なつぞら第108話のあらすじと感想(2019年8月3日放送)

2019-08-05

なつぞら第108話のあらすじと感想(2019年8月3日放送)

第17週「なつよ、どうするプロポーズ」の第108話。

なつ(広瀬すず)から事情を聞いた咲太郎(岡田将生)は謝罪をするためになつを訪ねてきた坂場(中川大志)を許せず、帰れと言う。すると坂場はなつへの思いを語り出し…

第108話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 岸川亜矢美(山口智子)…おでん屋「風車」
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 野上健也(近藤芳正)…川村屋ギャルソン
  • 仲 努(井浦 新)…アニメーター
  • 下山克己(川島 明)…アニメーター
  • 三村 茜(渡辺麻友)…新人アニメーター
  • 神地航也(染谷将太)…新人アニメーター
  • 堀内幸正(田村健太郎)…作画課の動画担当社員
  • 森田桃代(伊原六花)…彩色担当
  • 坂場一久(中川大志)…東洋動画の監督見習い
なつぞら登場人物

なつぞら第108話のあらすじ

なつと坂場のことを知った咲太郎は怒っていた。そこに坂場がやってきた。咲太郎は帰れと言う。坂場は一晩なつのことを考え、なつを失う恐怖を感じた告げた。

坂場は心の底からなつが好きだと伝えた。なつもそれを受け入れ、坂場がなつを抱きしめる。咲太郎は不幸にしたら許さないと泣きながら言った。

なつと坂場は川村屋と東洋動画に挨拶に言った。マダムや野上の祝福を受け、会社ではみんなの祝福を受けた。階段ではこれまでのことを二人が懐かしんだ。

そして、二人は北海道へと向かった。

坂場がなつに好きだと伝えて再びプロポーズ

なつから坂場の話を聞いた咲太郎は怒っていた。そこに坂場がやってきた。咲太郎は話も聞かずに帰れと言ったが、坂場は一晩なつのことを考えたと言う。そしてなつを失う恐怖を感じた。なつが好きだと言い、結婚してくださいと伝えた。なつも受け入れた。咲太郎はなつを不幸にしたら許さないと泣きながら言った。

(咲太郎)なんだ?それは婚約解消ってことか!

(なつ)婚約なんてしてないよ

(咲太郎)だけど、プロポーズされたんだろ?

(なつ)映画が成功したらって…。あ…まあつまり約束を守ったんだ

(咲太郎)うん?何を言ってんだ?

(なつ)うん…もういい

(咲太郎)そんなやつとわざわざ結婚することはないよ。よし忘れちまえ。こっちから願い下げだ。俺に任せろ。兄ちゃんがもっとお前を幸せにしてくれるやつを見つけてやるから

(なつ)いいって

(咲太郎)いいっていいわけないだろ…

(亜矢美)誰か来た

(坂場が風車に来る)

(坂場)ごめんください

(咲太郎が出る)

(坂場)突然すみません

(咲太郎)何しに来たんだよ?

(坂場)謝りに来ました

(咲太郎)謝ってくれなくたっていいんだよ。たった今家族会議を開いてお前のことは忘れることになったんだ。どうぞお引き取り下さい

(亜矢美)咲太郎

(咲太郎)俺はやだからな!今更こいつを認めることはできないからな。仕事がないから結婚できないっつうのはてめえの都合しか考えてないやつの言うことなんだよ。一度は約束したなら、すぐに仕事を見つけるから結婚してくれってのが筋だろうが!

(坂場)おっしゃるとおりです

(咲太郎)分かったら帰れ。帰ってくれ!

(なつ)お兄ちゃん!

(咲太郎)黙ってろ!なつが悩む前に帰れって言ってんだよ

(坂場)なつさんに…許してもらおうとは思っていません

(咲太郎)何?

(坂場)昨日のことは許さなくてもいいんです。その上でもう一度話をさせてもらいたいんです

(咲太郎)回りくどいこと言ってんじゃねえよ!

