なつぞら第46話のあらすじと感想(2019年5月23日放送)

2019-06-30


5月23日のなつぞら第46話のあらすじと感想です。

第8週「なつよ、東京には気をつけろ」の第46話。

なつ(広瀬すず)の兄、咲太郎(岡田将生)は亜矢美(山口智子)から、なつが東京に来たと聞かされる。北海道でひどい目にあい、東京に逃げてきたと勘違いした咲太郎…。

第46話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 奥原咲太郎(岡田将生)…大好きな、たったひとりの兄
  • 岸川亜矢美(山口智子)…おでん屋「風車」女将
  • 小畑雪次郎(山田裕貴)…菓子屋の息子
  • 前島光子(比嘉愛未)…川村屋オーナー
  • 野上健也(近藤芳正)…川村屋ギャルソン
  • 三橋佐知子(水谷果穂)…川村屋ウエイトレス
  • 杉本平助(陰山 泰)…川村屋の職長
なつぞら登場人物

なつぞら第46話のあらすじ

亜矢美からなつの話を聞いた咲太郎は、なつが自分の借金のせいで川村屋で働かされていると思い込み、川村屋にやってきた。

マダムに一万円を返し、なつを引き取ろうとする。現状を知らずに勘違いしている咲太郎をマダムは止めようとしたが、なつは少し兄と話をさせてほしいと言って外に出る。

咲太郎は会わせたい人がいると言い、風車になつを連れて行った。風車の岸川亜矢美を母ちゃんみたいなもんだと紹介する。なつは戦後に咲太郎を助けた人がいたという話を思い出した。

咲太郎と亜矢美はなつもここで一緒に暮らそうと言った。ほかの仕事も探してなつの面倒を見ると咲太郎は言ったが、亜矢美は信用せず、おでん屋でなつに働いてもらえばいいと言う。

二人の会話を聞いていたなつは、バカにしないでくれと言う。ここは自分とは関係ない場所だし、一人で生きていくことができると言って出て行った。

追いかけてきた咲太郎になつは、あんなに心配していたのに、咲太郎は兄弟のことを忘れて、楽しく暮らしてきたのだろうと言った。

雪次郎、川村屋での修行が始まる

川村屋の職長に怒られながらも、必死に仕事を覚えようとする雪次郎になつは皿洗いをしながら小さな声でエールを送る。

お前何度言ったら分かるんだ!

仕事は見て覚えるんだ

いちいち指示待つな

本当にやる気あんのか?

はい!

お前のやる気は返事だけなんだよ

はい!

頑張れ…

感想

雪之助の前では、穏やかな感じだった職長でしたが、やっぱり職人という感じで厳しいですね。でもマスクもせずにあんなに大きな声で怒って、お客様に出すものにツバが飛ばないかが気になりました。

咲太郎が川村屋で勘違い

咲太郎はなつが自分の借金のせいで川村屋で働かされていると勘違いしていた。川村屋になつを引き取りに来る。マダムに一万円を返し、なつを連れて帰ろうとする。マダムは止めようとしたが、なつは兄の何を知っているのかとマダムに言ってしまう。兄と話をさせてほしいと言い、咲太郎と外に出る。

俺のせいか…!?

俺のせいでなつは1人で東京に来たのか…!

北海道で妹さんは

それはそれは苦労してきたらしいよ

いや そんなことはないだろう!

去年の夏に会った時は幸せだって言ってたよ

一緒にいたおばさんだって…

バカ!お前がそう言わせたんだろうが

かわいそうにねえ…

小さい時から牧場でさんざんこき使われて

もう朝から晩まで牛の乳搾りだ…

あっ…手がしばれるわとか言ってると

乳も搾れねえで学校なんか行くんでねえ。

ピシピシピシ〜って…

ひでえ…

それじゃ 孤児院よりひでえじゃねえか!

でやっと大人になってお前に会いに来たわけだ

どこにいるんだ?

なつは

川村屋

誰かの借金を返すために皿洗いをしてるらしいよ

えっ…

どうしたもんかねぇ…

このまんまじゃねえ

人間のクズだわな!

分かってるよ!

チクショー…

許せねぇ…北海道め…

許さねぇ!

その日の閉店後

なつは店の片付けを手伝っていました

(戸が開く音)

あっすいません 今日…

なつ!

