なつぞら第41話のあらすじと感想(2019年5月17日放送)

2019-06-12

5月17日のなつぞら第41話のあらすじと感想です。

第7週「なつよ、今が決断のとき」の第41話。

東京に行きたい本当の理由を家族に伝えられないまま、泰樹(草刈正雄)から後押しされてしまったなつ(広瀬すず)。雪月を訪れ、とよ(高畑淳子)に相談を持ちかけるが…。

  • 奥原なつ(広瀬すず)…ヒロイン
  • 柴田泰樹(草刈正雄)…頑固じいさん
  • 柴田富士子(松嶋菜々子)…泰樹の娘
  • 柴田剛男(藤木直人)…富士子の夫
  • 柴田照男(清原 翔)…剛男と富士子の長男
  • 柴田夕見子(福地桃子)…剛男と富士子の長女
  • 柴田明美(平尾菜々花)…剛男と富士子の次女
  • 小畑とよ(高畑淳子)…雪之助の母
  • 小畑雪之助(安田顕)…菓子屋の店主、帯広のお菓子発明王
  • 小畑妙子(仙道敦子)…菓子屋の嫁
  • 小畑雪次郎(山田裕貴)…菓子屋の息子
  • 山田天陽(吉沢 亮)…絵を描くなつの友人
  • 戸村悠吉(小林 隆)…柴田家の酪農の従業員
  • 戸村菊介(音尾琢真)…悠吉の息子
なつぞら登場人物

なつぞら第41話のあらすじ

雪月に来ていたなつに雪之助が新宿の川村屋のマダムが雇ってもいいと言っていたと伝える。しかし、なつは仕事は自分で探したいと言う。

なつはいつかここを出なければならないと思いながら酪農をやりたいと嘘をついて来たと言った。家族に恩返しもできないまま、自分のわがままで東京に行きたい自分をずるいと感じていた。そんななつにトヨは東京に行くべきだと言い、その気持ちを泰樹に話すべきだと言った。

夕食のあと、泰樹になつは嘘をついていたと謝った。そして、東京に行きたいのは兄のためではなく、漫画映画をやりたいからだと言った。泰樹が北海道に渡って開拓したように、自分も東京で挑戦したと言う。

それを聞いた泰樹は「よく言った」と言い、東京を開拓して来いと言った。

なつは泰樹に認められたことを天陽に報告したが、それは同時に二人にとっての別れを意味していた。

自分がずるいと悩むなつにトヨがアドバイスする

雪月に来たなつ。泰樹になつを東京に連れていってほしいと頼まれた雪之助は新宿の川村屋のマダムに連絡したことを伝える。川村屋で雇ってもよいと言っていると雪之助が言うと、なつは仕事は自分で探したいと言う。そして、酪農をやるのが夢だとずっと泰樹をだましてきたと言った。トヨは東京に行くこと、そしてその気持ちを泰樹に話すことを勧める。

東京で幸せになるんなら…

それも立派な親孝行じゃ

あっなっちゃん

とよばあちゃん…

あっ東京のことかい?

柴田のじいさんから…

ばあちゃん!

おっとっと!

どしたの?

私はずるい…

ずるい?

じいちゃんを裏切ってしまった

なっちゃんあの川村屋のマダムに電話して聞いてみたんだわ

マダムに?

うんそしたらマダムはいつでもなっちゃんに来ていいってさ

えっ?

お兄さんに会えるようにするって言ってくれたよ

いかったね

そんで向こう行ったら仕事を見つけなきゃなんないと思うけど

なっちゃんがよければ川村屋で雇ってもいいってさ

えっ!

いかったな!

俺もなっちゃんがいてくれたら心強いわ

バカ!あんたがなっちゃん頼ってどうすんのよ

あんたがなっちゃんの力になってあげるんでしょや

あっそだった、俺がついてるよ、なっちゃん!

白々しい…

どうした?なっちゃん川村屋は嫌かい?

なんも、そじゃない

とってもありがたいわ、けど…仕事は自分で見つけるつもりだから

いや…なっちゃん

人の世話になることを心苦しいなんて思うことないから

知ったようなこと言うんじゃないよ

なっちゃんにはなっちゃんの考えがあるべさ

何でもかんでも親切にしてやることが

なっちゃんを助けることになるとは限らんべ

とよばあちゃん、いいのさ…全部私のわがままだから

わがままに選んで何が悪いの?

