オウムがダンスで14種類の動きをマスター!その鳥の名はスノーボール!

2019-07-11

オウムのダンスがアメリカで話題となっています。2019年7月8日のCNNでは次のような記事を掲載しています。

A dancing cockatoo named Snowball learned 14 moves all by his little bird self, researchers say

「cockatoo」とはオウムのことです。そのオウムの名前がスノーボールと言います。そのスノーボールが14の動きを学んだと言います。

簡単に言うと、オウムが踊る動画が反響を呼んでいるということだろうと思います。動画はこれです。

なぜオウムがダンスを踊るのか

この動画を見ると、たまたまそういう動きをした時の動画をつなげ合わせた編集動画のようにも見えますが、そうではないようです。

月曜日に発表された調査結果によると、これまでエンターテイナーであったが、スノーボールは音楽によって促されたとき14のユニークなダンスを披露した。それは、一部の鳥が洗練された認知制御と他の種でこれまで見られなかったレベルの創造性が可能であるという証拠です。

https://edition.cnn.com/2019/07/08/us/dancing-cockatoo-named-snowball-learned-14-dance-moves-trnd/index.html

オウムのほかにも、カエルやコオロギなどが交尾の目的でリズムを取ることはあるようです。それがダンスに見えるということですよね。

ただ、それに比べてもオウムのスノーボールは頭を震わせるような高度は動きを行います。

スノーボールが高度な音楽的ビート認識を持っていることを発見した2009年の論文に従っています。

つま先叩きと頭叩きはオウムの交尾の儀式の特徴でもあるそうですが、その意味についてはよくわかっていなかったそうです。

オウムのスノーボールが14種類のダンスを披露

スノーボールがのダンスが撮影されました。そのダンスはこれまで人間だけができた動きなんですね。撮影者が言葉で励ますことはあったようですが、踊ることはなかったようです。それでも、オウムはダンスをしました。

「ただ楽しんでほしい」と、それぞれ3回プレイしました。シュルツは同じ部屋を見て散在した口頭での励ましを与えたが、自分自身を動かすことは控えた。研究者たちは、20分以上の動きをフレームごとにマッピングし、14の異なるダンスと2つの組み合わせを書き留めました。

ダンスは14種類にも及ぶそうです。20分の撮影の中で14種類のダンスをパフォーマンスしたということになりますね。運動音痴の私には無理です。

得意な動きもあるようです。

最も頻繁に見られたのは、「下向き」の動き、彼の代表的なヘッドボブの用語、「持ち上がったヘッドバング」、そしてスノーボールが片手の爪で素早く左右に頭を横に振るという「ぐらつき」でした。

ちょっとよくわかりませんが、「downward」と「headbang with lifted foot」がよくダンスの中に取り入れられているようです。ダンスが得意な人には伝わるのかもしれませんが…ヘッドバンキングが得意で、さらに左右を頭に横に振るのも得意らしいのです。

すべてのオウムができるかはわからない

研究者たちは、まだスノーボールがどのようにして幅広い運動を習得することができたのか確信が持てないようですが、次のように言っています。

鳥が霊長類のような身近な動物の親戚ではなく踊りに認識の複雑さを持っていることは驚くべきことです。これらの複雑さが彼らの頭脳の中で一緒になっているので、オウムは珍しいです。

ここで気になるのは、スノーボールだけでなく、ほかのオウムでも同じようなダンスができるのかどうかですよね。

スノーボールはこのようにして研究された最初の鳥なので、調査結果が他のオウム種にまで及ぶかどうかを結論づけることは困難です。

会話のテクニックとして「オウム返し」というのがあります。相手の言葉を繰り返すこと。オウムにとっては言葉だけでなく、ダンスでも可能なのかもしれません。ただ、それがコミュニケーションのテクニックになるかは別の話ですね。

このニュースで覚えておくこと

海外にダンスのできる「スノーボール」という名前のオウムがいる!