ホットドッグやソーセージは幼児に危険!その理由と対策
アメリカでは独立記念日の7月4日に、ホットドッグがよく売れるようです。
夏はホットドッグシーズンのピークで、水や花火といったことにも子どもは注意が必要ですが、同様にホットドッグにも気を付けないといけないという話があります。
なぜでしょうか。こんな記事がありました。
Hot dogs cut wrong are the ‘perfect size to get lodged into a child’s throat’
日本語にすると「ホットドッグは子どもの喉につまるのに完璧なサイズ」になるかと思います。ホットドッグと言いますけど、日本で言えばソーセージでしょう。
ソーセージが子どもにとって危険なのは喉に詰まって窒息する危険があるからなのです。では、どのように気を付けて、どのように危険から子どもたちを守るべきなのでしょうか。
ホットドッグが幼児ののどにつまる
ホットドッグの危険性をアメリカの記事は伝えています。
The size, shape and texture of hot dogs make them especially dangerous for young children, so the pediatrician is here to explain everything parents should know before handing a kid a dog.
https://www.yahoo.com/lifestyle/ice-cream-truck-owner-hates-165000925.html
Google先生に訳してもらった結果がこちらです。
ホットドッグの大きさ、形そして質感は、彼らを幼児にとって特に危険なものにしているので、小児科医は、両親に子供に犬を渡す前に知っておくべきことをすべて説明するためにここにいます。
途中で犬と出てきますが、これはホットドッグのことですね。子どもにホットドッグを手渡す前に大人は知っておくべきだと言っています。
なぜ危険なのかと言えば、喉につまって窒息する危険があるからです。
子ども食事というと、栄養面を考えがちですが、同時に窒息の危険を含めた安全面についても考えておく必要があるんですね。
ソーセージで窒息しないための対策は?
子どもたちはだいたいソーセージが好きですからね。食べたいと言うでしょう。それなら対策が必要です。
私たちは皆、彼らがそれらを食べると知っています。だから彼らがそうするとき、彼らは窒息の危険性を減らすために適切に切断されるべきです。
まずは大きさが問題です。適切なサイズに切る必要がありますね。大きさの目安は1/2インチ以下にするとのことですから、1.2センチ以下ですかね。
だいたい1センチぐらいなら大丈夫と考えておくとよいのかもしれません。
また、ソーセージが問題なのは、その形でもあります。円柱のような形は危険なんだそうです。ちょうど子どもの気道と同じぐらいだからです。入り込みやすい形なのです。
赤ちゃんや幼児向けの食べ物はすべて、1/2インチ以下の大きさに切るべきです、とAAPは推奨しています。しかし、「円筒形の食品」は特別な注意が必要です。
そこで切るときには、まず縦に包丁を入れて、筒のような形ではないようにします。それから、さらに細かく1センチ以下にすると安全だそうです。
ホットドッグ以外にも危険な食べ物がある
20001年から2009年までのある調査では、子どもの窒息につながった食品として、キャンディーが最も多いようです。これは納得です。それ以外には肉や骨があります。2.6%を占めたのがホットドッグという結果でした。
このような窒息の事件がアメリカでは1日に34件もあると言います。こんなにあることにはびっくりです。小さいお子さんがいる家庭では、どこでも起きる可能性があると言えますね。
研究者らは、2001年から2009年までの0歳から14歳までの子供たちの致命的でない食品窒息に関連する救急部門の訪問を調査した。平均して12,400人の子供(または1日34人)が窒息事件の治療を受けた。
ソーセージ以外に危険な食べ物があります。ぶどうや固形のチーズ、ポップコーンも危険だとされています。どうやら、子どもが喉に詰まらせやすいものには特徴があるようです。
- 大きい
- 丸い
- 固い
つまり、大きくて、丸くて、固い食べ物。こういった食べ物は窒息する危険性があると言っています。
実際に幼児に与えてはいけない食品として、アメリカの小児学会がホットドッグをリストに載せているのだそうです。ちなみに、その対象年齢は4歳以下です。
ソーセージやホットドッグを安全に食べられる年齢は?
では何歳になればホットドッグは安全になるのでしょうか。ホットドッグが喉につまらないようになれば安全な時期になります。それはだいたい4歳ごろだそうです。
通常4歳前後は、子供が「もう少し気をつけ、のどが少し大きくなり、飲み込む前にもう少し噛む必要があるものを処理できるようになるため」、窒息の危険性が低下するときです。
4歳ぐらいになれば、喉が大きくなって、噛むのも上手になるようで、自分で注意することもできます。
ただし、4歳になったからと言って必ずしも安心とは言い切れません。まだ幼い子どもの食事は親がしっかり見ておくことが必要なんですね。それと同時によく噛んで食べることも教えなければいけません。
このニュースについて最後に一言
ホットドッグの早食い競争がアメリカでありますけど、小さい子には見せたくないと思いました。
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