なつぞら第93話のあらすじと感想(2019年7月17日放送)

2019-07-18

なつぞら第93話のあらすじと感想(2019年7月17日放送)

第15週「なつよ、恋の季節が来た」の第93話。

なつ(広瀬すず)と雪次郎(山田裕貴)と夕見子(福地桃子)は3人で映画鑑賞後、川村屋に。川村屋では光子(比嘉愛未)が出迎え、なつは咲太郎(岡田将生)の話をする。

第93話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 柴田夕見子(福地桃子)…剛男と富士子の長女
  • 小畑雪次郎(山田裕貴)…菓子屋の息子
  • 岸川亜矢美(山口智子)…おでん屋「風車」
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 野上健也(近藤芳正)…川村屋ギャルソン
  • 三橋佐知子(水谷果穂)…川村屋ウエイトレス
なつぞら登場人物

なつぞら第93話のあらすじ

日曜日になつと夕見子は雪次郎の家に行った。そのあと、3人は映画を見に行き、川村屋にも行った。川村屋で働く佐知子は、咲太郎を待たずに結婚することにしたとなつに伝えた。

なつはマダムに夕見子を紹介した。夕見子は相談があると言い出す。新宿にジャズ喫茶を開きたいと言った。

夕見子を放っておいていいのかと言うなつに亜矢美は一人で悩まなくてもいいと言う。そして、なつは富士子に電話で話した。泰樹と剛男に電話の内容をきかれたが富士子は隠した。

日曜日になつと夕見子は一緒に過ごす

日曜日、なつは風車で一人、坂場の言葉を思い出していた。そこに日曜日は風車が休みだと知らなかった夕見子が来た。夕見子が帰ろうとすると、なつは一緒に過ごそうと言った。

(なつが坂場の言葉を思い出す)

(回想)(坂場)一緒に作ってほしいんです

(回想)(なつ)一緒に

(回想)(坂場)一生をかけてもあなたと作りたいんです

(夕見子が風車に入ってくる)

(なつ)あ、はい!

(夕見子)え?

(なつ)夕見…

(夕見子)どしたの?

(なつ)タ見こそどしたの?日曜日に

(夕見子)えっ日曜日ってここ休み?

(なつ)あれ聞いてなかった?亜矢美さんは買い物に出かけたし、お兄ちゃんは仕事だけど…電話番はしなくていいと思うよ

(夕見子)何だ…したらジャズ喫茶にでも行ってみるか

(なつが夕見子をとめる)

(夕見子)何?

(なつ)せっかくだからさ、一緒に休み過ごそうよタ見、ね

(夕見子)えっ…

感想

夕見子は日曜日にお店が休みだと聞いていなかったんですね。そういえば、夕見子となつが二人でどこかに出かけるようなシーンは北海道でもありませんでした。どこに行くかと思ったら雪次郎のところに行ったので3人になってしまいました。

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なつと夕見子は雪次郎の家に行く

なつと夕見子は雪次郎のアパートに行った。なつが家に電話しているのかと尋ねたが、夕見子はまだしていなかった。夕見子は付き合っている人はいないのかときく。雪次郎は蘭子に憧れていた。なつは誰とは言わなかった。3人は映画に行くことにする。

(雪次郎)きれいだけどちょっときれいにするね、それで結局ここに来たのかい?

(夕見子)不満なの?

(雪次郎)いやうれしいよ

(なつ)雪次郎君がどんな暮らししてるか見てみたいって

(雪次郎)いや暮らしてるっていったって芝居とアルバイトしかしてねえからな

(夕見子)へえ~したけどあの雪次郎がここまで見事に親不孝するとはね

(雪次郎)それは言わんでや、親不孝ならタ見子ちゃんの方だべさ

(夕見子)ほらほらほらなまってる!

(雪次郎)あっもうダメだ…もうこの2人といると自然に標準語が分からなくなる、分からなく

なる…

(なつ)ねえタ見、ちゃんと家には電話してるの?

(夕見子)えっ?ああ、そのうちする

(なつ)ちゃんとするって言ったべさねえ、このまま…

(夕見子)そんな話するなら帰るよ

(なつ)分かった…

(夕見子)雪次郎は誰かいないのかい?つきあってる人

(雪次郎)いやそんな余裕はねえから

(夕見子)劇団に好きな人とかいないの?

(雪次郎)えっ…

(夕見子)えっ…あいるんだ、誰さ?