(坂場)ゆうべ一晩あなたのことを思い、あなたを失う恐怖を感じました。それで分かったんです。あなたが今までどれほどの恐怖を味わってきたか、大切なものを失う怖さをどれほど味わってきたか、そのことを一晩考えました。あなたの気持ちになりたくて考えました。あなたに少しでも近づきたくて考えたんです。それで結局、たどり着いた答えは…あなたのことが…奥原なつのことが…僕は心の底から好きだということです。もう遅いかもしれないけど…心の底から言わせて下さい!あなたが好きです。あなたのことが大好きです!

(咲太郎)もう遅いんじゃないかな

(亜矢美)遅くない!まだ生きてるんだから、いっくら間違えたっていいの!

(咲太郎)母ちゃん…

(亜矢美)いっくら失敗したってへっちゃらだよね、なっちゃんは

(なつがうなずく)

(咲太郎)なつ…

(坂場)お兄さんどうか許して下さい!妹さんを、奥原なつさんを…僕に下さい!結婚することを許して下さい。奥原なつさんと結婚させて下さい!

(咲太郎)バカヤロー…。まずはなつの許しを取れ!

(坂場)どうか…結婚して下さい。もう一緒に漫画映画は作れないかもしれないけど、あなたの人生を作ります。一生かけて一緒に作ります

(なつ)うん…ありがとう

(坂場)必ず傑作にします

(咲太郎)普通でいいんだよ、普通で!気取ったこと言うな

(坂場)僕と結婚して下さい

(なつ)はい…喜んで

(咲太郎)なつを幸せにしろよ!不幸にしたら絶対に許さねえからな!覚えとけ

(坂場)はい

感想

やっぱりプロポーズはこれぐらいの重みがないといけません。この前の階段でのプロポーズはあっさりし過ぎていましたからね。そして、ここに亜矢美がいたことに感謝ですね。咲太郎となつだけだったらうまく行かなかったかも。最後の咲太郎の「不幸にしたら絶対に許さねえからな!覚えとけ」は懐かしいです。東京の孤児院に剛男が来て、なつを北海道に連れて行くときに咲太郎が言ったのと同じでした。

坂場が気になった方はこちら!
【なつぞら】坂場一久(中川大志さん)は嫌なやつ?登場シーンをまとめました

なつと坂場は川村屋に結婚を伝えに行く

結婚することになったなつと坂場は川村屋に行く。野上もマダムも二人を祝福した。お祝いにバターカレーがご馳走されたが、坂場はカレーをこぼしてしまった。

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)野上さん、こんにちは

(野上)まあ珍しいですね、こんなお時間に

(なつ)野上さん、こちら坂場一久さん

(野上)会社のご同僚でございますね。何度かうちにお見えになって頂いております

(なつ)今度私の夫になるんです

(坂場)よろしくお願いします

(野上がかたまる)

(なつ)野上さん?

(野上)ちょっと待って!いやどうぞ…あっ…お席にご案内して。待って…ちょっとちょっと…!

(野上がマダムに知らせに行こうとして階段で転ぶ)

(野上)痛っ…ちょっと!

(マダムがなつと坂場のところに来る)

(マダム)なっちゃん!

(なつ)マダム

(マダム)いらっしゃい。この度はなっちゃんをどうかよろしくお願いします

(坂場)いえ、こちらこそ

(なつ)マダム…

(マダム)どうぞ座って

(坂場)はい

(マダム)うれしいわ、なっちゃん。もうないかと思ったわ、こんなこと

(なつ)えっ?

(マダム)よかったわね

(野上)当店からお二人へ心ばかりのお祝いでございます

(なつ)えっ!ありがとうございます

(坂場)ありがとうございます

(マダム)お兄さんも喜んでくれてるんでしょう?

(なつ)はい、まあ最初は反対されましたけど最後は喜んでくれました

(野上)こんなに遅い結婚でも反対されるもんなんですね

(マダム)だってバカだもん

(野上)さようでした

(なつ)ん?

(野上)そのバカを待ちわびているふびんな人もいるかもしれませんね

(マダム)えっ?

(野上)いや…それでは末永く…ごゆっくりと

(マダム)お幸せにね

(なつ・坂場)はい

(マダム)それじゃ

(なつ)頂きます

(坂場)頂きます

(坂場)ここのバターカリーを食べるのはこれが初めただ

(なつ)あっそう…たまにはこういうぜいたくもしましょう

(坂場)えっ?

