女性がお店のアイスクリーム(ブルーベル)をなめて冷凍庫に戻す動画が炎上中!
アメリカで話題となっているある動画があります。その動画は2019年の6月の終わりに投稿されているようです。
英語の記事では次のように伝えられています。
People are horrified after a video surfaced online showing a woman licking a tub of ice cream in a grocery store and then returning it to the freezer.
https://www.yahoo.com/lifestyle/video-of-woman-licking-ice-cream-returning-pint-to-store-freezer-incites-outrage-164446410.html
これを翻訳すると、次のようになります。
食料品売り場でアイスクリームのをなめて、そしてそれを冷凍庫に戻している女性のビデオをネットで見た人々をゾッとさせた。
まあ、これだけ見れば何が起こったのかはわかると思います。そういう動画があるんです。
アイスクリームをなめて戻す動画
アルバイト店員などの悪ふざけの動画が日本でも話題になりましたが、今アメリカで議論されているのは、アイスクリームの動画でした。百聞は一見に如かずです。
What kinda psychopathic behavior is this?! pic.twitter.com/T8AIdGpmuS
— Optimus Primal (@BlindDensetsu) 2019年6月29日
眼鏡をかけた女性が大きめのアイスクリームのカップを持っています。そして、アイスクリームをなめた後にふたをしめて、また冷凍庫に戻すのでした。楽しそうなのが余計に腹が立ちます。
これはツイッターに投稿された動画です。何やら男性の声も聞こえますね。指示されてやっているようにも見えますが、とにかく、この動画は1000万回以上も再生されています。
この動画を見て「汚いな」と思うのが普通の人の感想です。でも、それだけはない人もいます。アレルギーや免疫に異常のあるような人は、このアイスクリームがとても危険なものになる可能性だってあります。
悪ふざけではすませてはいけない行為なんです。
どこで撮られた動画なのか
アメリカではあると思いますが、それがどこの店の冷蔵庫なのかは特定できていません。
事件がどこで発生したのかは不明です。Blue Bell Creameriesは、店舗またはその所在地に関する詳細な情報を提供することを拒否し、「この問題については調査中であり、現時点で詳細を明らかにする準備はできていません」と述べています。
この店にも防犯カメラがあるはずだから、日時もそんなに昔だとは考えられず、アイスクリームの冷凍庫の前を写したカメラを見れば、どこの店かは調べればわかるはずですよね。
そして犯人がクレジットカードを使っていたなら個人を特定することができるでしょう。せめて店を教えてくれれば、その冷凍庫は危険だとわかります。
だけど、その店が分かったとしても、どのアイスクリームかはわかるのでしょうか。
客はこのアイスクリームを見分けることができるのか
ツイッターを見たたくさんの人は、このアイスクリームのメーカーに伝えました。Blue Bell Creameriesという会社です。
もちろん、この行為を行った人や動画を投稿した人が悪いのですが、一部の人はもう1つの点にも関心を持ちました。メーカーとしてどうなんだと言いだしたのです。
一部のTwitterユーザーは、Blue Bell Ice Creamが製品を改ざんするのを防ぐための封印を持っていないという事実に問題を抱きました。
簡単に開けられてしまって、それがわからないまま戻されることが危険だと指摘したわけですね。これに対して、メーカーの広報担当者は次の言っています。
カップは天然のシールで保護されていると伝え、彼らの製品が開かれていれば顧客には明らかであるはずです。
私はこのアイスを食べたことがないので、なんとも言えません。でも、やっぱり一度開けられたとわかるような仕組みがあった方が安心です。
今回はなめただけですが、何か毒物が混入されるような危険がないとも限りません。今回のなめたアイスクリームもそれはそれですごく嫌ですけどね。
実際にはシールがどんな状態かわからないですが、これをきっかけにシールが頑丈になるとか、パッケージされるとかなったらどうなるでしょう。コストが高くなります。それはアイスクリームの値段に関わってきますよね。
しかも、いろんなメーカーがそうやり始めたら、どのアイスも高くなる。これはいいことではありません。それが、こんな一人のふざけた動画によって起こることもあるというのが私は嫌だなと思いました。
SNSが犯罪を作っている
日本でもいろいろありましたが、SNSで気軽に投稿できてしまうことが、やっぱり問題なんだろうと思います。
特に悪ふざけの動画は、多くの人が反応してしまいます。この動画も拡散されて1000万回以上も再生されています。
もちろん、動画が拡散することで、メーカーにも伝わったわけです。商品の問題点に気づいたり、販売店も含めて改善することもできます。
ですから、SNSの良い部分はもちろんありますが、この動画を投稿した人物はどうなのでしょうか。話題になったことを喜んでいるのでしょう。
警察が捜査に乗り出した
警察が捜査を始めました。どうやら、二人組の男女が歩いている姿の防犯カメラを入手したようです。
警察はこの罪は最大で20年の懲役になる可能性があると発表しました。または1万ドルの罰金です。1万ドルと言えば、日本円では100万円以上です。
メーカーのブルーベル社も冷凍庫から店のアイスクリームを取り除くなどの対応をしていて、大変なことになっています。
このニュースを見て、犯人はどう思っているのでしょうか。少なくとも、SNSを使った悪ふざけがこれぐらいの大きな犯罪になるということは伝わったのではないかと思います。
このニュースについて最後に一言
このアイスクリームだけは食べたくないなと思いました。どんなにお腹が減っていてもです。
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