なつぞら第147話のあらすじと感想(2019年9月18日放送)

2019-09-19

なつぞら第147話のあらすじと感想(2019年9月18日放送)

第22週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」の第147話。

千遥(清原果耶)が働く神楽坂の料理屋に、咲太郎(岡田将生)たちとともに訪れたなつ(広瀬すず)は、去り際に千遥に手紙を渡す。その手紙を見た千遥は…。

第147話の主な登場人物

  • 坂場なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 奥原光子(比嘉愛未)…咲太郎の妻
  • 佐々岡信哉(工藤阿須加)…なつの幼なじみ
  • 下山克己(川島 明)…アニメーター
  • 大沢麻子(貫地谷しほり)…マコプロダクション
  • 下山 茜(渡辺麻友)…アニメーター
  • 神地航也(染谷将太)…アニメーター
  • 森田桃代(伊原六花)…彩色担当
  • 坂場一久(中川大志)…なつの夫
  • 坂場優(増田光桜)…なつの長女
  • 杉山千夏(粟野咲莉)…千遥の長女
  • 杉山千遥(清原果耶)…なつの妹
  • 石沢裕也(大野泰広)…マコプロの制作進行
  • 町田義一(鈴鹿央士)…マコプロの制作進行
  • 立山久子(伊藤修子)…マコプロの動画チェック担当
  • 杉山雅子(浅芽陽子)…千遥の義母
なつぞら登場人物

なつぞら第147話のあらすじ

なつは帰り際に千遥に手紙を渡した。それは父が戦地で描いた手紙で、千遥は家族の絵を見て泣いた。なつは誇りを持って料理をしていた千遥を見て安心していた。

「大草原の少女ソラ」ではなつと坂場がこだわった卵を焼くシーンが放送される。反響を呼び、視聴者からたくさんの手紙が届いた。

千遥の店に義母の雅子が来る。夫の清二が帰らないことを気にしていたが、千遥はもう戻らないと言い、別れたいと雅子に話す。そして、千遥はマコプロにやってきた。

なつが千遥に父の手紙を渡す

なつは千遥の店を出るとき、手紙を渡した。それは戦死した父が家族に宛てて書いた手紙だった。千遥は一人で手紙を読み、父が描いた家族の絵を見て泣いてしまう。

(咲太郎)ごちそうさまでした

(一同)ごちそうさまでした

(千遥)ありがとうございました

(孝子)ありがとうございました

’(帰り際になつが千遥に手紙を渡す)

(上田)何かいろいろあったようだけど…変な人たちでしたね

(千遥)そうでしたね…

(外に出た咲太郎がなつと信哉の肩に手をかける)

(咲太郎)行こうか

(なつ)うん

(信哉)うん

(千遥がなつから受け取った手紙を見る)

咲太郎、なつ、千遥

この手紙を受け取った時にはもうこの世にはいない

だけど今も一緒にいる

だから悲しむな

やっと父さんはお前たちのそばに戻れたんだ

今一緒にいるんだ…

(千遥が父が描いた家族の絵を見て泣く)

千遥よ…ただいま

感想

千遥はなつが渡した手紙で、ようやくお父さんと再会することができたのですね。千遥は自分の境遇からか感情を抑えているように見えましたが、お父さんの描いた家族の絵を見たら涙を堪えることはできなかったようです。

立派な料理人となった千遥を見てなつは安心していた

なつが千遥と会った翌日の日曜日、「大草原の少女ソラ」が放送された。搾乳のシーンで千遥は北海道を思い出した。千夏も優もテレビを見て、乳搾りをやってみたいと言った。なつは坂場に千遥が誇りを持って料理をしていて、安心したと話した。

(テレビ)

「明日の笑顔はきっと友達」

翌日の日曜日、また「大草原の少女ソラ」が放送されました

(レイ)「父さん僕も乳搾りやりたい!」

(父さん)「よしやってみろ」

(レイ)うん。う~んう~んう~ん…はあ‥

(父さん)いいか、レイ、こうやって数を数えるように、上から指を折るようにして搾ってみろ

(レイ)うん、分かった。あっ出た!

