【なつぞら】川村屋の野上は皮肉や嫌味がすごい!でもいい人というのをまとめました

2019-08-03

「なつぞら」をご覧になっている方にはおなじみですが、新宿の川村屋というお店が出てきます。カレーが有名なレストランのようなところです。そこの店員に野上健也がいます。

この野上は近藤芳正さんが演じているのですが、かなりくせのある人柄なんですよね。

NHKのなつぞらの公式ページを見るとこうあります。

先代のころから川村屋に勤めるギャルソン。若いマダムの後見役で、店の経営を取り仕切る。彼の言葉には常に皮肉とユーモアがあり、いつもニヤニヤと不吉な笑みを浮かべている。

https://www.nhk.or.jp/natsuzora/cast/cast01.html

そうなんです。この野上は常に皮肉を言うようなタイプ。一見、嫌われそうな性格なのですが、意外にもこの皮肉がドラマをおもしろくしているし、私たちをひきつけます。

実は愛されるキャラクターであることがわかります。

そこで、今回は野上となつとの絡みに注目してみました。数々の皮肉をまとめて見てみたいと思います。そして実はいい人だったと思えるシーンも。ぜひ見てくださいね。

野上は店内で騒がれるのを嫌う

野上が登場したのは第27話でした。まだ北海道に住んでいたなつは富士子とともに兄の咲太郎を捜しに東京に行きます。咲太郎を知っているという川村屋のマダムを信哉が紹介します。

川村屋に入るとそこにいたのが野上でした。

(野上)本日はお約束でございますか?

(信哉)あっいえ突然お伺いして申し訳ないのですが

(信哉)咲太郎のことで妹が来ていると、そうマダムにお伝え願えないでしょうか?

(野上)さいたろう?妹?

(信哉)咲太郎という名前を言えば分かると思います

(野上)それでご用件は?

(富士子)いやだから妹は兄を捜して北海道からはるばるやって来たんです。その咲太郎のことでご存じならば何でもいいから教えてもらいたいんです!

(なつ)母さん

(富士子)あっお騒がせしてすいません

(野上)あっ、あの咲太郎!?あの野郎

(なつ)あの野郎?

(野上)あっいや失礼しました。ちょっとあのお待ち頂けますか?マダムにお伝えしますので。空いてるお席へどうぞ

咲太郎という名前を聞いて「あの野郎」と言います。でも、まだこれはそうでもありません。野上の良さがまだ出ていないと言えます。

とにかく野上は店の中で騒がれるのを嫌います。なつが店の中で大きな声を出すと、咳ばらいをするというのはなつぞらではよく見るシーンでもありますよね。

なつぞら第27話のあらすじと感想(2019年5月1日放送)

バターカリーをめぐって野上が本性を表す

第28話ではさっそく野上の特徴が現れました。それは川村屋の名物でもあるバターカリーを富士子となつが食べたときのことです。

(野上)インド風バターカリーでございます

(なつ)バターカレー

(野上)バターカリーです。川村屋の名物でございます

(なつ)ふ〜ん バターが…頂きます

(富士子)まだよ

(なつ)えっ?

(富士子)これからカレーをかけてくれるんでしょ

(なつ)ああ…

(野上)いえ、ご自分でお好きなだけ。こちらのカリーをライスと一緒にお召し上がり下さいませ

(富士子)あっ自分でかけるんですか?

(野上)お好きなように

(なつ)へぇ自分で

(野上)手抜きじゃございませんよ

(なつ)フフッ

(富士子)よばれましょう

(なつ)うん

(二人)頂きます

(なつ)おいしい

(富士子)うん おいしい…バターはあんまり感じないわね

(なつ)溶けて風味だけになってんのさ

(富士子)うん、うちでも入れてみようか?

(なつ)入れてみよう!こういう味になるかも

(野上)それはどうなんでしょう。ご家庭のカレーとはまた…

(なつ)あっカリーだもんね!カリーって何ですか?