遅くなって悪かったな

お兄ちゃん!

なつお前を迎えに来たんだ

どういうこと?

咲ちゃん!

お〜さっちゃん!元気か?

うん。久しぶり…

咲ちゃんも元気そうでよかった

ああ 俺は元気だよ

すいません 佐知子さん ちょっといいですか?

ごめん さっちゃん また今度

妹がすねてるから

すねてないけど!

あっ妹のことは知ってるよね?

もちろん。一緒の部屋にいるから

そうなんだ?

心配しないでね

なっちゃんのことは自分の妹だと思って大事にするから

あの ちょっと…

優しいだろ さっちゃんは

ちょっと待ってよ お兄ちゃん!

それより 今どこで何してんのさ?

今はとにかく急いでお前を迎えにきたんだよ

えっ?

(光子があらわれる)

どういうことなの?

あっマダム…

お久しぶりね

マダム 俺の借金と妹は何の関係もないだろ!

どういう意味かしら?

お兄ちゃん…

妹を働かせるなんて 川村屋のマダムも随分あこぎなまね

するもんですね

はあ?

これを!

何?

返済金です

また一万円だけですけど…

これからは必ず毎月返しに来ますよ

そのかわり妹は解放してもらいます

ねえ ちょっと待って

妹がここにいると知って慌てて返しに来たわけ?

相変わらずね

妹は連れていきます

どうぞ

えっ ちょっ…お兄ちゃん!

なっちゃん お兄ちゃんって…

誰だ?こいつは

あっ雪次郎君

北海道から一緒に来た私の友達

北海道?

小畑雪次郎です!

なっちゃんのお兄さんですか?

何だ?お前

えっ?

何でなつを追っかけてきたんだ!?

いや追いかけてきたわけでは…

お兄ちゃんやめてよ!

何をさっきから勘違いしてんのさ!

なつ、とにかくここを出よう

お兄ちゃんと一緒に行こう

えっ?

いいですね?マダム

だからお好きにどうぞ

別になつさんをここに縛りつけてるわけではありませんからね

それどころか保護してるようなものですよ

行こうなつ!

連れてって

今度はあなたが妹を不幸にするの?

あなたは今のなつさんの何を知ってるの?

何をしてあげられるというの?

あなたは今何をしてるのですか?

新劇の劇団の制作部にいます

それでなつさんを幸せにできるの?

なつさんの生活を保証できるの?

マダムに借金も返しながら

だけど

これからこの先、どうやって妹と生きてゆくつもりなんですか?

いいんです!マダムは兄の何を知ってるんですか!すいません…

なっちゃん

そうね、私は何も知らないわね

なんてことを

すいません…あの少しだけ兄と話をさせて下さい

お好きにどうぞ

戻ってこなくていいですよ

すいません

行こうなつ

連れてって

今度はあなたが妹を不幸にするの?

あなたは今のなつさんの何を知ってるの?

何をしてあげられるというの?

あなたは今何をしているのですか?

新劇の劇団の制作部にいます

それでなつさんを幸せにできるの?

なつさんの生活を保証できるの?

マダムに借金も返しながら

だけど…

これからこの先どうやって妹と生きてゆくつもりなんですか?

いいんです!

マダムは兄の何を知ってるんですか!

すいません…

なっちゃん…

そうね…私は何も知らないわね

なんてことを…

すいません あの…

少しだけ兄と話をさせて下さい

お好きにどうぞ

戻ってこなくていいですよ

すいません…

行こう なつ

感想

咲太郎ってすぐ頭がカッとなるタイプですね。しかもあんなに亜矢美が盛って話すとは。。。それはそうと、なつの対応が気になりました。勘違いして色々とマダムに失礼なことを言ってるの兄をオロオロ見ているだけって。店を出る前にお兄ちゃんを静止して、事情を説明したり等してほしかったです。

川村屋ウエイトレスの佐知子が気になった方はこちら!
【なつぞら】三橋佐知子は咲太郎の関係は?佐知子のこれまでの登場シーンをまとめました

勘違いしたままなつに苦労させたことを謝る咲太郎

川村屋を出た咲太郎となつ。咲太郎はなつを自分の家につれていくつもりだった。咲太郎はなつに北海道での苦労が顔に出ていると言って謝った。自分のために皿洗いをしていると勘違いしていた。なつに会わせたい人がいると言う。

お兄ちゃんちょっと待って!