(父さん)できたじゃないか!

(レイ)やった!

(ソラ)レイ、できたの?

(キク)どれどれ

(レイ)ほら!

(ソラ)すごい!レイできたじゃない!

(キク)うまいもんだな。どうだ坊主うちで働くかい?

(ソラ)ダメよ。レイは私たちと一緒に自分の牧場を作るんだから!

(キク)え~

(ソラ)ね、レイ

(レイ)うん

(千遥が北海道で搾乳したのを思い出す)

(千夏)私も乳搾りやってみたいな…

(坂場家でもテレビを見ていた)

(なつ)優どうだった?

(坂場)楽しかったか?

(優)うん、優ちゃんも乳搾りしてみたい!

(なつ)じゃ今度北海道に帰ったら教えてあげる

(優)うん

(坂場)千遥ちゃんもきっと見てくれてるだろうな

(なつ)うん…きっと、千夏ちゃんと一緒に

(坂場)北海道には知らせたんだろ?

(なつ)うん、千遥に会ったことだけは…明美ちゃんからも話してくれてた

(坂場)君は安心できたの?

(なつ)うん…どうして料理人になったのかは分からないけど、千遥は立派な料理人だった。あの店で誇りを持って料理していることだけはよく分かった。まあそれだけで私は安心できた

(坂場)うん

感想

(千夏)私も乳搾りやってみたいな…(優)うん、優ちゃんも乳搾りしてみたい!。年齢の差もあるかもしれませんが、自分のことを私と呼ぶ千夏とちゃん付けで呼ぶ優。育て方の違いがみえたような気がしました。

卵の描き方にこだわる

坂場は外注の描いた卵を焼くシーンがおいしそうに見えないと言う。麻子は妥協しろと言うが、なつは大事なシーンだと言って譲らない。神地にフライパンで焼いてもらい色の変化や子どもたちが香りを吸い込むシーンを加えた。放送されるとたくさんの反響が届く。

それからもなつは「大草原の少女ソラ」の製作に追われていました

手が回らない原画は外注に出し、戻ってきた原画をイッキュウさんと手分けしてチェックしていきました

(坂場)ちょっといいですか?

(なつ)はい

(坂場)これ母さんが卵を割って焼くシーンですが描き直してもらえますか?卵がおいしそうに見えないんです

(なつ)なるほど…

(麻子)ちょっと待って!外注先の原画をそこまでこだわって直してたら、本当に身が持たないわよ

(なつ)だけど確かにおいしそうに見えないですよ、これは

(麻子)でも多少の妥協をしていかないともう間に合わないのよ

(なつ)だけどこれは開拓者にとって、やっと手に入れた鶏が初めて産んだ卵なんです。ソラとレイもどれほどこの卵を楽しみに待っていたことか。それをお母さんが料理するところを見るそこは大事なとこだと思うんです

(坂場)そのとおりです

(麻子)卵よ?難しいわよ!

(神地がフライパンで卵を焼く)

(なつ)ちょっともう一回お願いします

(神地)オッケー、いくよ

(なつ)卵が殻からとろりと落ちて、落ちたあとも黄身を中心に跳ねるような揺れ…細かく入れてみたんだけど

(神地)落下直後のトゥルントゥルンな感じは出てるよ。でもさっきから観察してるとさ、動きも大事なんだけど、色の変化が重要なんだよね。白身が透明から白くなっていってふちの方がかたくなって、こんがり焦げてく感じが食欲をそそるんだよな

(なつ)それはそうだけどそれは線画じゃ表現できないでしょ

(神地)てことはやっぱり色だよね。モモッチ色見本!

(桃代)はい!

(麻子)色?

(神地)あ…色も同時に考えるんです

(桃代)何の色?

(なつ)目玉焼きを作るシーンだけど、モモッチの力を貸してほしいの

(神地)フライパンに落ちた卵が目玉焼きに変わっていく瞬間の色を細かく表現したいんだ

(桃代)分かった。じゃもう一回焼いてもらっていい?

