なつぞら第43話のあらすじと感想(2019年5月20日放送)

2019-06-27

5月20日のなつぞら第43話のあらすじと感想です。

第8週「なつよ、東京には気をつけろ」の第43話。

卒業後、東京に行くことが決まったなつ(広瀬すず)。なつとともに育った同い年の夕見子(福地桃子)は大学への入学が決定した。そして東京へと旅立つ日、なつは…。

第43話の主な登場人物

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 柴田照男(清原 翔)…剛男と富士子の長男
  • 柴田夕見子(福地桃子)…剛男と富士子の長女
  • 柴田明美(平尾菜々花)…剛男と富士子の次女
  • 小畑とよ(高畑淳子)…雪之助の母
  • 小畑雪之助(安田顕)…菓子屋の店主、帯広のお菓子発明王
  • 小畑妙子(仙道敦子)…菓子屋の嫁
  • 小畑雪次郎(山田裕貴)…菓子屋の息子
  • 山田天陽(吉沢 亮)…絵を描くなつの友人
  • 山田正治(戸次重幸)…天陽の父
  • 山田タミ(小林綾子)…天陽の母
  • 戸村悠吉(小林 隆)…柴田家の酪農の従業員
  • 戸村菊介(音尾琢真)…悠吉の息子
なつぞら登場人物

なつぞら第43話のあらすじ

夕見子は北大に見事合格する。地元に新聞に載るほどすごいことだった。

なつが東京に行く日が近づき、照男はバターを作りなつに食べさせる。なつがいなくなっても、うまいバターを作れると言う。明美は絵を描ていたなつのところに来て、自分のことを忘れないでと言った。

そして、なつが東京に行く日がやってきた。なつは牛舎で泰樹にありがとうございましたと言った。泰樹は気をつけてなと言う。

その日は送別会があり、柴田家の家族、悠吉、菊介も参加したが、泰樹は牛のことがあるので一人だけ参加しなかった。

送別会でなつは、漫画映画を作ることが目標だが、柴田家の家族を裏切るようでつらいと挨拶した。剛男は裏切りではなく成長だと言い、ここに来て成長してくれてありがとうと言う。天陽はなつのことが好きだと言い、これからもそれは変わらないと言った。

そのころ、柴田牧場の牛舎では、泰樹が一人で泣いていた。

夕見子が北大に合格する

3月下旬、夕見子が受験した北大から合否通知が届いた。なつが封筒を夕見子に渡すと夕見子は一人で部屋に行ってしまう。結果が気になる家族が部屋に見に行くと、入学許可証を手に持ったまま夕見子は眠っていた。北大合格は新聞に載るほどすごいことだった。

柴田さん、郵便で~す

どうぞ

ご苦労さまです

卒業式も終わった3月下旬のことでした

夕見!来た!

ねぇ 来たよ!

もう…

何なのさそんなに大きい声出さんで

来た!

はい

はい

えっちょっとどこ行くのさ?

一人で見るの

え~!

(夕見子を待つ家族)

はあ~遅いな

それが返事でしょ、きっと

そんなこと言わずに見てこい

そうだよ、富士子ちゃん

ここはあなたでしょ

私が見てくる!

明美はダメだ

何でさ?

何となく…

そだね、もしもの時明美ちゃんじゃ夕見も甘えられんと思うわ

いつも甘えてるしょ、タ見姉ちゃんは!

ここはいつも甘え慣れてない人の方がいいと思う

慣れてない人?

うん

じいちゃん…じいちゃんに優しくされたらタ見もつい素直になれると思うんだわ

何でじゃ!

タ見子のためにお願いしますよ、お義父さん!

あっ、優しくね

みんなで行くべ

(夕見子の部屋の前に来る)

夕見子、開けるぞ

何だ、寝てんのか?

(入学許可証を見る)

おお!

この子これ見て気ぃ抜けちゃったんだわ

それがどれくらいすごいことかと言えば…

(新聞記者の取材を受ける夕見子)

では、最後にずばり北大を目指したのはなぜですか?