どこ行くの?

俺の家だ、もう心配ないよ

何がさ?

何なのよもう!やっと会えたのに

何なの?マダムにあんなこと言って、何て言うか話についてけないべさ!

お前すっかり北海道に染まったな

言葉はしょうがないしょ

言葉だけじゃねえ

何か苦労が顔ににじみ出てる

聞きようによっては失礼だからね、それ

悪かった、すまん、このとおりだ

ねえやめてよ、お兄ちゃんが謝ることなんてないから

俺のせいで皿洗いなんかさせて

だからさっきから勘違いしてるみたいだけど何もお兄ちゃんのためじゃないから!

分かった、とりあえず行こう

話はそこでだ

お兄ちゃんの家ってどこ?

もうそこだ

なつに会わせたい人がいるんだ

誰?

話は会ってから

感想

顔に苦労は全然にじみ出てるようには見えなかったので、咲太郎の気のせいだと思いました。言葉は私も気になりました。はやくも北海道の家族が懐かしいですね。みんなの北海道なまりの会話が聞きたい。

亜矢美を咲太郎は俺の母ちゃんと紹介する

咲太郎はなつをおでん屋の風車につれてきた。女将の亜矢美は今日は店を閉めて、3人でご飯を食べようと言う。なつはマリーやレミ子、佐知子の話を伝えるが、亜矢美はそれとは違い母親のような存在だと咲太郎は説明する。亜矢美の名前を聞き、なつはかつて藤正親分から聞いていた話を思い出した。戦後、ムーランルージュの踊り子の亜矢美に咲太郎は助けられた。

連れてきたよ

あっいらっしゃい、おばんでござんす

ここは歌手の煙カスミさんと…

咲太郎、お店閉めちゃおっか、うんうん…

えっいいのか?

いいのいいのいいの…早く…

分かった

なつさん、おなかすいてらっしゃるでしょ?ね

咲太郎、咲太郎!今日はさ、奥の座敷で3人でごはん食べましょうよ

ああいいね、そうするか

なつ奥行こう

待ってよ お兄ちゃん…

いい加減にしてや!

どうした?なつ

こんな大人の人まで…

えっ?

ここで一緒に暮らしてるってこと?

まあそういうことだ

ねえ言うよ!私言っちゃうからね!

うん何でも言ってくれ

この人のために言うよ!

ん何?

去年の夏休み浅草で会った踊り子の人はお兄ちゃんによろしくって言ってたよ!

またいつでも遊びにおいでって!朝まで一緒にいたんでしょ!?

ああマリーのことか?

それから煙カスミさんと一緒にいた人も

あっ土間レミ子ちゃんね付き人の

そうです

その人がお兄ちゃんに返してだって!

何を?

心の操!真心だって!

何だ?それ

知らんわそったらこと!それから佐知子さんは…

あ~待て!分かった!

言いたいことは分かった

違うよ それは勘違いだ

いや勘違いさせてんのはお兄ちゃんでしょ!

あ~まあ落ち着け!落ち着けって…

ねえもうバカでしょ咲太郎ね

困っちゃうわよねアッハハハ

何でそんな落ち着いてるんですか?

あっあっまさかえっ妬くとか?うん?うん?

バカこの人は違うよ

この人は俺の母ちゃんだ

えっ?

まあ母ちゃんみたいなもんっていうか

岸川亜矢美って元ムーランルージュの踊り子だ

今からゆっくり話すよ

あっ…

(回想)

咲太郎は戦後のマーケットでうろうろしてるところを助けたんだ

それはありがとうございました

助けたのは俺じゃねえ

戦前からムーランで踊ってた岸川亜矢美っていう踊り子だ

感想

咲太郎の女性関係のことを「言っちゃうからね」とベラベラしゃべりまくるなつがかわいかったです。佐知子のことはなつがどう解釈していたのかが聞きたかったです。咲太郎が亜矢美のことを「母ちゃんだ」と言ったら急におとなしくなったなつが印象的でした。

咲太郎がなつも一緒に住もうと言う

なつはなぜ煙カスミが隠していたのかが気になった。咲太郎はここでなつも一緒に暮らそうと言った。亜矢美もなつがよければと言う。自分が面倒見るという咲太郎と、自分が何とかするという亜矢美。言い争うところを見たなつは、嫌だと言った。ここは自分とは関係ないところだし、一人で生きられると言って出ていく。

あっああっあ~っちっち!

