なつぞら第116話のあらすじと感想(2019年8月13日放送)

2019-08-14

なつぞら第116話のあらすじと感想(2019年8月13日放送)

第18週「なつよ、笑って母になれ」の第116話。

咲太郎(岡田将生)は、なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)の新居を訪れ、結婚することにしたと報告する。驚いたなつは川村屋の光子(比嘉愛未)を訪ねる。

第116話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 岸川亜矢美(山口智子)…おでん屋「風車」
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 野上健也(近藤芳正)…川村屋ギャルソン
  • 坂場一久(中川大志)…翻訳
  • 茂木一貞(リリー・フランキー)…書店「角筈屋(つのはずや)」社長
なつぞら登場人物

なつぞら第116話のあらすじ

咲太郎がマダムと結婚すると聞いたなつは川村屋に行ってマダムと会った。マダムは40歳になる自分でもいいものかと言った。なつは夢のようだと喜んだ。

マダムは結婚とビルの建て替えを機に、川村屋の経営を野上に任せると言った。後継者を育ててほしいと言い、野上もそれを引き受けた。

咲太郎はマダムとなつと一緒に風車に行き、亜矢美に結婚を伝えた。今までマダムとのことは隠していたつもりだったが、亜矢美は知っていたと言い、肩の荷が下りたと喜んだ。

なつの誕生日に結婚のお祝いも風車で行うことになった。なつは一人になる亜矢美を心配した。

咲太郎とマダムの結婚はお金が目当てではない

なつは咲太郎からマダムとの結婚の話を聞いた。それによって亜矢美も咲太郎に経済的な負担をかけても大丈夫だろうと甘えてくれると咲太郎は言った。お金が目当てなのかとなつが言うと、咲太郎は否定した。

(俺もけじめをつけることにした

(なつ)けじめ?

(咲太郎)結婚することにしたんだ

(坂場)結婚?

(なつ)誰と?

(咲太郎)川村屋のマダムだ

(なつ)ええ~っ!川村屋のマダムってあの?あの光子さんと!?

(坂場)驚き過ぎだろ

(なつ)そりゃ驚くでしょ!

(坂場)僕は何となくそうじゃないかなって気がしてたけど

(なつ)えっどうして?

(坂場)いや十勝の結婚式に2人で来てくれた時の雰囲気とかで

(咲太郎)えっ…

(なつ)いつからそんなことになってたの?

(咲太郎)まあ俺が声優のプロダクションを始める辺りか…経営者になるなんて初めてだからさ、いろいろとあいつに相談に乗ってもらってたんだよ。まあそしたらまあうんそういうことに…

(なつ)はあ…信じられない。お兄ちゃんとマダムが…そういうことに?

(咲太郎)そういうことだよ。まあ結婚すれば母ちゃんだって俺に安心するだろ。安心して俺に甘えてくれるだろ。経済的な負担をかけても大丈夫だってそう思ってくれるんじゃないかな

(なつ)もしかしてそれが目的?お金が目当て?

(咲太郎)バカ!失礼なこと言うな!俺はあいつの金なんて当てにしてないからな!あいつはあいつ俺は俺だ

感想

なつはやっぱり鈍感だったんですね。坂場ですら気付いてたのに。咲太郎が光子とのなれそめを「まあうんそういうことに…」ってはぐらかすところが照れててかわいかったですね。

なつはマダムに結婚のことを尋ねる

なつは仕事を終えたあとに川村屋に行った。マダムに会うと、なつは本当に結婚するのかと尋ねる。マダムは40歳にもなる自分で本当にいいのかと言う。なつは夢のようだとうれしがった。

(なつ)じゃこれよろしく

(社員)あっはい

(なつ)お先です

(茜)うん、お疲れさま

(なつ)お疲れさまでした

(一同)お疲れさまでした

(なつが会社から電話をする)

(なつ)あっもしもし私、うん…あのこれからちょっと川村屋に寄ってから帰る。うん…あっおかずは帰りに買って帰るから。はい、じゃ

(なつは川村屋に行く)

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)あっ野上さんこんにちは。マダムは?

