なつぞら第128話のあらすじと感想(2019年8月27日放送)
なつぞら第128話のあらすじと感想(2019年8月27日放送)
第20週「なつよ、優しいわが子よ」の第128話。
娘の優を預ける保育園が見つからないなつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)。個人で保育を引き受けてくれる保育ママを探すため、ビラを作り始めるが…。
第128話の主な登場人物
- 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
- 下山克己(川島 明)…アニメーター
- 大沢麻子(貫地谷しほり)…アニメーター・セカンド
- 三村 茜(渡辺麻友)…新人アニメーター
- 神地航也(染谷将太)…新人アニメーター
- 堀内幸正(田村健太郎)…作画課の動画担当社員
- 坂場一久(中川大志)…東洋動画の監督見習い
なつぞら第128話のあらすじ
保育ママを探すなつと坂場に、茜は自分ではどうかと言う。産休後も社員でいるためになつの背中を押した神地から相談されたのだった。なつと坂場は茜に預けることにする。
茜に預ける最初の日、なつは泣いている優を残して茜の家から出ることがなかなかできなかった。茜はなつが頑張らないとと厳しい口調で言った。
坂場はマコプロダクションに行き、なつは作画監督の仕事が始まった。なつの仕事は忙しく、優を迎えに行く時間も遅くなってしまい、仕事も持ち帰っていた。
茜が優を預かることに
麻子が茜に保育ママを知らないかと尋ねる。茜は自分ではどうかと言った。茜は神地からなつが作画監督になるので助けてやれないかと相談を受けていた。神地はなつの背中を押したこともあり責任を感じていたという。なつと坂場は、優を茜に預けることにした。
(麻子)仲いいのね
(茜)生まれてから何度も会ってるから
(なつ)明ちゃんは優の最初のお友達なんです
(麻子)あっそうだ、茜ちゃん
(茜)はい
(麻子が描いていた保育ママのビラを見せる)
(麻子)これなんだけどこういう人がどこにいるのか知らない?
(茜)やっぱりそういう人を探しているの?
(なつ)はい
(茜)それなら私はどう?
(なつ)えっ?
(茜)私じゃダメ?明子と優ちゃんは仲よしだし…でも自分の子しか育児の経験はないし、もしそれでなっちゃんが安心できるならだけど
(なつ)いやそんな…まあ茜さんなら誰よりも安心なんですけど…
(麻子)いいじゃない、それが一番いいわよ!あ…お金を払えばいいのよ保育ママに払うのと同じように
(なつ)それはもちろんですけど…
(茜)作画監督を引き受けたんでしょ
(なつ)え…誰から聞いたんですか?
(下山)神っちだよ
(なつ)えっ?
(茜)神っちから電話があって。なっちゃんを助けてやれないかって相談されて
(下山)神っちはほらなっちゃんの背中を押しちゃったから、ちょっと責任感じてんだ
(回想)(神地)なっちゃんがここまで経験を積んで、ここで習得してきた技術はそう簡単に代わりが見つかるものではないでしょう!それでいいんですか!?
(なつ)それだったら本当にバカだよ、神っちは…感謝しかないのに…
(茜)それにイッキュウさんをいつまでもくすぶらせていたら日本のアニメーションにとって損失だろうとも言ってたわよ
(坂場)あ…神っちが…
(下山)まあそれで2人で決めたんだ
(麻子)じゃこの問題は解決?
(茜)あ…なっちゃんとイッキュウさんがよければ
(なつ)下山さん、茜さん、本当にありがとうございます!どうかよろしくお願いします!
