですよ

(麻子)若くないとは言ってない

(茜)あっすみません…

(麻子)とにかくやるしかないんだから、あれこれ考えずに頑張りましょう、お互いに

(なつ)はい…分かりました

(茜)さあなっちゃん氷解けちゃうよ、これ飲んだら帰ろう

(なつ)はい…

(茜)ちょっとそんなに慌てて飲まなくても大夫だよ

(なつ)喉渇いてて

(茜)緊張したもんね

このシーンを見ると、茜の存在感がありますよね。たぶん、なつと麻子だけだとうまく行かないと思うんですよね、何事も。そこに茜がいると、うまくいくんだと思います。

茜はまた「マコさんだってまだまだ若いですよ」と言ったり、なつの欠点を指摘したり、茜らしさが出ていましたよね。

そしてもう1つ分かったのが、もしかしたらテレビを早い時期に入れているなんて、お金持ちの娘なのかとも思いました。

なつぞら第89話のあらすじと感想(2019年7月12日放送)

神地に「茜ちゃん」と呼ばれる

神地が原画を描いて麻子となつに見せにきました。その動画も描くように言われた神地は、こんなことを言います。

(麻子)これでいいと思う、じゃこれ自分で動画も描いてみる?

(神地)はい!あっ茜ちゃん描いたら見てくれる?

(茜)あ…うん、もちろん

(神地)ありがとう、じゃ…ありがとうございました

(茜)ちょっとなれなれしいけど文句言えないわね、あれじゃ

(なつ)いきなりちゃん付けですか…

いきなりの「茜ちゃん」でした。さすがに茜も気になったようでした。先輩ですが、絵の実力があるから何も言えないということのようです。

このとき、その前にもなつを「なっちゃん」と呼んだんですよね。とにかく神地は後輩とは思えないような大物です。

その後、茜と神地はこんなこともありました。

(神地)あっ茜ちゃん、ちょっとそれ頂戴

(茜)あっちょっと!あんたは最初から近すぎなの

(堀内)ずうずうしいんだよ

(神地)分かりましたよ

(茜)あげないとは言ってないでしょ

(神地)えっ!

(茜)はい

(神地)あっ…頂きます!

これはみんなで遊びに行ったときです。お弁当を神地がもらおうとして、茜に馴れ馴れしいと言われてしまいます。それでも、あげましたね。

そして、麻子が仕事を辞めることを行ったときも。

(麻子)また戻ってきたくなるような羨ましくなるようなもっとすごい漫画映画をこれから作ってよね、なっちゃん

(なつ)分かりました

(神地)俺も頑張ります!

(茜)あなたが言うとちょっと嫌みに感じちゃうの

こうして神地に突っ込むのは茜でした。どうもこの二人は仲良くなっていくんじゃないかと思えますよね。

なつぞら第91話のあらすじと感想(2019年7月15日放送)

なつぞら第96話のあらすじと感想(2019年7月20日放送)

茜はなつと一緒にテレビ班に行く

なつは原画、あかねは動画を担当していましたが、あるとき、二人が会議室に呼ばれました。

(仲)なっちゃん、おはよう

(なつ)おはようございます、よかった仲さんまでしてなくて

(仲)今日10時に会議室に来てくれる?大切な話があるんだ

(なつ)はい分かりました

仲さんは今や、会社の中間管理職、作画課長になっています

(茜)私も呼ばれてるのよ、そこに

(なつ)あっ茜さんも?

そして茜となつはテレビ班に行くようにと言われます。

(仲)今年の1月から手塚治虫さんのプロダクションが製作してる「鉄腕アトム」がテレビで放送されてることは知ってるね

(なつ・茜)はい

(仲)その「鉄腕アトム」がテレビ漫画として大ヒットしてる。そこでうちでもテレビ用のアニメーション、テレビ漫画を制作するテレビ班を作ることになったんだ。なっちゃんは原画として茜ちゃんは動画としてそのテレビ班に行ってもらいたい

こうして、なつと茜はテレビでの「百獣の王子サム」の仕事をすることになりました。原画を描くのはなつだけではなく猿渡もいて、猿渡からテレビならではの表現を学ぶこともありました。

なつぞら第97話のあらすじと感想(2019年7月22日放送)

茜が電撃結婚

茜と言えば、けっこう毒舌キャラとして登場していたんですが、やっぱり強い印象を残したのが結婚ですよね。

おそらく「なつぞら」を見ていた人は、茜は神地と結婚するとばかり思っていたと思うんです。バレーボールした時もお弁当あげたりしてたし。

でも、その相手はまさかの…。

(一同)ええ~っ!

(下山)いや~一か八かで告白をしたらオーケーをもらいました

(拍手)

(下山)皆さんの前で僕は永遠の愛を誓います!

(茜)いやいや…ここで誓わなくてもいいから!

(拍手)

(神地)ちょっと待った!

(茜)神っち…

(神地)いや、それはないよ茜ちゃん!

(堀内)往生際が悪い

(茜)自分でも驚いてるのよ。でも…前から好きだったって気付いたの

(下山)僕も驚いています

なんと下山と結婚したのでした。神地よりも年上だし、上司のような存在でもある下山を選んだんですね。頼りがいがありますからね。

だけど、これに神地は納得できないようでした。ちなみに、その隣では堀内も固まっていました。

(神地)茜ちゃん、最後に俺と踊って下さい!

(茜)えっ?

(神地)君との別れのダンスを体が覚えていれば、いつか仕事の役に立つ時が来ると思うんだ!

(茜)う…うん、いいわよ

(神地)あっ手…はい、あっちょっとあっち行って

(下山)うわっちょっと、おい…

(神地)ステップ

(茜)ステップ?

(神地)ステップ

(茜)何?これは…

(坂場)さすが神っち…

(なつ)どんな時も前向きだわ

(神地)ああ…

(神地が茜の眼鏡を外して髪をほどく)

(神地)ああ、かわいい!

ダンスを踊るのですが、そのちょっとした隙に、神地は茜の眼鏡を取って、結んでいた髪をほどいたのでした。するとなつたちもため息をつくほどの美貌だった茜。

よく考えると、下山、神地、堀内と、作画課の男性はみんな茜が好きだったんですよね。なつよりも茜が断然モテるタイプだったようです。

茜はなつが結婚した時も、いいことを言いました。映画が失敗して会社をやめることになった坂場を救うような言葉でした。

(坂場)皆さんと一緒に映画を作ったことは一生忘れません

(下山)一生忘れられないよ、こっちだってハハハハハ…

(茜)なっちゃんの幸せがあの作品がよかった証しってことよ

(神地)世界がいつか気付く時が来るさ!あの映画のよさに!堂々とこんな会社辞めちまっていい!

(坂場)ありがとう

どんなに失敗してもこうして言ってくれる仲間がいる会社を辞めるのは残念だと感じさせました。

なつぞら第104話のあらすじと感想(2019年7月30日放送)

なつぞら第108話のあらすじと感想(2019年8月3日放送)

なつも茜も、どんどん仕事が大変になるだろうから、これからもこの二人はよく出てくると思います。

特におっとりしている茜がなつと仕事をしていく中でどんな変化が現れてくるのかなというのも楽しみですね。

あと、麻子とのやり取りも見逃せません。