それは…

地元の新聞が取材に来ました

私の開拓者精神です!

はい、そしたけ…写真をいいですか?

写真だって!

は~い

(悠吉)あの~…俺らはこの格好でいいですかね?

(菊介)従業員なんでこの方が感じ出るべよ?

ん?

ほんで撮りま~す

写真は一切使われませんでした

感想

小さい頃からコツコツと勉強を続けた結果の北大ですね!勉強一筋で頑張ってきた夕見子が報われた瞬間でした。新聞記者が撮ってくれた家族写真はすごく素敵だったので、新聞に使われなかったのは残念でした。記念に一枚くらい柴田家はもらえたならいいのですが。

夕見子が気になった方はこちら!
【なつぞら】なつ(広瀬すず)と夕見子(福地桃子)の会話が感動する。二人の関係をまとめました

照男がバターを作る

照男がバターを作った。なつが食べておいしいと言う。照男はなつが東京に行っても、おいしいバターが作れると言った。

どうだ?

うんおいしい!

だべ?俺も勉強したんだこれでもうお前がいなくたってもうまいバターは作れる

ねえこのバターも砂良さんに持っていくの?

当たりめえだべ

ハハハ…

照男と砂良が気になった方はこちら!
【なつぞら】照男と砂良が結婚!なれそめやプロポーズとその後をまとめました

感想

照男の身体が大きいので、なつが子どもの頃に回していたバターチャーンと同じもののはずなのに、小さく見えました。照男はなつに安心して東京に行ってもらうためにバター作りの勉強をしてくれたんですね。優しい兄です。それともただ、砂良さんにもって行きたかったから?

明美がなつに忘れないでと言う

なつが絵を描いているところに明美が来る。明美は自分のことを忘れないでほしいと言う。なつは当たり前だと言った。

あっやっぱりうまいなあ

下手だよ、だから勉強してんのさ

でも楽しいんだべさ?

もちろん絵を動かすのは楽しいよ、きっと

(明美、なつに抱きつく)

ん?どしたの?

なつ姉ちゃん…

ん?

私のこと忘れないでね!

何さそれ

忘れるわけないしょ

私はなつ姉ちゃんがいなかった時のこと覚えてないから

ずっとなつ姉ちゃんは私のお姉ちゃんだよ

当たり前しょ、明美はずっと私の大事な妹

感想

明美がなつに抱きつくシーンは初めてで新鮮でした。お別れの時が迫ってきたので寂しくなったのですね。なつにとって本当の姉のように慕ってくれる明美は、今となっては実の妹以上にかわいいのではないでしょうか。

なつと泰樹の別れ

なつが東京に行く日、なつは泰樹にありがとうございましたと伝える。泰樹は他人行儀なことはやめろと言う。この日が送別会があり、ほかの家族は全員参加したが、泰樹だけは牛のことがあるからと行かなかった。

そして旅立ちの日はやって来ました

したら、じいちゃんもうそろそろ行くわ

おう

じいちゃんも送別会来てくれたらいいのに

牛をほっとけねえべや…

今までありがとうございました

ハハ…そんな他人行儀な挨拶やめとけや

うん、また帰ってくるから

気い付けてな

うん…

なつもう行くよ

はい

父さんしたら悪いけど、留守番お願いね

(泰樹は後ろを向いたまま手を振る)

感想

牛の世話をしながら、なつに背中を向けたまま返事をする泰樹は、寂しさのあまりなつの顔を直視できなかったのですね。背中からとてつもない哀愁が漂ってました。

3人が抱負を言う

なつと雪次郎の送別会と夕見子の合格祝いがあり、それぞれが抱負を言う。なつは戦死した父が描いた家族の絵を空想の中で動かしたころから漫画映画を作るのが夢だったが、柴田家の家族を裏切るのはつらいと話した。それは裏切りではなく成長だと剛男は言う。天陽はなつが好きだと言い、これからもそれは変わらないと言った。

その日、帯広の雪月でなつと雪次郎君の送別会と夕見子ちゃんの合格祝が開かれました

旅立つ3人の若人にこれからの抱負語ってもらいましょう!