(坂場)よろしくお願いします
(茜)一緒に頑張ろう
(なつ)はい
(下山)イッキュウさんも一緒に頑張ろう
(坂場)はい
(麻子)よし!マコプロへようこそ
こうして優の預け先は月6000円で茜さんの家と決まりました
感想
茜は報酬が6000円で良かったのかな?そこのとこの交渉の場面がなかったから気になりました。なつにとって、降ってわいたような救いの手ですよね。計算高いなつだから、神っちに優の預け先が決まってないことを話しているときから、こうなることを狙っていたのでは?と思ってしまいました。
なつが優と離れられない
茜に優を預ける日になり、なつと坂場はたくさんの荷物を持って茜の家に行く。茜の家から出ようとすると優がぐずって、なつは優と離れることができなくなった。茜はなつに厳しく言う。なつはようやく茜の家を出る。
そして4月を迎え、優を茜さんに預ける日がやって来ました
(荷物が通行人に当たりそうになる)
(坂場)すいません
(なつがチャイムを押す)
(茜)は~い
(茜が出てくる)
(茜)あっおはよう
(坂場・なつ)おはようございます
(茜)あ…大変だったわね。さあ入って
(坂場)よろしくお願いします
(茜)どうぞ
(なつと坂場が家に入る)
(茜)はいどうぞ
(なつ・坂場)おはようございます
(下山)あっおはよう。いらっしゃい
(茜)みんな来たよ
(なつ)明ちゃん、今日から優よろしくね
(下山)あら優ちゃん…
(茜)優ちゃんだよ
(坂場)茜さん、これが昼寝用の布団です
(茜)あっはい。お預かりします
(坂場)それからオムツとあと着替えです。それから粉ミルクと哺乳瓶、コップとスプーンとフォークです
(なつ)優の好きな離乳食も作っておいたので温めて食べさせてやって下さい。ジャガイモと鶏ミンチ…
(茜)万事心得ました。イッキュウさんも今日からアニメーションに復帰ですね
(下山)一緒に行こうと思って待ってたんだよ
(坂場)本当に感謝します
(下山)いいえ
(なつ)優の迎えはなるべく私が来ますから
(茜)うん、分かった
(なつ)行ってくるね
(茜)なっちゃんすっといなくなっちゃった方がいいわよ
(坂場)そうだな
(なつ)それじゃお願いします
(茜)優ちゃんおいで…よいしょ
(優がぐずる)
(茜)優ちゃ~ん…ほら明ちゃん、優ちゃんとお遊びしよう
(なつ)行ってくるね
(下山)よいしょ…じゃ行ってきま〜す
(茜)は〜い行ってらっしゃい。ほらパパ行ってらっしゃいって、明ちゃん
(優がぐずる)
(茜)優ちゃん
(なつ)優…
(茜)あ…
(なつ)ごめんね…ママすぐ帰ってくるからね
(茜)ねえ優ちゃん、おばちゃんと明ちゃんと一緒に遊ぼう、ね。ほら…優ちゃん。ほらこっちおいで…ね。ちょっとママいなくなっちゃうけど大丈夫だよ、ね
(なつ)優、大丈夫だから、ね
(優が泣く)
(茜)なっちゃん、早く行って。こっちは大丈夫だから
(坂場)早く行かないと迷惑がかかるよ
(なつ)うん…
(優が泣く)
(なつが優を抱き上げる)
(茜)あっなっちゃん…
(なつ)ごめんなさい、ちょっとだけ
(なつ)切りがないだろ、そんなことしてたら
(なつ)分かってるから!
(茜)なっちゃん、なっちゃんが頑張らないと!
(なつ)はい…茜さん、本当にすいません
(茜)ううんいいけど…
(なつ)よし…優、少しの間だからね。待っててね
(優が泣く)
(なつ)お願いします
(茜)うん、行ってらっしゃい。優ちゃん、ほらママ行ってらっしゃ~いって
(茜の家を出たなつは立ち止まる)
(坂場)大丈夫か?
(なつ)遅れるから先行って
(坂場)いつまでだって待つよ
(なつ)もう大丈夫
感想
なつの気持ちわからないでも無いけど、帰って優を辛くさせてる行動ですね。どうせ預けるんだから、スムーズに離れないとかえって寂しく辛くなるのに。なつって本当に自分のことを最優先させる人ですね。あまりにも自分主義な行動にイライラがとまりませんでした。茜さん、そして旦那!もっと言ってやれ〜と思いました。みんな、なつに甘すぎやしませんか?
坂場がマコプロダクションで仕事をする
なつは東洋動画で作画監督の仕事を、坂場はマコプロダクションで演出の仕事をした。なつは時計を気にしながら仕事をしていたが、作画監督の仕事は激務で、残業となる。優を迎えに行くのは8時を過ぎた。
(なつが東洋動画に出勤する)
(なつ)おはようございます。遅くなってすみません
(堀内)作画監督、おはよう
(なつ)堀内さん、よろしくお願いします
(堀内)よろしくお願いします
(マコプロダクションで坂場が打ち合わせをする)
(麻子)ともかく明るくしてほしいってことなんだけど…
(下山)う~ん…でもこれ暗黒街の話だからね
(坂場)カポネはギャングの親玉だけど、主人公の三代目は根が善人なわけですよね?