(客)お~涼しい

(客)こっちこっち

(客)お~いたいた、ハハハ

(なつ)すごい…

(野上)フーテン族って呼ばれる若者たちですよ。それが新宿の街にあふれ出し、とうとう川村屋にまで…そういえばあなたも、若い頃あんな格好されてましたよね。あなた昔からフーテンだったんですね

(なつ)フーテンって家があるのにわざわざないふりをして生きてる若者たちですよね?私は子どもの頃、本物の浮浪児でした

(野上)何の自慢ですか?それは

(なつ)川村屋でバターカリー食べててどこがフーテンですか

(野上)はいはいはい…分かりました。騒ぎは起こさないように

(マダムが来る)

(なつ)マダム!

(マダム)なっちゃん…

(なつ)あのマダム!昨日、私のお兄ちゃんから話を聞いたんですけど、本当ですか?

(マダム)あっうんまあ多分…

(なつ)えっ…マダムとうちのお兄ちゃんが結婚なんて!そんなことって本当にあるんですか?

(マダム)あ…なっちゃんあのここではなんだから奥に行きましょう…ね

(なつ)ちょっとマダム…

(マダムとなつが別の部屋へ行く)

(なつ)マダム…それじゃ本当なんですね?

(マダム)そうよ。本当に私でいいのかしらってこっちがなっちゃんに聞きたいところよ。私の方が咲ちゃんよりもずっと年上だし、もう40ですからね

(なつ)マダムも40歳ですか…

(マダム)そうしみじみ言われても困っちゃうけど

(なつ)そんなの関係ないじゃありませんか!私にとっては本当に夢のような話です!

(マダム)本当?喜んでくれるの?

(なつ)はい、もちろんです!うれしいです…よかった…本当によかった…あんな兄ですがどうかよろしくお願いします

(マダム)なっちゃん…こちらこそよろしくね

(なつ)はい!ハハハ‥

感想

なつが坂場にした電話で、おかずを買って帰るという会話だけでも新婚の幸せ感が伝わりましたね。マダムは40歳だったんですね。咲太郎、待たせすぎきですね。なつがマダムに結婚のことを確認している姿をみてニヤリと嬉しそうに笑った野上が印象的でした。

マダムは結婚を気に川村屋を野上に任せる

川村屋に咲太郎が来た。咲太郎とマダムは結婚式はしないと言う。野上から言われたから結婚すると言う咲太郎に不機嫌になったマダムだったが、結婚とビルの建て替えを機に、川村屋の経営から手を引き、あとは野上に後継者を育ててもらいたいと言った。

(野上)マダム、話題の人がお見えになりました

(なつ)お兄ちゃん

(咲太郎)なつがそろそろここに来てる頃かと思ってな

(マダム)なっちゃんから今許しをもらったところよ

(咲太郎)そうか

(マダム)あっ野上さん、野上さんもよかったらしばらくここにいて下さらない?

(野上)はい

(なつ)それで結婚式はいつ…?

(咲太郎)ああそんなもんはしないよ

(なつ)えっ?

(マダム)今更そういうことはしなくてもいいの

(野上)ちょっと待って下さい

(咲太郎)まあ、そもそも結婚自体、野上さんに言われなければしなくてもよかったんだから

(マダム)はあ?それどういうこと?

(咲太郎)あっ…

(野上)いえ私は何も…

(マダム)ああ…そういうこと?野上さんに言われたから言いだしたわけ?

(咲太郎)いや、それはまあ…きっかけというか、たまたまだ

(マダム)何がたまたまよ!野上さんも余計なこと言ってくれたわね

(野上)申し訳ございません

(咲太郎)野上さん悪くないよ

(マダム)当たり前よ、悪いのはあなたでしょ

(咲太郎)はい

(マダム)まあそういうことなのよ、なっちゃん

(野上)もはや腐れ縁ですな

(咲太郎)まあ…うん、そういうことです

(マダム)それでね、野上さん、結婚したら私、川村屋の経営からは手を引こうと思ってるの

(野上)えっ?

(マダム)ちょうどここをビルに建て替える時だし、後のことは野上さんに任せたいの

(野上)マダムそれは困ります!

(マダム)野上さんに責任を押しつけようっていうんじゃないのよ。もちろん私もできるだけのことはします。でも野上さんにはもうひとふんばり次の後継者を育ててほしいのよ

(野上)後継者を?

(マダム)そう。私が先代のマダムそして父から受け継いだこの店を、今度は野上さんが一つの会社組織としてつないでいってほしいの

(野上)マダム…

(マダム)もう血縁者だけがのれんを守る時代でもないわ。野上さんの信念でこれからも川村屋を大いに開拓してちょうだい。咲ちゃんには川村屋の財産は何一つ渡しませんから

(咲太郎)そんなもんこっちだってもらう気はねえよ

(マダム)野上さん、これが私の結婚の決意です

(野上)分かりました。不肖野上この命尽きるまでこの川村屋の未来を守ってみせます。つないでみせます!

(マダム)ありがとう

(なつ)野上さん頑張って

(咲太郎)よし、すっきりしたところで報告に行くか

(なつ)どこに?

(咲太郎)決まってるだろ

感想

「バターカレー」じゃなくて「バターカリー」と強調し、川村屋の商品に誇りとプライドをもっていた野上なら、これから先、経営を任せても安心ですね。「咲ちゃんには川村屋の財産は何一つ渡しませんから」ということは、光子自身は川村屋の財産をいくらかもっていくのでしょうね。

咲太郎が亜矢美に結婚ことを伝える

風車に行った咲太郎とマダムは亜矢美に結婚のことを伝えた。今まで隠していたことを咲太郎は謝ったが、亜矢美は知っていたと言う。亜矢美は方の荷が下りたと喜んだ。二人の結婚を祝福し、茂木社長も一緒に乾杯した。

(茂木)ママ、新しいお店のことなんだけど

(亜矢美)うん…

(茂木)花園じゃ嫌だよね?

(亜矢美)花園か…

(茂木)今はさゴールデン街っていってるんだけど、まあいかがわしい所も残ってるけども、文化人なんかがさ、集まる店も増えて、友達の作家なんかはよく使ってるんだよ

(亜矢美)そっか、そうだね。今の新宿で安く借りられるとしたらそんなとこかもね

(咲太郎とマダムとなつが来る)

(亜矢美)いらっしゃい…何だお帰り

(咲太郎)ただいま

(なつ)こんばんは

(茂木)よっなっちゃん!

(亜矢美)なっちゃん、ハハハ…

(茂木)あれ、マダムも

(マダム)こんばんは

(咲太郎)ちょっといいか?大事な話があるんだけど

(亜矢美)大事な話?うん…もちろんいいよ、どうぞ

(マダム)お邪魔します

(亜矢美)あっお店閉めるね

(咲太郎)いやいいんだよ、そこまでしなくたって。どうせ茂木社長しかいないんだし、いずれ茂木社長にも分かることだから

(茂木)えっ何?

(亜矢美)まずはお掛けお掛けお掛けに…

(咲太郎)母ちゃん…俺今度、彼女と結婚することにしたんだ

(茂木)ええっ!?

(マダム)あっすみません。あのお恥ずかしいんですけど

(茂木)いやうそでしょマダム!

(なつ)茂木社長、お気持ちは分かりますけど、少しだけ静かにしてて下さい

(茂木)いやうそでしょなっちゃん!

(なつ)シ~

(茂木)えっ?

(咲太郎)今まで隠しててごめん。まあそういうことなんだ

(亜矢美)何だ…知ってたよ、そんなことなら

(咲太郎)えっ?

