なつぞらの番長、門倉努役の板橋駿谷さん初登場の演技に注目!
なつぞらも第19話。今日から登場したのが十勝農業高校の番長。
門倉努。
見ましたよね?
34歳の板橋駿谷さんが演じた高校生の門倉。これからどういう展開になるのかわかりませんが、今日の門倉くんの演技に注目してみました。とても素敵な演技でした。
なつぞらの門倉努とは
なつぞらの主人公、なつ(広瀬すず)が通う十勝農業高校。門倉努はその高校の3年生です。なつも3年生ですから、同じ学年。
門倉努は十勝農業高校の番長です。同学年のなつの友達の雪次郎や良子も怯えているほどの怖い高校生です。そんな役を演じたのが板橋駿谷さんでした。
なつぞらのナレーションでは「バンカラな校風を語る勝農において番長と呼ばれている3年生」という紹介でした。
「バンカラ」とは、西洋風な身なりを意味する「ハイカラ」をもじった言葉で、学生服・マント・学帽(破帽)・高下駄・長髪などを特徴のスタイルだったようです。
板橋駿谷さんとは
門倉努を演じた板橋駿谷さん。
公式プロフィールによると、1984年生まれで現在34歳。福島県出身の俳優です。身長が178センチと長身ですね。たしかに雪次郎の近くにいた時も大きく見えましたよね。
身長よりも大きく見えた気がしましたが、特技には「ラップ、筋トレ、空手、ラグビー、バイク運転、乗馬 、殺陣」とありますから、鍛えられた体が魅力の俳優さんです。
中型二輪免許も持っているようですから、バンカラの粗っぽいイメージもあります。雰囲気的には、豊原功補さんのような感じもします。
つまり、今回の番長の門倉役にはピッタリだったと言えますね。
では、板橋駿谷さんが初登場した第19話の門倉が出たシーンを振り返ります。
板橋駿谷さんの主演シーンに注目
十勝農業高校の番長、門倉努がなつ、雪次郎、良子の3人を呼び出します。
(一年生)門倉さんがお呼びです
(雪次郎)門倉?門倉ってあの?
(なつ)え、どの?
(ナレーション)それはバンカラな校風を語る勝農において番長と呼ばれている3年生でした
(門倉)お前らはもう行っていい
(一年生)失礼します
これが板橋駿谷さんの登場シーン。最初のセリフは「お前らはもう行っていい」でした。なつを呼びに行かせた一年生を帰らせる。その時、門倉は木刀を削っていました。一年生が走って遠くへ去っていくあたり、番長の怖さが出ています。
(良子)あなたは農業科の門倉努さんよね?
(雪次郎)あの~何でしょうか?
(門倉)演劇部に入ったそうじゃねえか
(雪次郎)あっ、はい!
(門倉)おめえに聞いてんじゃねえ!
(良子)あっ、私はまだ…
(門倉)お前にも聞いてねえ、もう一人は?どうなんだよ
(なつ)それがあんたに関係あるんですか?
(雪次郎)おい
(良子)なっちゃん
雪次郎と良子ではなく、なつに話しかけている門倉。ですが、雪次郎や良子が答えます。それに対して、おめえじゃねえ。留年しているとは言え、同級生とは思えない会話です。そして、なつが食って掛かりました。門倉は怒ります。
(門倉)女を入れていいと思ってんのか?
(なつ)はい?ダメなの?
(門倉)おめえに聞いてんだ演劇部!
(雪次郎)ああ、あの僕じゃなくて倉田先生が
(門倉)いいのかって聞いてんだよ!
(なつ)ダメなのかって聞いてんのさ!
(門倉)あ?
(なつ)女が演劇をやってはダメなんですか?
(門倉)農業高校がナメられんだろうが
(なつ)誰にナメられるんですか?
(門倉)そりゃ世間様にだ!
(なつ)世間様ってあんたは何様ですか?
(雪次郎)なっちゃん!
(良子)この人は熊とサケを取り合って勝ったって伝説がある人だよ
門倉は熊に勝ったことのある強い人だというエピソードが出ました。そこまで有名そうなのに、友達の良子が知っていたのに、なつは知らなかったんですね。
門倉が雪次郎や良子を見る時とは、明らかになつを見る時は違うんですよね。目を見れないというか、すぐに目をそらすような感じで、お茶目さが存分に出ていました。
(なつ)だからって敬語使う必要ないしょ、同級生なんだから
(門倉)おめえらこの学校何しに入った?演劇なんて人前で抱き合ったりすんだろ!
(なつ)やらしい…そんなこと想像してんだ、う~わ
(門倉)あっおめえらFFJの精神はあんのか!?
(なつ)あるわよ!
(門倉)FFJの意味を言ってみれ!
(なつ)日本学校のランフューチャー・ファーマースオブ・ジャパン!我々は日本学校農業クラブの一員です!
(門倉)斉唱!そ~れ!
やらしいと言われて間が悪くなり、突然FFJの精神を言えといいます。こういうのが本当のバンカラのようです。格好だけではなく、精神的なものらしいですね。そして、いきなり斉唱に入りました。3人が歌います。腕を振りながら。
(3人)
みのる稲穂に富士と鳩
愛と平和を表した
旗はみどりの風に鳴る
土にとりくむ若人の
意気と熱とがもりあげた
エフ エフ ジェイ
エフ エフ ジェイ
我らの誇り
(ナレーション)ちなみにこれは校歌ではありません。全国の農業高校生が全員所属する農業クラブの歌です
歌い終える頃には、門倉も腕を振っていました。
(門倉)あ~い!
(雪次郎)あ~い!
(良子)あ~い!
(なつ)あ~い!
(門倉)よし!
門倉があ〜い!と気合よく言い、雪次郎があ〜い!良子があ〜い!なつもあ〜い!これに門倉がよし!と言いました。わだかまりが溶けた感じです。そしてどうなったと思いますか?
(なつ)先生、私のほかにも手伝いたいという人を連れてきました
(倉田先生)えっ?
(なつ)どうぞ
(倉田先生)居村良子と門倉努か
(雪次郎)大道具でも何でもやってくれるそうです
(なつ)門倉君はこう見えて真面目な生徒です
(倉田先生)知ってるよ、そうか門倉よろしく頼む
(門倉)押忍!
なんと門倉は演劇部に入部することになりました。ここで、なつに真面目な生徒と紹介される時の門倉。一瞬しか映りませんでしたが、照れくさそうな、まさにお茶目な表情を見せます。そして、倉田先生の「知ってるよ」です。門倉はいい人だったんですね。
演劇部のほかの部員も門倉が入ってきたときには、すごく怖そうにしていたので、これからかなり頼りになる存在になるんじゃないかと思いました。
板橋駿谷さん、34歳で高校生役は?
NHKのサイトによると、田中監督は以前から板橋さんの芝居に注目していて、脚本を読んだ時からイメージがあったようです。昭和の番長といった雰囲気が板橋さんにはあったとのこと。
問題は年齢だったようです。板橋駿谷さんは34歳なんですよね。高校生ですから結構年齢的には行き過ぎなところも。ただ、番長は1年留年しているという設定のようなので、アリという判断になったようです。
板橋駿谷さんは、門倉について「おちゃめな番長」といったイメージがあり、そんなお茶目さを出そうと演技したそうです。たしかになつの顔を見てすぐ目をそらすあたりはお茶目でした。
板橋駿谷さんの反応
これからも板橋駿谷さんのお茶目な門倉番長を楽しみにしたいと思います。
皆さんも要チェックです!
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