犬は7月4日が嫌い?花火大会の音で不安になる犬を守る方法とは

アメリカでのニュースに「犬は7月4日に死ぬ」というタイトルがありました。ちょっと衝撃的というか、よくわからないので調べてみました。

すると、こんな記事がありました。

「Pets don’t love Fourth of July」

これを翻訳すると「ペットは7月4日が好きではない」となります。このペットはどうやら犬なんですね。一体、どういうことでしょうか。

犬は7月4日という日を嫌っている

なぜ犬は7月4日を嫌うのでしょうか。その答えは簡単でした。

日本ではあまり馴染みがありませんが、7月4日というのはアメリカでは祝日です。独立記念日なんですね。

While most of us are lucky enough to get a day off on the Fourth of July, there’s one member of our family who may not have as much fun as we will: our dogs.」

https://www.yahoo.com/lifestyle/pets-dont-love-fourth-of-july-from-calming-coats-to-classical-music-tips-from-a-vet-to-keep-them-happy-155256227.html

こんな書き出しで始まる記事。これを翻訳するとこうなります。

私たちのほとんどは7月4日に休日を過ごすのに十分幸運ですが、私たちができるほど楽しい時間を過ごせないかもしれない私たちの家族の一人のメンバーがいます。それは犬です。

アメリカの独立記念日を祝って、アメリカではたくさんの打ち上げ花火が行われるのだそうです。花火と言えば、大きな音が特徴ですよね。これが答えでした。犬は花火の音が嫌いだと言います。

つまり、犬にとっては7月4日は祝日でも何でもないということ。それは花火が上がるからですよね。

犬は他の音よりも花火の音が嫌い

ある研究によれば、犬は銃声や雷など、様々な大きな音の中でも花火に恐怖を感じている可能性が高いとされています。

そしてあるレポートでは次のように言っています。

より多くの犬は今年の他の日より7月4日に死んで行くことがわかりました。

こんな怖い話があるでしょうか。人間がお祝いするための花火を打ち上げて、その音に犬は恐怖を感じて、死んでいくこともあると言うんですね。これはかわいそうです。飼い主がどうにかして守ってあげなければいけません。

とは言っても、7月4日は日本ではほとんど気にされません。アメリカの独立記念日だからといって日本で花火を上げることはないでしょう。

ただ、花火はアメリカだけのものではありません。日本でも全国各地で花火大会が行われます。その時、実はあなたの家のペットの犬は、苦しんでいたのかもしれません。

もしかしたら、花火大会の時に落ち着きがなくなるような行動をすることもあったかもしれません。これまでは大丈夫だったとしても、今年はどうでしょう。

もしものことも考えておく必要があるのではないでしょうか。何より、花火の音に犬は敏感で恐怖を感じているのは確かなのですから、飼い主としてできることをやってあげた方がいいのではないでしょうか。

愛犬のために花火大会の日にできること

どうすれば私たちのかわいい犬を守ることができるのでしょうか。記事ではいくつかの予防策を提示しています。

家の中に入れてあげる

あなたの犬をできるだけ室内に保ち、すべての窓とブラインドを閉じる

まずは犬を屋内に入れてあげることが大事だと言います。そして窓を閉じてカーテンも閉じる。これで犬が嫌がる花火の音の大きさは減少します。

それだけではないようです。犬が驚いて逃げ出してしまうこともあるらしんですね。行方不明になってしまうこともあるようで、そのためにも屋内に入れておくといいのだとか。

記事にはマイクロチップを新しくするとか、犬を探すことのできるアプリをダウンロードしろとも言っていますが、そこまでやるかはあれですね。

まずは普段は外で飼っている犬を家の中に入れてあげるとよいかもしれません。

クラシック音楽を聞かせる

花火の音を和らげるのに役立つ方法の1つは、別の音を追加することです。

花火の音が聞こえないようにするためには別の音を聞かせるのも1つの方法だと言います。テレビやクラシック音楽を聞かせるといいようです。

これらの音は同じ音でも花火とは違うからです。花火が問題なのは、突発的で予想ができない大きな音だからだと言います。落ち着いたクラシック音楽なら犬もリラックスできます。

この記事には動画があったのですが、そこではショパンの「子犬のワルツ」が例としてあげられていました。

犬に服を着させる

圧力に包まれていることは心を落ち着かせる効果で安全に心拍数を下げることが臨床的に証明されています

花火の音によって、犬は不安定な気持ちになるようです。そういう場合、犬に服を着させることで、効果があるようです。犬の心拍数は下がり、落ち着くのだと言います。

いつも服を着ているならいいですが、なければペットショップなどで買っておく必要がありますよね。花火大会の前までに準備しておくとよいのではないでしょうか。

このニュースについて最後に一言

打ち上げ花火で空気が汚れて喘息になるという話もあったし、犬も死ぬという話まであって、花火が叩かれる時代が迫ってきているように思いました。