あなたがそだったんですか…

あっまあね

そうか…

藤正親分や角筈屋書店の社長から聞いてたか

でもそれならどして歌手の煙カスミさんはあなたのことを隠してたんですか?

えっ?

去年東京にお兄ちゃんを捜しに来たときもそだったし

この間もあなたのことを私に隠してましたよね?

あ…それは私に気を遣ってくれたんじゃないの?うん…

どうしてですか?

う~ん

あれ、どうしてかしら?アハハハハ

なつ、そんなことはどうだっていいだろう会えたんだから

それよりなつ、ここでお前も一緒に暮らさないか?

えっ?

なつさえよければここに住んでいいんだよ

私も一緒に?

もしよければなんだけど…

狭いんだけどさ、上に2部屋あるから

生活の面倒は俺が見るよ

なんとかする、俺に任せろ

バカ!お前のそのなんとかってのが一番信用できないの

だからこうなってんでしょ

いやなんとかするしかないだろう!

どうやって?

だから…なつのために働くよ

食べてけんのか?新劇で

ほかの仕事も探すよ

私がなんとかします

そのなんとかだって当てにならないだろ

やっとこの店を借りて生活してるくせに

とにかくさ、ここにいてもらってさ、んで食べていければいいんでしょう?

食べさせられんのかよ?

あっおでん毎日食べれんじゃない、ねえ

あっ何だったらここで働いてもらってもいいわよ

客もろくに来ないこんな所で働いてどうするんだよ

こんなかわいい子来てくれたらお客さんいっぱい来ちゃうわ

おい俺の妹を商売に使おうってのかよ

ちょっと手伝ってもらうだけでしょ

あっその方がね ここにいやすいわよねえ

嫌です、やめて下さい

えっ?

2人して私をバカにしないで下さい

バカになんかしてないから

何言ってんだよ?

私はもう一人で生きられます

ここは私とは何の関係もないとこですから

帰ります

えっ…?

ちょっ…おいなつ…なつ!

感想

商売道具のおでんがテーブルにたくさん並びましたが、経営が苦しいのに大丈夫?と思ってしまいました。咲太郎と亜矢美が、なつをどうやって養うかの話をしているときのなつはしょんぼりしてて、かわいそうでした。最後、よく言った!と思いました。

咲太郎は兄弟を捨てたとなつが言う

なつを追いかけてきた咲太郎。なつは咲太郎は兄弟を捨てたのだと言った。心配してたのに、咲太郎は楽しく暮らし、兄弟のことは忘れていたのだろうと言う。

おいなつ!

なつ!なつ…待てよ!

どうしたんだ?なつ

お兄ちゃんは私と千遥を捨てたんでしょ

それで楽しかったんでしょ?ずっと

死ぬほど心配してたのに…

私と千遥のことはとっくに忘れてもう関係なかったんでしょ!

なつ…

感想

亜矢美さんのことを母親だと紹介してくるし、女あそびはしているしで、小さい頃からの記憶に残っている兄とのギャップを感じてしまったのかもしれませんね。本当に咲太郎はずっと楽しかったのでしょうか。なつの方が、幸せに育ったような気がするのですが。。。

今日の名シーン

なつが兄を責める場面。咲太郎が自分や妹を忘れて、関係なく楽しく生きてきたことを悔しく思うなつ。今までなかなかここまで本音をぶつける場面はなかった気がします。離れていたけど、兄弟なんだなと感じました。

今日の名台詞

「いいんです!マダムは兄の何を知ってるんですか!」

咲太郎に質問攻めするマダムに、なつが言った言葉。咲太郎が勘違いしていることをわかっていながらも、つい出てしまった兄を守ろうとする気持ちが見られました。

次回の見どころ

咲太郎は本当になつと千遥を捨てたのだろうか。なつと咲太郎はわかり合うことはできるのか。。。気になります。

なつぞら

Posted by popi