(雪次郎)いや言ったって分かんねえべ

(夕見子)まあそだね

(なつ)そんな人いるんだ?

(雪次郎)いや勝手に憧れてるだけだ

(なつ)何だ蘭子さんか

(雪次郎)何だって、何だ

(なつ)えっまさか本気で好きなの?

(雪次郎)まさか!俺が相手にされるわけねえべや、役者として憧れてるだけだ

(夕見子)女優か…なつはいないの?あっいるんだ!

(なつ)何も言ってないべさ!

(夕見子)いるから言わないんだべ

(雪次郎)えっ誰誰誰誰誰…!会社の人?

(多見子)この前みんなで踊った時いた人かい?

(雪次郎)あっ…!

(夕見子)もしかしてあの…

(雪次郎)堀内さん!

(夕見子)イッキュウ!イッキュウさん?

(なつ)違う!そんな話するなら帰るよ!違うから…今は絵でつながっている人がいるだけで十分だから

(雪次郎)なっちゃん…それはダメだ、もう天陽は諦めれや、あいつはもう人の旦那

(なつ)な~してそんなこと言うかな

(雪次郎)違うのか?

(夕見)違うみたい、傷口に塩塗っただけ

(雪次郎)あっごめん…

(なつ)もういいから、これからどうする?

(雪次郎)えっ夕見子ちゃんのことかい?

(なつ)今日のこと

(夕見子)バカ

(雪次郎)映画でも見に行くか

(なつ・夕見子)映画?

(雪次郎)それしかねえべ休みの日は!ハハ!

感想

最後の方の会話はよくわかりませんでした。なつが言った「絵でつながっている人」というのは誰のことでしょう。雪次郎のように天陽のことだと思ったら、そうじゃないらしく、やっぱり坂場ですかね。雪次郎も蘭子に憧れがあるようで、もう夕見子はどうでもよくなったんでしょうか。

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雪次郎は映画の字幕を見ながらセリフを言う

3人は映画を見に行く。海外の映画を見ながら、雪次郎は字幕に合わせてセリフをつぶやいていた。夕見子は迷惑だと言った。

それから3人は映画を見に行きました

(雪次郎)「君の瞳に住むためにここを出国するだけだ」

(雪次郎)「やっと手に入れた」

(雪次郎)「君の瞳に入国する」

(映画が終わる)

(夕見子)雪次郎

(雪次郎)ん?

(夕見子)あんた何ブツブツ言ってたの?気持ち悪い!

(雪次郎)吹き替えの練習だわ、役者の唇に合わせて字幕読むのさ

(なつ)勉強のために映画見てんだ

(雪次郎)まあ少しでも役に立てばと思って

(なつ)努力してるんだね

(雪次郎)うん

(夕見子)迷惑だってば…

(雪次郎)えっそんなに聞こえてた?

(なつ)うん

感想

雪次郎が努力をしているという話のとき、夕見子の様子が変でした。今、自分がやっていることと雪次郎がやっていることの違いを感じたんだと思いました。夕見子は駆け落ちはしたものの、まだ雪次郎やなつのように自分がやりたいことは見つかってないですよね。同じ親不孝でも違うなと思ったのではないでしょうか。

3人は川村屋に行く

3人は川村屋に行った。なつは野上に夕見子を紹介した。佐知子はマダムの紹介でお見合いをした人と結婚すると言った。なつがよかったと言うと、夕見子は自分の結婚観を話した。マダムが来ると、夕見子は相談があると言い出した。

(夕見子)あっここが川村屋?

(なつ)うん、せっかくだからここで食事しようって思って

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)あっ野上さん、私の姉妹の夕見子です

(野上)どちらですか?

(なつ)こちら、こっちは雪次郎

(野上)分かっております、姉ですか?妹ですか?

(なつ)あ…同い年です

(夕見子)双子です

(野上)さようでしたか、東京に遊びにいらしたんですか?

(夕見子)駆け落ちです

(なつ)冗談です!

(野上)全くついていけません

(なつ)私も

(雪次郎)野上さんご無沙汰してます

(野上)よくこの敷居がまたげましたね

(雪次郎)えっ…

(野上)冗談です、どうぞ

(佐知子)なっちゃん、いらっしゃい

(なつ)あっ佐知子さん、姉妹の夕見子です

(佐知子)あっ北海道の?ようこそいらっしゃいませ

(夕見子)どうも

(野上)お席にご案内して

(佐知子)はい、どうぞ

(雪次郎)お久しぶりです

(佐知子)咲ちゃんは元気?