(亜矢美)お前が私に隠し事なんかできるわけないだろ

(咲太郎)知ってたのかよ?

(亜矢美)うん。よかったじゃないの!おめでとう!なっちゃんがお嫁に行くまではってずっと待ってたんでしょ

(咲太郎)いやそんなことはないけど…

(マダム)あの今度川村屋をビルに建て替えることにしたんです。それを機に私は経営からは手を引こうと思ってまして。それでこれからは咲太郎さんの会社を大きくするために手伝うことにしたんです

(咲太郎)そう。まあたまたまそういうタイミングに結婚でもしようかってなっただけだから

(亜矢美)たまたま…いいよてれなくたって。何にしたっておめでたいことじゃないの。ね、乾杯しましょうよ、さあどうぞ

(なつ)大丈夫ですか?

(亜矢美)あ~これで私も一安心。

(咲太郎)母ちゃん…

(亜矢美)肩の荷が下りたわ。はい乾杯

(マダム)あっすいません

(亜矢美)はい乾杯、乾杯、みんなグラス持って。ほら社長!

(なつ)茂木社長

(茂木)本当なの?ん~…

(なつ)何それ

(亜矢美)ほら社長しっかりして…いくよ。はい、咲太郎、マダム、あっ…光子さん、結婚おめでとうございます!

(なつ)おめでとう

(咲太郎)ありがとう

(マダム)ありがとうございます

(亜矢美)かんぱ~い!

(咲太郎)乾杯!

(亜矢美)あ~おいしい!

(亜矢美)光子さん、咲太郎のこと本当によろしくお願いしますね

(マダム)はい、こちらこそ

(亜矢美)バカだから

(咲太郎)おい

(マダム)知ってます

(咲太郎)おい

感想

茂木社長は光子のことが好きだったんでしょうか。好きといっても憧れ程度でしょうが、ショックが大きかったみたいですね。それにしても、マダムの服装が(笑)川村屋でみるとそんなに変じゃなかったのですが風車でみると変でした。

結婚のお祝いを風車でやることに

遅く帰ったなつは坂場とおでんを食べながら、亜矢美のことを話した。結婚を喜んでいたが、一人になることをなつは心配していた。来月のなつの誕生日に風車で結婚のお祝いをすることになり、坂場も一緒に行くことにした。

(なつ)遅くなってごめんね

(坂場)亜矢美さんは喜んでいたんだろ?

(なつ)うん、すごく喜んでた

(坂場)それならよかったじゃないか

(なつ)よかったけど…亜矢美さんはこれからどうするんだろ

(坂場)住む所か?

(なつ)それもそうだけど、一人になったら寂しいよね…

(坂場)うん…

(なつがおでんを器に取る)

(坂場)あっありがとう

(なつ)卵2個いける

(坂場)うん

(なつ)ハハハ…

(なつ)はい。あっ来月私の誕生日にお盆休みだから風車でお祝いしようってことになったんだけど、それが結婚式の代わりだって

(坂場)風車でか

(なつ)一緒に行ける?

(坂場)もちろん。頂きます

(なつ)もうすぐ風車も無くなっちゃうのか

(風車では亜矢美が店を閉める)

(咲太郎)母ちゃん、2人で飲み直そうよ

(亜矢美)おっいいね

(咲太郎が酒の準備をする)

(咲太郎)はい

(亜矢美)サンキュー

(咲太郎)あ~…

(亜矢美)お疲れ

(咲太郎)お疲れ

感想

おでんを器に取るくだりが新婚幸せオーラがプンプン漂ってました。うらやましすぎます。なつは帰りが遅くなったのに坂場は食べずに待っていたんですね。咲太郎と亜矢美は何を話すのでしょうか。

今日の名シーン

マダムが野上に川村屋を託したシーン。

今日の名台詞

なし

次回の見どころ

次回は咲太郎とマダムの結婚のお祝いではないでしょうか。亜矢美もそして風車のお店もどうなるのか気になるところです。

なつぞら

Posted by popi