DeepNude(ディープヌード)というアプリが服を着た女性を裸にする!?
世界でDeep Nude(ディープヌード)というアプリが話題となっています。知っていましたか?
アメリカではこんなタイトルの記事が出ています。
「Meet DeepNudes, The App That ‘Undresses’ Women’s Bodies With One Click」
私のつたない英語力で訳してみると、「ディープヌード、それはワンクリックで女性を裸にするアプリ」になるかと思います。
このアプリはアメリカで論争を巻き起こしているようです。今回はこのアプリのニュースを取り上げたいと思います。
参考:
https://www.news18.com/news/buzz/meet-deepnudes-the-app-that-undresses-womens-bodies-with-one-click-2207239.html
Deep Nudesは1クリックで女性を裸にする!?
Deep Nudeは何なのでしょうか。ニュース記事の内容をもとに見ていきたいと思います。アメリカでのDeep Nudes(ディープヌード)のニュース記事です。翻訳はGoogle先生にお願いしました。
Deep Nude(ディープヌード)とは?
簡単に言うと、こんな感じです。
- 写真の女性の服を脱がせるアプリ
- 雑誌の写真でも可
- 簡単に使える
つまり、女性の写真があれば、その写真では服を着ていても、アプリを使って服を脱がせることができるということですよね。
男性にとっては興味深いかもしれませんが、女性にとっては怖いアプリだということはすぐに想像できると思います。
「最近、よくない意味でインターネットの注目を集めているアプリは、すべての女性にとって最悪の悪夢であることを約束しています。ワンクリックで、服を着たままの女性の体全体からヌード写真を作成することをお約束します。」
男性の写真はどうかと言えば、これはAI技術を使っているため、サンプルが少ないので難しいようです。
「Deep Nudeと呼ばれるこのAIは、3月に発売されたWindowsおよびLinuxアプリケーションについてViceが報告した後、注目を集め始めました。」
2019年の3月に発売されたアプリのようです。話題となった今は6月ですから、およそ3か月は稼働していたということになりますよね。
もうすでに何人の女性がヌードにされたかわからないぐらいの期間です。
「アプリケーションは非常に単純な方法で動作します。あなたは、アプリがその同一人物の新しい、裸の画像を作成する服を着た人の写真を選びます。画像の女性の服は、裸の胸と外陰部に交換されます。」
これは特別な技術が必要なく簡単に使えるアプリだと言っているのでしょう。
裸にしたい女性の写真を選べばいいぐらいの話です。その写真をもとに、見えない部分が置き換わる仕組みのようです。そういうアプリ。
Deep Nudeの問題点
Deep Nudeのアプリを利用することで、雑誌にある写真がヌード写真にもなるということ。実際は服を着ているよりも、露出の高い水着の写真の方がうまくいくと言われています。
雑誌に載っているグラビアの写真なんかは簡単にヌード写真に置き換えることができるということですよね。
一般の人でも同じです。写真さえあれば、ヌード写真が作れる。そして、今の時代、すぐにSNSで拡散することも可能です。復讐とかイジメとかいやがらせの形でそれが使われるかもしれません。
そうなったらどうでしょうか。その人のそれからの人生は地獄になってしまう可能性があります。
このアプリを作った人もそれは考えたのだと思います。なぜなら、アプリで合成された裸の写真には、「FAKE」という文字が写真の端に表示されるのです。でも、そんなのは万能なネットの世界を考えれば気休め程度ですよね。
とにかく、このアプリがあれば、勝手に自分の写真がヌード写真にされるということなのです。実際の裸の写真ではありません。それでも、やっぱり女性にとっては嫌ですよね。
Deep Nude(ディープヌード)はダウンロードできる?
すでに使えない状態になっているようです。記事にはこのように書かれています。
「ありがたいことに、このアプリは作成者によってインターネットから削除されました。Deep NudesアプリのTwitterのハンドルは、その理由を公式声明で述べています。DeepNudeは他のバージョンをリリースせず、誰にもその使用を許可しません。プレミアム版をアクティベートするためのライセンスすらありません。まだアップグレードしていない人には返金されます。世界はDeepNudeの準備がまだ整っていない」と声明を読む。」
もうすでにオフラインになっているとされています。ですが、
「DeepNude自体は廃止されましたが、私たちは疑問に思う必要があります – まったく同じブランドの代替品が現れるまでどれくらいの期間?」
こういうことですよね。
「このアプリはすでに公開されており、適切なツールを使えば、正確なバージョンではないにしても、誰でもソースコードを抽出して非常によく似たものを作成できます。アプリは存在していないのではなく、インターネットから引き離されました。それでも、インターネット上では誰もが知っているとおり、死ぬことはありません。」
インターネット上にあったわけですから、すべてないものにすることはできません。そして、同じようなアプリを作ることも可能です。
このアプリが利用できなくなっても、ほかのものがすぐに作られるだろうとこの記事は言っていたのでした。イタチごっこになりますよね。
このアプリの開発者は、眼鏡をかけると女性の服が消えて見えるという未来の眼鏡からイメージしてアプリを作ったようですが、まさにこれは未来の眼鏡に近いものがあります。
このニュースについて最後に一言
どんな技術でも進歩するのはいいことですが、怖い使われ方もするのだろうと思います。便利になるだけでなく、そういった負の部分も考えていかなければいけないと思いました。とくにAIみたいなものが使われると、技術的には可能だけどやっていはいけないことが多くなると思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません