なつぞら第129話のあらすじと感想(2019年8月28日放送)

2019-08-29

なつぞら第129話のあらすじと感想(2019年8月28日放送)

第20週「なつよ、優しいわが子よ」の第129話。

なつ(広瀬すず)は仕事中、娘の優(増田光桜)が熱を出したと茜(渡辺麻友)から電話が入る。仕事が忙しいなつは、坂場に迎えに行ってもらおうとするが連絡がとれず…。

第129話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 大沢麻子(貫地谷しほり)…アニメーター・セカンド
  • 三村 茜(渡辺麻友)…新人アニメーター
  • 堀内幸正(田村健太郎)…作画課の動画担当社員
  • 坂場一久(中川大志)…東洋動画の監督見習い
  • 坂場優(増田光桜)…なつの長女
なつぞら登場人物

なつぞら第129話のあらすじ

仕事中のなつに茜から電話があった。優が熱を出したとの連絡だった。なつも坂場も仕事で行けずに咲太郎が代わりに優を医者に連れて行った。

咲太郎はちゃんと優を見ているのかと苦言を呈する。なつもいちいちそんなことを言うなと怒る。優と一緒にいられないなつがかわいそうだと思った咲太郎は、自分も優を守ると言った。

3年がたち、優は保育園に入った。保育園の後、なつの仕事が終わるまでは、茜が優を預かっていた。

テレビアニメの「キックジャガー」はヒットして、なつは家でも仕事をしていた。ある時、寝ている間に優が起きて、仕事の絵に落書きをしているのをなつが見つける。

茜に預けている優が熱を出す

優を預かっている茜から仕事中のなつに電話が来る。優に熱があるみたいだと言った。なるべく早く迎えに行くとは言ったが、仕事が忙しく、坂場のいるマコプロダクションに電話をしたものの坂場も外出中だった。

(荒井)はいこちら「キックジャガー」、なっちゃん、茜ちゃんや

(なつ)ありがとうございます

(なつ)はいもしもし…

(茜)なっちゃん、ごめんね…優ちゃん少し熱があるみたいで。今朝優ちゃんの機嫌が悪かったって心配してたでしょ?大丈夫だとは思うけど、一応言っておこうと思って

(なつ)なるべく早く迎えに行きますから。はい…すいません。よろしくお願いします

(茜)うん、分かった。じゃ

(なつが電話を切る)

(荒井)はよ帰ったりって、言いたいとこやけどな…

(なつ)分かってます…

(なつはマコプロダクションに電話する)

(麻子)なっちゃん、どうしたの?

(なつ)あのイッキュウさんは今…

(麻子)あ…イッキュウさん今脚本家との打ち合わせで出かけてるんだけど

(なつ)ああ…そうですか

(麻子)何かあったの?もしかして優ちゃんのこと?

(なつ)まあ…

(麻子)どうしたの?

(なつ)ちょっと熱を出したみたいで…あ…いえ、こっちでなんとかしますから、はい…

感想

優は朝から具合が悪かったんですね。なつは熱は測らなかったのでしょうか。茜は看護師でも保育士でもないし、病気の子を預けられたらたまったもんじゃないですね。何かあってからでは遅いしすぐにでも迎えに来てほしいですよね。子どもは風邪を引きながら大きくなっていくもの。これからこういうことが何度もあるでしょうね。

優を迎えに行ったのは咲太郎だった

なつが家に帰る。優を迎えに行き、医者に連れて行ったのは咲太郎だった。咲太郎は優をちゃんと見ているのかと言う。いちいちそんなこと言うなとなつは怒ったが、我に返り迷惑をかけたと謝った。咲太郎は優と一緒にいられないなつがかわいそうだと話し、自分も一緒に優を守ると言って帰っていった。

(なつ)ただいま!お兄ちゃん、ごめん

(咲太郎)シー…眠ってるよ

(なつ)どう?

(咲太郎)医者に連れてった。ただの風邪だって。薬をもらってきたから

(なつ)あ…

(咲太郎)のませたら落ち着いた

(なつ)ありがとう…今日は本当に助かった

(咲太郎)いつもこんなに遅いのか?

(なつ)今日はこれでも早めに切り上げてきた方だけど…今は番組の放送前だから直しも多くて大変なのよ

(咲太郎)それは分かるけど…優のことはちゃんと見てるのか?

(なつ)見てるよ

(咲太郎)見てるだけじゃダメだろ。今日は朝から様子がおかしかったってお前ちゃんと知ってたそうじゃないか。またそういうことがあっても茜さんに預けるしかないのか?

(なつ)今度から気を付けるようにするから。優が病気の時は一緒にいるようにするから

(咲太郎)できるのか?

(なつ)できなくてもそうするしかないでしょ?ねえ、いちいちそんなこと言わないでよ、分かってるから!

(咲太郎)ごめん…

(なつ)ごめんなさい。迷惑かけたのに…

(咲太郎)俺はいいんだよ。優はかわいいからな。ただなつがかわいそうで…

(なつ)私が?

(咲太郎)こんなにかわいい優といつも一緒にいられないのが…

(なつ)お兄ちゃん…

(咲太郎)お前はいい母親だよ。余計なこと言ってすまなかった

(なつ)ううん、ありがとう。今日は本当に助かった

(咲太郎)うん…本当にかわいいな。生まれた頃の千遥に似てるよな

(なつ)そう思う?お兄ちゃんも

(咲太郎)なつ…優のことは俺も一緒に守るからな

(なつ)分かった…

(咲太郎)おやすみ、お前もゆっくり休めよ

(なつ)おやすみなさい

(咲太郎が帰ろうとする)

(咲太郎)あ…いいから、じゃあな

(なつ)気を付けてね

(咲太郎)うん

(咲太郎が出ていく)

感想

なつ、咲太郎を頼ったのですね。自営業の兄がいて本当に良かったですね。しかし、なつのまわりの人が優しすぎる。かっこよくて優しい。なつって戦災孤児だけど、本当に恵まれた人生を送ってますよね。かわいそうな感じがまったくしません。咲太郎に八つ当たりしたシーン、お芝居とはいえ多くの岡田将生ファンを敵にまわしたことでしょう。

連絡をしなかった坂場にもなつは怒る

坂場が帰る。麻子から夕方、優のことを聞いたと言うと、なぜすぐに連絡しなかったのかとなつは怒る。坂場は打ち合わせをして、明日は家で仕事ができるようにしてきていた。それを知ったなつは謝る。作画監督を引き受けなければよかったと言うなつに、こんなことで動揺するなと坂場は言い、一緒に頑張ろうと言った。

(なつが優を抱き起こす)

(なつ)よいしょ…ごめんね、優…ごめんね…

(坂場が帰ってくる)

(坂場)ただいま

(なつ)おかえり

(坂場)そこで咲太郎さんに会ったよ

(なつ)うん

(坂場)風邪だって?

(なつ)うん…

(坂場)夕方マコさんからも聞いたんだ

(なつ)夕方?ねえだったらどうしてすぐに連絡くれないの

(坂場)すまない…明日からは僕が家で仕事するよ。そうできるようにしてもらってきたから

(なつ)えっ…

(坂場)明ちゃんにうつるから預けられないだろ

(なつ)大丈夫なの?

(坂場)大丈夫、十分打ち合わせはせてきたから

(なつ)ごめんね…作画監督なんかやっぱり引き受けなきゃよかったかな…

(坂場)何言ってんだ。子どもが風邪ひくなんて当たり前のことだよ。そんなことでいちいち動揺してたら子どもなんか育てられないよ。2人でなんとかすればいいんだ。いや優と3人で頑張ろうよ

(坂場がなつと優を抱きしめる)

(なつ)ん?急にどうしたの…お兄ちゃんに何か言われたんだ?

(坂場)えっ?いや…別にそんなことないよ

(なつ)でもありがとう

感想

坂場、明子に風邪が移ってしまうことも考えていて本当に偉いと思いました。なつとは大違いですね。なつはきっと、薬と一緒ににまた茜に預けようとでも思ってたんでしょうから。坂場は大人ですね。なつは自分主義で鈍感で図々しいところがあるから、坂場のようなしっかりした人がついていてよかったです。

優は4歳になり保育園に入った

3年がたつと優が4歳になって保育園にも行くようになった。それでも6時より後は茜が優を預かっていた。なつは茜に食費も払って、優を夜遅く間で見てもらっていた。

夫婦の努力とみんなの思いやりで、優はまたすぐに元気を取り戻し

おかげで大きな病気もせずにすくすくと育っていきました

(茜が優の面倒を見る)

(茜)優ちゃんお利口さん

そしてなつも徐々に自分らしく、働く母として育っていったのです

3年がたち、昭和47年の9月になりました

優は4歳

(テレビ)ヤベの回し蹴り、決まった!挑戦者はどうだ!?倒れない倒れない!ヤベ一発、会心の一撃、決まった!

「キックジャガー」は見事に大ヒット

放送は長く続いていました

(なつと優が遊ぶ)

(優)キックジャガー!

(なつ)キックジャガー!今度こそお前をやっつけてやる!

(優)よしかかってこい!

(なつ)行くぞ~!

(優)えい!

(なつ)うわっ…

(優)えい!

(なつ)おおっ…やられた…

(なつと優が保育園に行く)

(優)ママ、足痛い

(なつ)えっ?

(保育園で二人は別れる)

優は3歳からやっと保育園に入ることができました

(なつ)行ってきます

(優)行ってらっしゃい

しかし保育園は夕方の6時までで…

(茜・明子)優ちゃん

(優)茜さん!

なつの帰りが遅い時は今でも茜さんちで過ごしています

(なつが帰ろうとする)

(社員)すいません、あの真空蹴りのカットなんですけど、チェックお願いしていいですか?

(なつ)あ…う~ん…これは預かるから今日は帰っていいよ

(社員)あ…すいません

(なつ)うん

(なつ)堀内さんすいません、先に失礼します。直しは持って帰りますから

(堀内)うん分かった。お疲れさま

(なつ)お疲れさまでした

(なつが茜の家に優を迎えに来る)

(なつ)こんばんは

(優)ママお帰り、

(なつ)優ただいま。茜さんまた遅い時間まですいません

(茜)優ちゃん、明子と一緒にごはん済ませといたから

(なつ)いつも本当にすいません

(茜)いいわよ。食費ももらってるんだから

(なつと優が歩いて帰る)

(優)ねえママ

(なつ)うん?

(優)公園で遊んでいこうよ

(なつ)え?優ちゃんもう暗いよ。幽霊出るよ

(優)ゆうれい?

(なつ)うん。暗いお外で遊んでると、怖~い幽霊が出てくるんだから。かわいい子は食べちゃうぞ~って。ハハ…早く帰ろう。ママお仕事しなくちゃいけないから

感想

優が足を痛いと言っていましたね。それはなつの気を引くための仮病なのか、それとも昨日なつとキックボクシングの真似ごとをしていて痛めたのか。とにかく優はなつといる時間をもっと欲しがってますね。茜の家の帰り道、1分でもいいから公園であそんであげたらよかったのに。

優が仕事の絵に落書きをする

なつは家でキックジャガーの絵を描いていた。優が絵本を読んでほしいと言い、読んであげると優は眠り、なつも寝てしまった。目が覚めたなつは優がいないことに気づく。優はなつの描いたキックジャガーの絵に落書きをしていた。

(なつが家で仕事をする)

(優)ねえママ

(なつ)うん?

(優)絵本読んで

(なつ)うんいいよ。じゃ先にお布団入って待ってて

(優)あっキックジャガー!

(なつ)そう。ママ、キックジャガーを今勝たせちゃうから…

(優)すごい!

(なつ)ね…

(なつが布団で絵本を読む)

「いつもの位置に戻ってきて」

「皆な一緒にコケコッコ」

「一件落着」

(なつもそのまま寝てしまう)

(なつが目を覚ますと隣に優がいない)

(なつ)ん…優、何してるの?

(優はキックジャガーの絵に落書きをしていた)

(なつ)ねえ優ちゃん…!ああ…!ああ…!

なつよ、怒るな。怒らないでやってくれ

感想

なつ、明らかに怒ってますね。たしかに優の落書きは酷かった。しかし、出しっぱなしで寝たなつがいけないと思います。優はなにも悪くない。優がなつに怒られちゃったらかわいそうだなぁ。坂場、早く起きてフォローして!

今日の名シーン

優が急に大きくなっていたシーン。

今日の名台詞

「子どもが風邪ひくなんて当たり前のことだよ。そんなことでいちいち動揺してたら子どもなんか育てられないよ。2人でなんとかすればいいんだ。いや優と3人で頑張ろうよ」

優が風邪をひいて弱気になったなつに坂場が言った言葉。

次回の見どころ

優の落書きを見つけたなつがどう対応するのかが見どころ。

なつぞら

Posted by popi