それが柴田家を裏切ることにはならんべさ

違うの…そじゃない…

私はずっと、いつかここを出なくちゃなんないってそう思ってた

それを隠してた

隠しながら酪農をするのが自分の夢って言ってきたんだわ…

そりゃしかたないべさ

なっちゃんには本当のきょうだいが…

本当の家族がずっとどっかにいたんだから

なっちゃんはずっと苦しんでたのかい?

だからずるいのかい?

そんなことちっともずるいなんて思うことないわよ

違う!

本当は違うの、本当は自分勝手で…

自分勝手な理由で今はあの家を出たいって思ってんのさ

ここまで大きくしてもらって何の恩返しもやんないまま

じいちゃんにまで気ぃ遣わせて

私はじいちゃんをだましてしまったことになったんだわ

なっちゃん…よく分かんないけど東京行ったらいい

そこまで自分の気持ちが分かってんなら行くべきだ

したけどそういう気持ちもじいちゃんにしゃべったらいい

なっちゃんとじいちゃんはな~んでも言い合える仲になったんだべ?

な〜んでも我慢しないで言い合えなければここでは心までしばれてしまうんだわ

とよばあちゃん…

そう思って私は舅小姑とも戦ってきたよ!

夫がエンドウ豆の相場で女と借金作った時も

子どもを守るために家を出たんだ、後悔はない

したからなっちゃんも強くなんないと

お義母さん!お義母さんの体験なっちゃんには当てはまらんべさ

そうかい?

ありがとう、とよばあちゃん

おじさん、妙子さん、雪次郎君、ありがとう

なっちゃん東京行くべよ、一緒に頑張るべ!

あんたやっぱり頼ってるっしょ

お前はお前が頑張ればいいんだ

うんハハハハ…

そだね

みんな本当にありがとう

うん…じいちゃんに話してみる

感想

雪次郎となつが一緒に行くことに対して夕見子はどう思ってるのかも知りたいですね。絶対やきもち焼くと思うのですが。とよばあちゃん自分の辛かった経験まで話して聞かせて、本当に人情味あふれる人ですね。

とよと泰樹の関係が気になった方はこちら!
【なつぞら】泰樹と雪月のとよの掛け合いが名物!とよの人柄がわかるシーンもまとめました

悠吉は泰樹の気持ちを考えて戻るべきだと言う

なつは天陽が言っていた泰樹が見本だという話を思い出す。悠吉がなつに東京に行くのかと尋ねた。春になったら行くというなつに悠吉は、泰樹の気持ちを考えて帰らなきゃダメだと言った。菊介は家族だと思っているからこそ待っていてやればいいと言った。そこに来た泰樹になつが話しかけようとしたが、泰樹はここでは牛のことを考えろとだけ言う。

(回想)

泰樹さんはたった一人で海を渡って北海道に来たんだべさ

泰樹さんはなっちゃんにとって見本だべさ、誇りだべ?

したらなっちゃんがどうすべきか自然と分かるだろ

なっちゃん

東京行くって本当かい?

おやじ

うん…春になったらそのつもり

そのままこっちに帰らないってこともあんのかい?

そんなことないべさ帰るべよ、帰るべ?

帰んなきゃダメだ!

そりゃ兄さんのことが心配なのは分かる

したけどおやっさんの気持ちだって

ちょっとは分かってやれんべか…

分かってる

それはよく分かってる

おやじ俺らが口挟むことじゃないべよ

おやっさんも言ってたべ、なっちゃんを自由にしてやれって

俺だってなっちゃんの家族だと思ってんだよ

俺だってそうだよ!

家族だから待っててやればいいべさ

おい仕事しろ

はい…

じいちゃん…

じいちゃん!