(神地)お安い御用だよ

(茜)あ~それにしてもいい匂い。さっきからおなかすいちゃうわね

(下山)ね、ハハハ…そろそろお昼だしね

(茜と下山が目を閉じて息を吸い込む)

(茜・下山)はあ…

(なつ)あ…それだ!それが足りなかったんだ。匂いの表現です。ソラとレイが卵が焼き上がるのを待つ間に匂いを吸い込む動作を加えたらどうでしょうか?

(坂場)それはいいかもしれません。テレビを見ている子どもたちにも一緒に匂いを感じてもらえるようにしましょう

(なつ)はい、やってみます

(神地)あ…みんな目玉焼き食べて

(下山)え…何かない?しょうゆとか

(石沢)あ、しょうゆしょうゆしょうゆ…

それから3週間後

(麻子が箱を持ってうれしそうにマコプロに帰る)

(麻子)開けて!

(石沢)あ~はいはい…

(麻子)これ見てよ、これ!

(下山)おっ?

(麻子)よいしょ

(坂場)視聴者から?

(麻子)そう!子どもからも親からもどんどん増えてるって。特に反響があったのがあの卵を焼くシーンよ!

(なつ)えっ?あれを見てみんな子どもたちが卵を食べたがったって書いてある!

(なつ)本当ですか!

(麻子)本当よ

(テレビ)(ソラ・レイ)うわ~いい匂い!はあ…

(千遥が卵を焼き、千夏がソラのまねをする)

(千夏)はあ…

(千遥)それソラのまねしてるの?

(千夏)そう!ソラの卵を描いたのもお母さんのお友達かな?

(千遥)そうかもね…

(千夏が寝た後に千遥は北海道から着てきたなつの服を見る)

感想

神地、とても協力的ですね。この中でカップルになる可能性があるのはやっぱる神地とモモッチでしょうか。今回は、卵の場面を追求して成功しましたが、あまりにも押しとこだわりの強い社員ばかり抱えて麻子も大変ですね。

千遥が義母に別れたいと言い出す

千遥が料理の支度をしていると義母の雅子が来る。千遥の夫の清二が帰らないことを雅子も気にしていた。千遥はもう戻らないと思うと言い、雅子に話があると言った。別れたいのかと雅子が尋ね、千遥はお願いしますと答えた。

(千遥が料理の準備をしている)

(雅子が入ってくる)

(雅子)どう忙しい?

(千遥)はいおかげさまで

(雅子)ああ、清二はどう?帰ってきてるの?

(千遥)いえ…

(雅子)そう…困ったものね。まあでもそのうち目が覚めるでしょうからね

(千遥)あの人はもう私のところには戻らないと思います

(雅子)ハハ…そんなこと言ったってこの店は清二の店ですからね

(千遥)お義母さん…お話ししたいことがあります

(雅子)えっ?

(千遥)清二さんともきちんとお話しさせて下さい

(雅子)別れたいってこと?

(千夏)お願いします

感想

そのうち目が覚めるとは!?やはり浮気でしょうか。旦那の親もそれを容認しているみたいで、なんだか腹がたちました。千遥はまだ若いのに毅然とした態度で旦那の親に話していて感心しました。全然おどおどしてなくて、怖いもの無しというように見えます。

千遥がマコプロに来た

麻子が外に出ようとすると、千夏がやってきた。麻子はなつを呼ぶ。千夏の後ろからは千遥がやってきた。

(千夏がマコプロにやってくる)

(麻子)なっちゃん!

(なつ)はい…?

(なつが入口に行く)

(なつ)千夏ちゃん!

(千夏)こんにちは

(なつ)こんにちは…

(後ろから千遥が来る)

(なつ)千遥…

なつよ、どうやら千遥は決意をしたようだ

感想

前にマコプロに来た時より、千遥の表情が柔らかくなってました。杉の子で食事したときのことやお父さんからの手紙の効果でしょうか。でも今度はなつの表情が硬いですね。感情が顔にでやすい姉妹のようです。

今日の名シーン

千遥が北海道から持ってきたなつの服を取り出したシーン。

今日の名台詞

なし

次回の見どころ

千遥がなつに何を言いに来たのか。

なつぞら

Posted by popi