(雪次郎)えっ?

(なつ)佐知子さんもしかしてまだ…

(佐知子)なっちゃん、私…今度結婚するのよ

(なつ)えっ結婚!?

(佐知子)シッ…とりあえず座って

(雪次郎)あっ座っちゃった…おめでとうございます

(佐知子)ありがとう、でもとうとう咲ちゃんを待てなかったわ

(なつ)いやお兄ちゃんもきっと喜ぶと思います

(佐知子)マダムの紹介でお見合いをしたのよ、いい人だし生活が安定してるし、咲ちゃんには悪いけど…

(なつ)悪くないです

(佐知子)咲ちゃんが悪いのよ、私を放っておくから

(なつ)私もそう思います

(佐知子)ご注文は?

(なつ)あっバターカリー3つ

(雪次郎)あっ僕は…

(なつ)今日はおごる

(雪次郎)3つ

(佐知子)かしこまりました

(雪次郎)すごいな…ずっと待ってたんだね、つきあってもないのに

(なつ)でもよかった

(夕見子)何がよかったのさ?

(夕見子)結局女は結婚して生活の安定を得るのが一番だと思ってるの?なつも

(なつ)タ見はその人と結婚したくないの?

(夕見子)結婚なんかしなくたって一緒に生きる道があればいいでしょや、その方がお互いに変な甘えが生じなくていいの

(なつ)どんな結婚するかは自分や相手次第じゃないの?

(雪次郎)結婚できねえからじゃないのかい?

(夕見子)えっ?

(雪次郎)向こうには親の決めた相手がいるって…

(夕見子)そんな生き方を捨てたあの人だからいんじゃないの、何も持たんで一から生きようとしてるあの人とだから結婚なんかしなくたって一緒に生きることができると思ったのさ

(なつ)したら結婚って何なのさ…

(マダム)いらっしゃい

(なつ)あっマダム

(雪次郎)マダムご無沙汰してます

(マダム)元気にしてた?

(雪次郎)はい

(マダム)帯広のご家族にちゃんと連絡しないとダメよ

(雪次郎)はい、ちゃんとしてます

(なつ)マダム、北海道から来た姉妹の夕見子です

(マダム)ああ、あの北海道大学に通ってらっしゃる?

(夕見子)はい、なつがいつもお世話になってます

(マダム)あなたが大学に合格された時には新聞にも載ったそうね、ご家族にとってあなたは期待の星ね

(なつ)マダム佐知子さんが結婚するってさっき聞きました

(マダム)ああそうなの、あなたのお兄さんも心配してたからね

(なつ)お兄ちゃんが?

(マダム)さっちゃんを幸せにしてやってくれってずっと言われてたのよ、まあ言われなくたって私だって考えてましたけどね

(なつ)そうなんですか…

(マダム)咲ちゃん新しい会社を始めたんだって?

(なつ)はい

(雪次郎)外国映画の吹き替えなんかをやったりする声の会社です

(マダム)相変わらず危なっかしいところはあるけど、咲ちゃんもようやく、自分のために動き出したってところね、なっちゃんの開拓精神が咲ちゃんの心も強くしたのよ

(なつ)いえ私は何も…

(マダム)夕見子さん、どうぞ東京でゆっくりしていってね

(夕見子)はい、事によるとずっと新宿にいるかもしれません

(マダム)えっ?

(雪次郎)えっ?

(なつ)ちょっ…何言ってんのさ

(夕見子)私にも開拓精神があるんです!マダムにご相談があるんですが…

(なつ)夕見?

感想

雪次郎は入るまで不安そうでした。佐知子は結婚するようです。佐知子は戦争で苦労したので、幸せになってくれればいいなと思います。佐知子は咲太郎のために、なつにお金を渡したこともありましたよね。それにしても、最近のなつぞらはなんか結婚の話がよく出てくるようになりました。この流れで麻子もそうなる気がします。

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夕見子はジャズ喫茶を開こうとしていた

夕見子がマダムにジャズ喫茶を開きたいと言ったことをなつは亜矢美と咲太郎に話した。マダムは力になると言ったという。このままほっといていいのかとなつが言うと、亜矢美はもう一人で悩む必要はないと言った。

(亜矢美)ジャズ喫茶?