(野上)発音でございます

(なつ)でもバターはきっとうちの方が勝つね

(富士子)そりゃそうよ

(野上)それはどうなんでしょう

(なつ)うちは牧場なんです、バターも手作りすることがあるんですよ。一度うちのバターを使ってもらいたいもんですねえ

この野上の「それはどうなんでしょう」はよく出てくるセリフです。どういうときに出るのかというと相手を馬鹿にするときによく出ます。ここでは柴田牧場のバターを馬鹿にしているんですね。

川村屋は一流の味だというプライドが野上にはあるのでしょう。だから、一緒にされたくないという気持ち。それを野上は平気で言葉に出してしまうところがあります。

「カレー」ではなく「カリー」というところにもこだわりを見せます。ただ、この後、マダムが「カレー」と言った時にも野上は訂正し、マダムから「面倒くさい」と言われてしまいます。

(富士子)とてもおいしいです

(なつ)本当においしいです

(マダム)ならよかったです。カレーを気に入ってもらえて

(野上)マダム、カリーでございます

(マダム)面倒くさい

なつぞら第28話のあらすじと感想(2019年5月2日放送)

野上はいい大人にもズバッと皮肉を言う

次に野上らしさが出たのはなつがアニメーターを目指して東京に出てきたときでした。このときは川村屋で修業をする雪次郎とそのお父さんの雪之助と一緒になつは川村屋を訪れます。

雪之助は戦前に川村屋で修業をしていたので野上のことを知っていました。雪之助と野上は久しぶりに会ったのですが、その時の会話がこれです。第44話です。

(野上)いらっしゃいませ

(雪之助)あ…野上さん!

(野上)えっ?

(雪之助)いや…ハハハ…お懐かしい!

(野上)ちょっ…ちょっとやめて下さい、あっ北海道の?

(雪之助)ええ…小畑です、小畑雪之助です

(野上)あまりに老けてて分かりませんでした

(雪之助)ハハハ…野上さんはびっくりするぐらい変わらないですね!

(野上)苦労は顔に出さない主義なんです

なかなか言えないのもですよね。「あまりに老けててわかりませんでした」とは。こんなことを久々にあった人に言った人を見たことがあるでしょうか。

2つのことをまとめて見事に皮肉って高笑い

その後、マダムと会ったなつは自分がノートに描いた絵を見せます。マダムが見ている絵を覗き込んだ野上は吹き出します。このとき、野上はつい笑ってしまったものの何も言いませんでした。それでは終わらないのも野上です。

なつたちがバターカリーを食べるときになって皮肉として出てくることになります。そのバターカリーはなつが十勝から持ってきたバターを使った特別なものでした。

(雪之助)懐かしいもなあ。川村屋の香りだ

(野上)今日は特別ですよ、あのバターではお客様には出せませんから、賄いとして調理しました

(なつ)まかない?

(雪之助)従業員が食べる食事だ

(なつ)じゃ野上さんも食べて下さいね。十勝のバターカリー

(野上)それはどうなんでしょう…川村屋の味にはなりませんから、落書きが芸術にはならないように、ハッハッハッハッハ…

野上らしい皮肉が炸裂した瞬間でした。バターを馬鹿にするとともに、さっき見たなつの絵を落書きだと馬鹿にするという見事な皮肉っぷりでした。

なつぞら第44話のあらすじと感想(2019年5月21日放送)

その後、川村屋で皿洗いを始めたなつ。兄の咲太郎は自分がマダムに借金をしているせいで、なつが皿洗いをさせられていると勘違いします。

そして咲太郎がなつを迎えにきました。勘違いする咲太郎がなつを連れ出す時、野上は「戻ってこなくていいですよ」とまで言います。

野上という人は冷たい人だと、そう感じた人もいるのではないでしょうか。

野上は実はいい人なのかと思わせたシーン

ところがです。野上に変化が現れます。第47話ではこんなシーンがありました。なつに会いに信哉が川村屋に来たときです。仕事をしていたなつはマダムに呼ばれて店に出てきます。