タ見子ちゃんから

どうもありがとうございます!

一生懸命勉強します

雨にも負けず風にも負けず

雪次郎にもなつの厚かましさにも負けぬ丈夫な頭を持ちます

何さそれ

そういう大きな人間に私はなりたい!

偉い!お見事!十勝の女!

これからは日本の女でしょ ねえ

いや世界の女を目指します

大げさな

北大だもん大げさじゃないわよ富士子さん

ねぇタミさん

ええ

世界を平和にして下さい

それは大げさだろ 

よっ、ガールズ・ビー・アンビシャス!

頑張れ~!タ見子ちゃん!

(拍手)

え~そしてお前も頑張れ、雪次郎!

はい(牛乳を一気飲み)

え~おお~

俺の目標は北大出の多見子ちゃんに

おいしいって言ってもらえる十勝のお菓子を作ることです!

えっ…何で?ダメかい?

目標が大きいようで小さいもな

あなたが言うことないでしょ

菓子作りの基本はたった一人の客を思うことそれでいい!

そのお菓子にはうちの牛乳使ってくれや

もちろんです!

よっボーイズ・ビー・アンビシャス!

ちょっとお義母さんそれ意味分かってます

少年よ世界は広い、女は一人じゃない!

ん~まあ合ってます

(拍手と笑い声)

え~じゃあ最後になっちゃん!

はい

ありがとうございます

私の目標は東京で漫画映画を作ることです

あの…戦争で死んだ父が書いた手紙に

あの…家族の絵があって私は空想の中でそれを動かしてました

昔が生き返ればいいなって

そん時から漫画映画は私の中にあった夢だったような気がします

天陽君の絵がその夢を膨らましてくれました

けど、現実の私を幸せにしてくれたのは柴田家の家族です

できれば…家族のそばで酪農を手伝いたいと思ってたことも本当です

だからそれを裏切るのはとてもつらいけど、厚かましいけど

バカ

今は…

ありがとうなつ!

それは裏切りじゃない、それは成長だ

9年前まだ9歳でこの北海道まで来て、十勝に来て、

うちに来てここまで成長してくれて

本当にありがとう

なつ、父さんは本当にうれしい

父さん…

なつ

みんな応援してるから元気に行っといで

(天陽が立ち上がる)

なっちゃん…

今まで本当にありがとう

俺はなっちゃんが好きだ

それはこれからも変わらない

ありがとう…

(そのころ泰樹は牛舎で一人泣いていた)

なつよ、その手にふるさとを持っていけ

感想

泰樹が牛の世話をしながら泣いていたのが本当に衝撃的というか、なつの言葉で涙腺が緩んでいたので、泰樹の涙により私の涙腺は崩壊しました。なつは皆に暖かく見送られ、ここで生きてきて良かったんだ。自分は愛されていたんだと感じたことと思います。なにより天陽くんからの「好きだ」が嬉しかったはずです。

天陽が気になった方はこちら!
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雪次郎と夕見子が気になった方はこちら!
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今日の名シーン

なつが東京に行く日、送別会に行かなかった泰樹が牛舎で一人泣いていたシーン。

今日の名台詞

「雨にも負けず風にも負けず、雪次郎にも、なつの厚かましさにも負けぬ丈夫な頭を持ちます。そういう大きな人間に私はなりたい!」

北大に合格した夕見子が送別会で言った言葉。

「ありがとうなつ!それは裏切りじゃない。それは成長だ。9年前、まだ9歳でこの北海道まで来て、十勝に来て、うちに来て、ここまで成長してくれて、本当にありがとう。なつ、父さんは本当にうれしい。」

柴田家を裏切るようでつらいと言ったなつに剛男が言った言葉。

次回の見どころ

ついになつの東京での生活が始まるのか!?咲太郎や信さんとの再会、雪次郎の仕事ぶりなども気になりす!

なつぞら

Posted by popi