(坂場がカレーをこぼす)

(坂場)あっ…!

(なつ)あっほら!

(坂場)ああ…

感想

久しぶりに川村屋が出ましたが、野上は相変わらず皮肉たっぷりでした。坂場となつが川村屋で偶然あったとき、坂場はカレーパンを食べていて、読んでいた本に落としてしまう不器用さを見せたのですが、また同じようにカレーをこぼしました。でも、今回はじめてバターカリーを食べたんですね。相当な節約家だから、なつもお金には困らないと思いました。それから、マダムはまだ咲太郎への思いがあるのか、このへんは野上が言うので、冗談なのかどうかよくわかりません。そう言えば、この前、結婚することになったと言っていた佐知子さんがいませんでした。

野上が気になった方はこちら!
【なつぞら】川村屋の野上は皮肉や嫌味がすごい!でもいい人というのをまとめました

なつと坂場が会社に結婚を伝える

なつと坂場が結婚を仲に伝えると、仲は祝福する。坂場は退職するがなつは仕事を続けると伝えた。それを聞いていた会社の同僚たちも二人を祝福した。坂場となつはこれまでにいろいろとあった階段で様々なことを思い出しながら懐かしむ。そして、二人は北海道へ行った。

(仲)そう!それはおめでとう

(なつ)変なタイミングになりましたけど

(坂場)仲さん本当にお世話になりました

(仲)その決意は変わらないか

(坂場)はい

(なつ)私はこれからもお世話になります

(仲)うん。とにかく2人の結婚を心から祝福するよ

(なつ)ありがとうございます

(坂場)ありがとうございました

(仲)ほらみんなも祝福してるよ

(下山)おめでとう!

(一同)おめでとう!

(なつ)皆さんどうもありがとうございます!

(坂場)皆さんと一緒に映画を作ったことは一生忘れません

(下山)一生忘れられないよ、こっちだってハハハハハ…

(茜)なっちゃんの幸せがあの作品がよかった証しってことよ

(神地)世界がいつか気付く時が来るさ!あの映画のよさに!堂々とこんな会社辞めちまっていい!

(坂場)ありがとう

(下山)おめでとう

(拍手と歓声)

(なつ)ありがとうございます

(なつと坂場が階段を降りる)

(なつ)いろいろあったね

(坂場)うん…

(なつ)うん…これからもいろいろあるよね、きっと

(坂場)ありえないことが本当のようにね

(なつ)うん…

そして2人は北海道・十勝にやって来ました

ああなつよ…2人の夢はここからまた続くよ

また始まる

来週に続けよ

感想

なっちゃんびいきを続けていた仲さんは特に変わった反応もなく、仲はなつをどう思っていたのか未だによくわかりません。茜と下山の結婚はまさに電撃でしたが、今回はみんな知っているという感じの結婚でしたね。なぜかこういうときだけ、仕上課のモモッチが作画課にいるんですよね。茜と神地の言葉が会社を辞める坂場にとっては最高の言葉だったと思います。咲太郎から結婚の許しをもらって、また泰樹の許しをもらわなければいけない坂場はかわいそうな気もしますよね。

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今日の名シーン

坂場がなつに結婚してほしいと言ったシーン。

今日の名台詞

「ゆうべ一晩あなたのことを思い、それで分かったんです。あなたが今までどれほどの恐怖を味わってきたか、大切なものを失う怖さをどれほど味わってきたか、そのことを一晩考えました。あなたの気持ちになりたくて考えました。あなたのことが奥原なつのことが僕は心の底から好きだということです。もう遅いかもしれないけど心の底から言わせて下さい!あなたが好きです。あなたのことが大好きです!」

坂場のプロポーズの言葉。

「なっちゃんの幸せがあの作品がよかった証しってことよ。世界がいつか気付く時が来るさ!あの映画のよさに!堂々とこんな会社辞めちまっていい!」

茜と神地が結婚する二人に言った言葉。

次回の見どころ

結婚するなつと坂場が北海道に行くことになりました。そういう理由で北海道に行くことを電話で伝えているんでしょうか。泰樹がどう反応するのかが見どころです。

なつぞら

Posted by popi