(麻子)そこが面白いでしょ。ギャングの素質はあるのに悪くなれないって矛盾してるところが
(坂場)そこをもっと強調したらどうでしょうか
(下山)強調?
(坂場)下山さんみたいにもっと主人公をひょうきんにするんですよ
(下山)ちょ…ちょっとイッキュウさん、僕のどこがひょうきんなわけ?
(坂場)ハードボイルドを意識し過ぎてませんか?
(下山)ハードボイルド好きだからね
(坂場)下山さんらしさが出てませんよ。もっと主人公は抜けてていいと思います
(下山)おい
(坂場)そうしてもっと愉快な話を増やしていけば、暗すぎるという今の評判を変えることができるんじゃないでしょうか
(麻子)ハハ…イッキュウさん、大人になったわね。そっちの方向でシナリオ書いてみてもらえる?
(坂場)分かりました
(なつが作画監督として社員に説明する)
(なつ)初めて作画監督を務めます奥原です。よろしくお願いいたします
(一同)お願いします
(なつ)では早速ですが、こちらがキックジャガーです。そして主人公の中神拳矢、そのライバルのブラックマンです
(佐藤)原作の漫画よりもかっこいいじゃないの!
(なつ)はい
(山川)こんな劇画タッチの画も描けたんですね
(なつ)はい。こういう荒々しい画の方が動きが制限されても迫力が出るかと思いまして、このまま動画にも使いたいんです
(堀内)クロッキー調の線を生かすのか。面白いかもしれないね
(荒井)クロッキーやな
(なつ)はい
(なつが机で仕事をする)
(社員)お願いします
(なつがため息をついて時計を見る)
(なつ)中島君
(中島)はい
(なつ)これ上下の動きをもう少し大きくして
(中島)はい
(堀内)あっなっちゃん、元のよりちょっとうつむかしてみたんだけど
(なつ)かっこいいです。いいと思います
(堀内)こっちの方がいいよね
(なつ)はい
(堀内)うん、ありがとう
(なつ)お願いします
(中島)上下の動きってどういう…?
(なつ)それ歩いてるカットだから…
(中島)はい
(なつは7時を過ぎても残業していた)
(中島)奥原さん、すいません。確認お願いします
(なつ)あ…はい
作画作業に入るとその仕事はやはり時間がいくらあっても足りないものでした
(中島)ブラックマンのこう強い感じっていうか…
(なつ)う~ん…ちょっと原画を持ってきてくれる?
(中島)はい
感想
坂場、イキイキしてますね。今までやりたいことを我慢してきたんだから、思いっきり仕事に打ち込ませてあげたいですね。なつも、自分で選んだ道なんだから、みんなに迷惑をかけないように自分の身体にムチを打ってやり遂げてほしいですね。優のことが気になるのがしょうがないけど、勤務中に自分で描いた優の絵をボケっとみつめる時間があったら、その分早く帰る努力をしなさいと思った。
なつが茜の家に優を迎えに行く
なつは夜の8時を過ぎて優を迎えに来た。なつは仕事が終わらずに持ち帰ってきていた。眠っている優をつれて家に帰った。
(茜の家になつが来る)
(なつ)あ…ごめんなさいこんな時間になって
(茜)さっきちょうど寝たところよ
(なつ)茜さん、ごめんなさい
(茜)いいのよ。大変なことは分かってるから。仕事持って帰ってきたの?
(なつ)あっはい、終わらなくて…すぐ連れて帰りますから
(なつは寝ている優を連れて帰る)
なつよ、よく戦っているぞ
感想
月6000円で毎日8時過ぎでは、安いですよね。6時以降は延長料金だすべき。共働きなんだから、他の出費を削っても延長料金を出すべきだと思います。これだけ長い時間茜の家で過ごしたら、そのうち優はどこが自分の家なのかわからなくなるでしょうね。子どもの一番かわいい時を一緒に過ごせなかったことを年をとってから後悔かもしれませんね。。
今日の名シーン
なつが優から離れられなくなり茜を怒らせたシーン。
今日の名台詞
「なっちゃん、早く行って。こっちは大丈夫だから。なっちゃん、なっちゃんが頑張らないと!」
優と離れられないなつに茜が言った言葉。
次回の見どころ
保育園探しが一段落しましたから、また次の問題が出てくる予感です。
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