(なつ)はい

(咲太郎)新宿でジャズ喫茶を開きたいっていうのか?

(なつ)それでマダムに相談し始めちゃってどうしようかと思った

(咲太郎)マダムは駆け落ちだって知ってるのか?

(なつ)ううん、大学を卒業してからだと思ってる、本気ならいつでも力になってくれるって

(咲太郎)誰にでも力になるって言うんだよ、あいつは

(なつ)お兄ちゃん!あいつってそんなこと言ったら罰が当たるでしょ!

(亜矢美)物書きの彼を支えようっていうわけか…相当入れ込んでるね

(回想)(夕見子)私とこの人も同志なんだわ、男にだまされてるとかそんな心配いらないからね

(なつ)このままほっといていいんでしょうか?

(亜矢美)う~ん…難しいとこだね、なっちゃんがあの子の友達っていうんなら、もう今はほっとけほっとけって言うとこだけどさ…ね、家族じゃな…でもなっちゃんが一人で悩むことではもう…ないんでないかい?

感想

夕見子は北海道大学まで行ったのに、こんな感じでいいのでしょうか。高山に騙されているわけじゃないにしても、もしこのままジャズ喫茶をやり始めたら、人生を狂わされたとは言えるるような気もします。それでも、本人が幸せならいいんですけどね。寝不足でも受験勉強をしていた努力家の夕見子なので、何か一生懸命やってほしいですけど。亜矢美の「でもなっちゃんが一人で悩むことではもう…ないんでないかい?」は少し北海道弁が入っていました。

なつが富士子に夕見子のことを話す

なつは夜中に柴田家に電話した。富士子が出ると、夕見子のことを話した。剛男と泰樹も起きてきたが、富士子はそのことを隠した。

(なつが風車から夜中に電話をする)

(なつ)もしもし母さん?

(富士子)なつ!どしたのこんな時間に何かあったの?

(なつ)うん、母さん…タ見が…夕見子が…

(なつは富士子に夕見子のことを話す)

(富士子)夕見子が…

(なつ)もし私がしゃべったらもうここにも来ないって!したからもしタ見から連絡があっても聞かなかったことにしといて

(富士子)あ…分かった、よく知らせてくれたわね、なつ

(なつ)ねえどうしよう母さん…

(富士子)とにかくなつがいてくれていかったわ…こっちのことは大丈夫だからあの子のそばにいてやってちょうだい

(なつ)そりゃもちろん…私にできることがあれば何でもするけど…

(富士子)どうするか考えてみるわ、また連絡するね

(なつ)いや…そっちからはまずいわ!またこっちからする

(富士子)分かった、じゃお願いね、したらね…

(電話を切ると剛男と泰樹がいた)

(剛男)どしたんだ?

(富士子)あっびっくりした…

(泰樹)誰からだ?

(富士子)えっ?ああ…なつから

(泰樹)なつがどした?

(剛男)何かあったのかい!?

(富士子)ううん…何も、

(剛男)何もってこったら時間にかけてきて

(富士子)何もないの、何か眠れなくなったみたいで…

(剛男)何かお願いって言ってたでないか

(富士子)いや…あっお願いだから寝てちょうだいって

(泰樹が受話器を取る)

(富士子)もう切れてるわ

(泰樹)分かってる…

(風車の電話が一瞬鳴る音)

なつよ…大丈夫だ、みんなとつながってるから

感想

泰樹はなんで受話器を持ったんだろうと思いました。まだ電話が出初めでつながっていると思ったということかなと思いましたが、そのあと風車の電話が少しだけ鳴ったので、そういう仕組みになっているということですね。泰樹はあの一瞬の音を鳴らしたかったのでしょう。何のためにかはわかりませんが。富士子の嘘が長続きするとは思えません。「こっちのことは大丈夫だからあの子のそばにいてやってちょうだい」と言う富士子は優しいですね。

泰樹と富士子が気になった方はこちら!
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今日の名シーン

泰樹がもう切れたのに受話器を取ったシーン。

今日の名台詞

「結婚なんかしなくたって一緒に生きる道があればいいでしょや、その方がお互いに変な甘えが生じなくていいの」

夕見子が佐知子の結婚の話を聞いてなつに言った言葉。

次回の見どころ

ついに夕見子のことが北海道に伝わりましたから、泰樹と剛男が知るのも時間の問題だと思います。仕事も坂場となるがどうなるのか気になります。

なつぞら

Posted by popi