(なつ)信さん!(大きな声)

(野上が咳払い)

(なつ)すいません…

(なつ)信さん…

(信哉)やあ、なっちゃん、やっと会えたね

(なつ)久しぶり

(信哉)手紙もらったのになかなか来られなくてごめんね

(なつ)いいの、信さんも就職したばっかしょ

(信哉)うん

(野上)座ればいいでしょ、座って話をしなさい

(なつ)すいません

(信哉)すみません、野上さん

(野上は笑顔を見せて立ち去る)

座っている信哉になつが声を掛けると、声が大きいと野上は咳ばらいをします。これは店内でなつがうるさくするといつもやることで珍しくもなんともありません。

ところが、立ったまま話すなつにい水を持ってきて「座ればいいでしょ、座って話をしなさい」と言い、笑顔を見せました。

野上にも意外とやさしいところがあるなと思ったシーンでした。

なつぞら第47話のあらすじと感想(2019年5月24日放送)

でも、そう思ったのもつかの間でした。

試験を受けたあとのなつへの皮肉

第49話ではまた野上の皮肉が炸裂しました。なつが東洋動画の試験を受けて川村屋に帰ってきたときのことです。

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)ただいま戻りました

(野上)何ですかお店の方から

(なつ)すいません、報告だけ。終わりました

(野上)人生が終わったみたいですね

(なつ)えっどうしてそう思うんですか?

(マダムが登場する)

(マダム)終わったの?

(なつ)いえまだ終わったと決まったわけじゃありません!

(マダム)えっ?

(なつ)あっ試験は終わりました。ありがとうございました

(マダム)受かりそうなの?

(なつ)さあ分かんないです。とにかくすごい人数なんです

(マダム)それは大きな会社だもの。漫画映画を知らなくても東洋を知らない人はいないものね

(野上)そこに絵を描くだけで入れるんなら怠け者が殺到しますでしょう

(なつ)野上さん一度漫画映画を見て下さい。怠け者には絶対作れませんから

(野上)結構です

(なつ)あっ嫌な言い方

(野上)は?

これから漫画映画の世界を目指すなつに対して、絵を描くだけの仕事なんて怠け者だと言っています。

なつぞら第49話のあらすじと感想(2019年5月27日放送)

試験に落ちたなつに野上はやさしかった

試験を受けたなつに野上が人生が終わったみたいだと言いましたが、なつは結局、この試験に落ちてしまいました。すると、野上はまたちょっと違った接し方をします。

第50話で試験に落ちたなつがマダムと話す場面です。

(マダム)そう落ちたの

(なつ)はい

(マダム)それじゃしかたないわね。それでこれからどうするの?このままうちで働く?どうしたいの?

(なつ)分かりません…

(野上)分からない?あなた落ちた時のことは何も考えてなかったんですか?まさか本気で受かることしか考えてなかったんじゃないでしょうね?

(マダム)野上さん…誰だって初めから不安になるようなことは考えたくないものよ。まして無謀なことに挑戦しようっていう時ほどね

(なつ)無謀…ですよね…やっぱり

(マダム)だけど挑戦した、そうでしょう?なつさんは本当によく働いてくれるからうちで正式に雇ってもいいのよ。どう?野上さん

(野上)そうですね。より一層の努力をしてくれるなら立派な川村屋の店員になれるでしょう。これまでのように甘やかしはしませんよ

野上がなつを認めるようなことを言いました。ちょっと笑顔を見せた気がします。少なくとも皮肉を言わなかったことがその証拠です。

ただ、この場面は続きがあります。

(マダム)それとも北海道に帰る?

(なつ)帰れません…このまま帰るわけにはいきません

(マダム)ということはうちの社員になる気もないようね

(なつ)すいません

(野上)あなたマダムの好意を踏みにじるんですか?