ここにいる時は牛のことだけ考えろ

感想

悠吉みんなが思っててもなかなか口に出せなかったことをズバッと言ってくれましたね。私もスッキリしました。悠吉と菊介もなつのことを家族だと思っててくれたんですね。なつは本当に良い人たちに恵まれましたね。

ついに漫画映画がやりたいと泰樹に言う

夕食を早めに切り上げた泰樹。部屋を出ようとするところをなつが呼び止める。なつは泰樹に嘘をついていたと言う。本当は兄に会うためではなく、漫画映画がやりたいから東京に行きたい。泰樹が北海道に一人で来て開拓したように自分も挑戦したいと言った。泰樹は「よく言った」と言い、なつの顔に手を当て、泣きながら東京を開拓して来いと言う。家族もなつの漫画映画の夢をはじめて知った。

ごっつぉうさん

じいちゃん…ちょっと待って

ごめんなさい、私うそつきました

なつ…

うそって何だ?

もしかして東京行かないってこと?なつ姉ちゃん

本当は東京に行きたいのは兄に会うためではなくて

本当はやりたいことがあるからです

やりたいことって何だ?

黙って聞いてやればいいべさ

ああ…しゃべれ、何でもしゃべれ

漫画映画を作りたいのさ

漫画映画?

やっぱり…

えっ知ってたのかい?富士子ちゃんは

黙って聞こ

うん

作れるかどうか分からんけど、どう作ってるのかも分からんけど

やってみたいのさ挑戦してみたいのさ

じいちゃんが一人で北海道に来て開拓したみたいに私も挑戦したい

さっきやっと分かったのさ、私じいちゃんみたいになりたかったんだって

それが私には漫画映画を目指すことなのさ

そんなの無理って思おうとしたけど

今はそう思えなくなったのさ、思いたくない

じいちゃん、ごめんなさい、酪農を、じいちゃんを裏切っても、私はやりたい

何が裏切りじゃ!

ふざけるな!

よく言った、それでこそわしの孫じゃ!

行ってこい

漫画か映画か知らんが行って東京を耕してこい!

開拓してこい!

じいちゃん…

行ってこい、なつ

行ってこい

それがなつの夢だったのか…

初めからそう言えばいいのよ

感想

泰樹がなつのところへ歩み寄ってきたところで、私もグッときて涙が出てしまいました。やっと本当のことを伝えることができましたね。そんななつを見た柴田家のみんなが暖かく微笑んでいたのが印象的でした。

泰樹に認めてもらえたことを天陽に伝える

なつは天陽の家に来て、東京に行くことを泰樹に認めてもらったことをうれしそうに話す。笑顔で聞いた天陽だったが、それは同時に二人の別れを意味していた。

天陽くん!天陽君!

(なつが天陽に抱きつく)

どうした?

許してくれた!じいちゃんが認めてくれた!

そうか

天陽君のおかげ

ありがとう

なつよ…それは別れを告げてもいるぞ

感想

ここでも自分の気持ちを伝えない天陽は優しすぎです。そして、なつは抱きついている時間が長いような…。これはやはり天陽のことが好きだからでしょうか。そして、先週から思ってましたが、天陽の描く絵は色彩が豊かになりましたね。子どものころは貧乏だったから気を使って黒ばかりだったけど、今は普通に絵の具が買えるくらい豊かになったんですね。良かったです。

今日の名シーン

なつが泰樹に東京に行きたいのは漫画映画を作りたいからだと言ったシーン。泰樹も話ながら泣いてしまった感動の場面でした。

今日の名台詞

「なっちゃんよく分かんないけど東京行ったらいい。そこまで自分の気持ちが分かってんなら行くべきだ。したけどそういう気持ちもじいちゃんにしゃべったらいい。なっちゃんとじいちゃんはな~んでも言い合える仲になったんだべ?な〜んでも我慢しないで言い合えなければ、ここでは心までしばれてしまうんだわ。そう思って私は舅小姑とも戦ってきたよ!夫がエンドウ豆の相場で女と借金作った時も子どもを守るために家を出たんだ。後悔はない。したからなっちゃんも強くなんないと」

泰樹に自分の気持ちを話すことをなつに勧めたトヨの言葉です。

次回の見どころ

家族に東京へ行くことを認めてもらったと天陽に報告したなつに、天陽はなんて言うのか。まさかの告白はあるのか!?次回こそは照男と砂良になにかあるのか!?ワクワクドキドキです!

なつぞら

Posted by popi