(マダム)おやめなさい

(野上)私は…彼女にとって…

(マダム)これからどうするかはなつさんが自分で選ぶべきことよ

(なつ)すいません…

マダムが川村屋で雇ってもいいという話をなつは断りました。野上からしたら、自分もその気になってなつにやさしく言ったのに、得意の皮肉を言わないであげたのにという気持ちではないでしょうか。

なつぞら第50話のあらすじと感想(2019年5月28日放送)

なつが川村屋を去るとき、あの野上が泣いた!?

試験に落ちたとき、野上が実はやさしくて、いい人なんだというのが私たちにも伝わってきました。そしてそれが決定的になったのが第54話です。

なつが東洋動画の試験に合格して川村屋をやめるときのこと。

(マダム)夢を追いかけるのは…女が働くということはそれだけで大変なことなんだから。しっかり自分を持って自分を支えていきなさいね

(なつ)はい、分かりました

(マダム)まあこれからも新宿にいるなら寂しくないわよね、野上さん

(野上)いや私は寂しいなどとは…

(なつ)これからもここにちょくちょく来ますから、来てもいいですか?野上さん

(野上)お客様で来られるならどなたでも歓迎します。ただし、ほかのお客様にご迷惑にならなければ

(なつ)はい

(野上)フフフ

(マダム)いつでもいらっしゃい

(なつ)はい

(マダム)頑張ってね。おめでとうなっちゃん

(なつ)ありがとうございました

(マダムが野上を見る、野上が目をそらす)

(マダム)泣いてる?

(野上)泣いてない

なんと野上はなつがやめるとなった時に、泣いてしまったのです。

本人は否定していましたが、マダムが気づいたように目には光るものがありました。とてもいい人だということがわかりました。

なつぞら第54話のあらすじと感想(2019年6月1日放送)

とは言いながらも、野上節がおさまるというわけではありませんでした。

なつの派手な服装に野上が一言

第63話では東洋動画で働いているなつが久しぶりに川村屋に行くシーンがあります。

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)お久しぶりです

(野上)見る度にあなた安っぽい芸術家のような格好になってきますね

(なつ)えっ…服は変でも芸術が安っぽいとは限らないじゃないですか

(野上)服は変だと思ってるんですね

なつは亜矢美の服を借りていて、派手な服が多くなっていました。それを見た野上は待ってましたとばかりに皮肉たっぷりです。

なつがモモッチと一緒に川村屋に行ったときも、服装について触れます。

(野上)いらっしゃませ

(なつ)こんばんは

(野上)何だ

(なつ)何だって…お客ですけど一応、今日は友達も一緒です

(野上)さようでございましたか。また派手な格好して、目がチカチカします

なつぞら第63話のあらすじと感想(2019年6月12日放送)

なつぞら第72話のあらすじと感想(2019年6月22日放送)

野上が川村屋を支えていることは間違いない

第65話ではこんなシーンもありました。なつと咲太郎が川村屋に行ったときです。二人とも大事な用事がありました。咲太郎はお金を返しに、なつはアニメーターになれたことを報告しに行ったのです。

(野上)いらっしゃいませ、今日はまたおそろいで

(咲太郎)マダムはいますか?

(なつ)あっマダム…

(マダム)どうかしたの?

(咲太郎)マダム大変お待たせしました、これで全額お納め下さい

(お金を渡す)

(マダム)ちょっと!店の中でおやめなさいよ

(なつ)マダム、野上さん、私アニメーターになったんです!

(マダム)あらそう!

(野上)大声出さない!ほかのお客様にご迷惑です!マダムまで…

なつがアニメーターになったと聞いたマダムは「あらそう!」と大きな声を出します。これにも野上は注意するんですね。

つまり、野上が川村屋を支えているようなものだと感じる場面でした。

なつぞら第65話のあらすじと感想(2019年6月14日放送)

野上が嫌味は上品でレベルが高い

野上の嫌味を言う相手はなつだけにとどまりません。第76話では、雪月の雪之助となつに向けてでした。

雪次郎が役者を目指したいと言い出した時、父の雪之助が北海道からやってきます。そして雪次郎の代わりに川村屋で働きました。そこになつがやってきたときの野上。

(野上)テーブルにこぼさないようにご注意下さい。「覆水盆に返らず」ごゆっくりどうぞ

(雪之助)さすがは野上さんだ、嫌みにも気品がある

(なつ)今の嫌みですか?

もう嫌味を言うことは二人も知っているのでしょう。その中で気品のある嫌味だと雪之助は言っています。逆になつはそれが嫌味だとは思わなかったようです。

それだけ、野上の嫌味レベルは高いと言えるでしょう。

なつぞら第76話のあらすじと感想(2019年6月27日放送)

なつは夕見子を野上に紹介した

第93話では、夕見子を連れてなつは川村屋に行きました。さっそく野上らしい会話が始まりますが、このとき、雪次郎も一緒にいたのです。

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)あっ野上さん、私の姉妹の夕見子です

(野上)どちらですか?

(なつ)こちら、こっちは雪次郎

(野上)分かっております、姉ですか?妹ですか?

(なつ)あ…同い年です

(夕見子)双子です

(野上)さようでしたか、東京に遊びにいらしたんですか?

(夕見子)駆け落ちです

(なつ)冗談です!

(野上)全くついていけません

(なつ)私も

(雪次郎)野上さんご無沙汰してます

(野上)よくこの敷居がまたげましたね

(雪次郎)えっ…

(野上)冗談です、どうぞ

雪次郎は雪月の家族がきたときに、川村屋の厨房から飛び出したままでしたからね。ちょっと入る前にも中をのぞいたりと気にしている様子でした。

ここでも冗談で片づけられる野上はやっぱりやさしいなと感じます。

なつぞら第93話のあらすじと感想(2019年7月17日放送)

野上もなつの結婚は祝福した

野上がまた久々に登場することになります。第108話ではなつが結婚の報告をしに川村屋を訪れました。なつを出迎えたのが野上です。

(野上)いらっしゃいませ

(なつ)野上さん、こんにちは

(野上)まあ珍しいですね、こんなお時間に

(なつ)野上さん、こちら坂場一久さん

(野上)会社のご同僚でございますね。何度かうちにお見えになって頂いております

(なつ)今度私の夫になるんです

(坂場)よろしくお願いします

(野上がかたまる)

(なつ)野上さん?

(野上)ちょっと待って!いやどうぞ…あっ…お席にご案内して。待って…ちょっとちょっと…!

(野上がマダムに知らせに行こうとして階段で転ぶ)

(野上)痛っ…ちょっと!

いつも落ち着いている野上が焦っているようでした。つまずいて、転んでしまいました。驚いたんですね。

野上はこの後、「当店からお二人へ心ばかりのお祝いでございます」と言って、バターカリーを持ってきます。これでは野上の良さが出ていません。

この後、マダムが話したところで野上らしさが出ました。

(マダム)お兄さんも喜んでくれてるんでしょう?

(なつ)はい、まあ最初は反対されましたけど最後は喜んでくれました

(野上)こんなに遅い結婚でも反対されるもんなんですね

(マダム)だってバカだもん

(野上)さようでした

(なつ)ん?

(野上)そのバカを待ちわびているふびんな人もいるかもしれませんね

(マダム)えっ?

(野上)いや…それでは末永く…ごゆっくりと

野上はマダムのこともだいぶいじるようになってきました。

なつが結婚すると聞いて、たぶん野上もうれしかったんだと思います。最後は笑顔でその場を離れていきました。

なつぞら第108話のあらすじと感想(2019年8月3日放送)

野上はいろいろ言いますけど、私たちはもうなつが川村屋を辞める時の野上を見ていますからね。本当はいい人で、これが野上特有のコミュニケーションなんだとわかります。

そうでなければ先代のマダムのころから川村屋を仕切ることは無理なはずです。

これからも野上の皮肉を楽しみたいと思います。皆さんも「なつぞら」で川村屋が映った時には、野上の発言には注目してくださいね。